- 2014.01.21 Tuesday
- 日記 > 日々雑談
アメコミは沼……一度ハマったら、中々這い上がれない深い沼……。個人的には、少し違うかなと。いや、アメコミが沼でないのではなく、“アメコミは”沼という部分が。一度ハマったら、底が無く、中々抜け出しにくくなる。この素養は、アメコミだけでなくどのジャンルも持っている物だと思うのですよ。
今流行っている艦これだって、軍事ネタやイラスト方面に行ったらどこまでも潜れますし、模型業界もここがチャンス!とばかりに、新規層を狙う気まんまん。流行っている分、その動きは分かりやすく。もちろん他のジャンルだって、この構図は存在してます。枝分かれする分野、底が見えぬ追求、他ジャンルとの関連性、この構図は、以前確か広がる大海と大小無数の島に例えた記憶があります。と言うか、同じ国で同じ世間により構成されている以上、意識や構成の違いが多少あったとしても、大きな形は変わらんと思うのです。なので個人的には、“ジャンルは”沼かなと。
沼によって、浅い所で遊べるような環境があったり、底の方にいる住人が暴れていたりもありますが、それは別の話。誰だって、遊びやすければ残るかちょびちょび顔を出すし、美味しいトコは独占された挙句に石でも投げられりゃあ二度と来ませんよ。良くも悪くも世間の一部なので、良い話、悪い話、どの沼もごっちゃになっている物です。凄くえぐい目にあっても残る人は居ますし、なんとなく消える人もいる。人である以上、いくら沼が抜けにくかろうと知恵やその気でさっさと抜けてしまうのも、また現実。難しいなあ、こういうのは……。
話をアメコミに戻しますと、ジャンル自体は他と比べても上向きなんじゃないかと。少なくとも、年に数度映画があって、月に関連書籍が定期的に出て、近い将来地上波アニメやグッズ展開もある。常々言っているように、いい流れは来ていると思うんですがね。もちろん、まだまだジャンルを追求していく余地はあるし、やるべきこともありますが、努力が結果として出そうな、上向き加減。
ううむ。この辺、流行っていた90年代と比べてどうなんだろ? 発売前の重版みたいに、90年代でも出来なかったことも実現されているみたいだし。販売形態の違いもあるので、これを持って優れている、比肩していると判断できないのもあり。あの頃、せいぜいテレ東のアニメを見るのがやっとの、本能で生きているようなガキだった俺では、ちと比較は難しい。
沼にずっと浸かった人間にしか分からぬ、せめてその体験を聞かせてもらわないと分からぬ現状。こういう問題に直面すると、キャリアの浅さや、ずっと浸ることの価値を実感するなあ……。
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