- 2006.09.16 Saturday
- 日記
幾度か日記にも書いていますが、俺はプロレス大好きです。
でもアレなんですよ、基本的に日記でプロレスネタは扱わないことにしているんです。このページ見ている人間でプロレスに興味がある人間少ないと思うんで。夏コミ当日の早朝に街でドラゴンゲートの選手達を見かけ、あまりに緊張してサインも頼めなかったという俺のウブっぷりを書いても伝わらないと思うんですよ。
プロレスは村社会と評されるほどに情報がファン以外に伝わりにくいのでドラゴンゲートがまず何かから説明しなければいけないという難しさ。まあ一言で言えば業績人気共に好調なプロレス団体です。余計な豆知識ですがマッチョマンが中枢を支配する萌えアニメのいぬかみの二話にドラゴンゲートの選手達が出ているのですよ。
前置き長くなりましたが、基本的にプロレスネタは扱わない、1から説明するようなので。でも今回はその禁を破らせていただきます。タッグ組む二人が有名人なので何とかなるはず……某団体のタッグリーグ戦でそのチームは結成となりました。
曙&長州力
確かに二人とも有名人なんだけどさ……
ウルトラマン並みの稼働時間の人間同士組ませてどうするんだ
長州力……相手に何もさせないハイスパートレスリングの元祖。ラリアットとサソリ固めの知名度を全国区にまで押し上げた人、黄金時代の立役者。
だが一度引退してから復帰後は10分以上動けない。基本的にタッグ専門、コーナーでデンと控えて動かない。
新日本プロレスを脱退して作った団体WJは歴史に名を残すダメ団体となる。ショッパイ試合に無駄に高いチケットといいところを探すのが難しい。だいたい看板選手のサイン会に2・3人しか来ないってどういうことよ? もうグタグタ。
ちなみにハイスパートレスリングの弱点として自分より大きい相手には普通にボコられる事。ハルク=ホーガンは自伝で長州のことをアイツどうしょうもなく弱えーよと書いている。そもそも相手に何もさせないって時点でお互いを演出しあうプロレス的にどうなんでしょうといった感じ。
現在はWJがつぶれたので、古巣新日本に戻り現場監督を務める日々。ボケ老人と化した猪木やそのクグツの社長相手に日々がんばっている。ボケ老人と社長がアレ過ぎるため、最近、相対的にいい人に見える。
曙……僕らの大横綱。俺が小学生のころ、今はもうメタメタな若貴兄弟と共に相撲黄金期を作った。
そんな強い曙さんがK−1に打って出るといった当初、俺と同世代の人間は曙さんの強さを幻視した。これで相撲最強論が証明される! と息巻いたものだ。そんな僕らの夢が砕けたのはご承知の通り。
そもそも膝が半壊している人間が他ジャンルに挑戦って時点で無謀だったのだ。その後もコロコロ総合やらK−1で負け続ける。タレントのボビー戦では比喩でも何でもなしにコロコロ転がって負けた。
その後、プロレスに活路を見出そうとするがそれは一応正解だったようだ。基本的に攻撃を受けてくれるので曙さんのダイナミックさも引き立つ。
韓国かどっかでやったときに捏造タイトルをつけたトーシロにスタミナ負けした人がスタミナ面重視のプロレスに順応できるのかという話もあったのだが曙さんはタッグ要員としてしばらく頑張り続ける。タッグなら相方の技量やスタミナで補えるしね。
ところが、曙さんはタッグ要員だという事を忘れたバカな団体があったわけで。ビッグマッチのメインカードに曙さんのシングル(タイトルマッチ)という暴挙をかます。当然、スタミナが持つはずもなく、5分で失速。つなぎ技として出されたDDTでフォール負けを喫する。相手レスラーの俺、こんなんで勝っていいの?といった感じの顔が印象的だった。ちなみにこの興行は大会場での最低観客動員記録と噂されている。
K−1からは見放されたも同然の現在、たまにプロレスにちくっと出る。ボノ・タイガーやグレート・ボノとして。こりゃあもうだめかも知れんね。
そんなガクガクな二人がタッグ結成。オラ、ワクワクしてきたぞ!(すごく青ざめた顔で)
実況には是非に現状で、10分ならいけます!と試合中に言ってほしい。10分いけるかどうかは知らんが。
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