- 2014.01.27 Monday
- 日記 > 日々雑談
サイレン(以下S)「ミステリマガジンのアメコミガイド、俺も読んだよ。タイバニをテーマとしているだけあって、ちゃんとそれに合わせたピックアップになってたな」
ふじい(以下F)「そう感じて貰えたのなら何よりだ。以前コミティアで個人的に出したアメコミガイドとも、選んだ作品が違うしな。当然ここには、公的と私的と言った立場の違いや海法先生との相談という大事な要素もあるけど、タイバニファンに薦めるアメコミである以上、タイバニからするりと入れるようなラインナップを選ぶ必要性はまず外せず。なんとか上手くいくよう、必死でお手伝いさせていただいたよ。うん」
S「コミティアの時は、とにかく入りやすいように、同時開催の海外マンガフェスタで薄ぼんやりとでも海外漫画の存在を感じた人向けだっけか」
F「ある程度状況に即してテーマを絞って選んだ方が、基本効果的、相手に届きやすいからね。好きなモノをバーっと流すのは、どちらかというとココ、個人的の代表格であるホームページ向きと言いますか。もちろんそれはそれでいいんだけど」
S「好きな物を紹介したい!という気持ちは、レビューの原動力の一つだろ。その気持ちは大事よ」
F「ああ。そしてテーマを絞ることで、視点や掘り方を変えることで、作品の新たな魅力に気づくこともあるのもまた事実。ある意味、ちょっとした鍛錬かもしれん。レビューの」
S「相手の好みを考えて、複数のアイテムから最適をピックアップする。ソムリエみたいなもんだね」
F「どんな人が読むか、誰が求めているのか。そういう事を考えるのも、大事よ。例えば、木曜洋画劇場ファンに薦めるアメコミガイドなら、ボンクラ層ヒャッハーなマーベルゾンビーズやヒットマンをまず堂々と掲げるし、眼鏡好きに薦めるアメコミガイドなら、シンクロしても眼鏡っ娘!が出ているパシフィック・リム:イヤーゼロを薦めるし、ツインテール好きにならハーレイがツインテールなハーレイ&アイビー持ってくるよ!」
S「待って! どんどん、私的になってる! 狙いがスナイピングみたいになってる!」
F「まあ、こういう狙いを念頭に置いたとしても大概の状況で鉄板!って作品もあるけどな……しかし、今月のミステリマガジンには高橋葉介先生の新連載も掲載。いやー、俺、学校怪談を始めて目にしてからからずっと、高橋葉介先生のファンでな。当時チャンピオンを読んでいた俺に“お前将来、高橋先生が新連載する雑誌に自分の名前も載るぞ。あと、ドカベンプロ野球編は、色々あった後にスーパー水島新司大戦が始まって、超面白くなるから”って言ったら、きっと驚くね」
S「俺だって新田小次郎や若返った藤村甲子園と山田が戦っていると聞けば驚きますよ!?」
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