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日々雑談〜1514〜

ふじい(以下F)「ジャンルって、島だよなー」

サイレン(以下S)「まだやるのかよ、このネタ」

F「流石に今日で終わりよ。今まで、多くの人を連れてくる潮の流れ、更に興味を持った人を招く海路と、来た人を惹きつけるための港の話をしたわけだが」

S「うむ」

F「この海という形で、どのジャンルも他ジャンルや世間一般とつながっているという視点は大事だと思う」

S「確かにな、それはある」

F「例えば、Aという島内では“いじっても良い”という認識の人物が居たとする。ジャンルの酸いも甘いも噛み分けた集落内ではそれが笑いになったとしても、そんなこと知らんがなって人が多い港でそれをしていたら……」

S「みんな島から出て行くね、回れ右して」

F「別に気心知れた連中の飲み会とかならともかくね、例えばTwitterのような公の場で世間にはギリな内輪ネタをされても困りますよ。他の例を挙げるとしたら、自分のいる島の良さをアピールする一方Bという他ジャンルを無神経に扱っていたら、まずBの島の人はいい顔しないだろうし、そのBへの扱いを知った第三者はふーんとなるだろうしね。どんな情熱的なアピールに対しても、ふーんで終了」

S「内輪ネタの危うさに気づかずに公の場に振りまくって言うのは、冷蔵庫に入っていた連中と本質的には変わらんね」

F「だからこそ、どんな所でも、余程のプライベートスペースでない限り、海の向こうや港から誰かが見ているという意識は大事よ? 島のにぎわいを見せることで色々な人が寄ってくるってのはあるけど、隣のクラスのBがう◯こ漏らしたんだぜーレベルの内輪ネタで盛り上がってても、誰も来ないって。誰が見ても、ジャンルを知らない人が見ても朗らかに笑える楽しさでないと」

S「ジャンルは島であるということは、他の島や海から常に誰かしらが見ている。そういうことだったんだな」

F「この辺り、島の運営に携わっているレベルの、第一人者の人はおしなべて上手いぜ? 専門的な知識を備えつつも言葉を選び、本当に他人に全く伝わらないような内輪ネタには走らないというか。専門的な深めるための話と分かりやすい伝えるための話、硬軟自在は、理想です」

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