- 2013.10.09 Wednesday
- 日記 > 日々雑談
バットマン:ハッシュ 完全版を読んでみる。初めて読んだ昔は衝撃的だったけど“正体不明の黒幕に操られた、見慣れた敵の猛襲。捜査と戦闘を重ね、バットマンはやがて真実にたどり着く”という流れは、ロングハロウィーンや姿なき恐怖や梟三部作でも見たので、そこまで衝撃的ではなく。ある種、探偵ヒーローのテンプレですかね。最も、このテンプレ自体が好きなので飽きたなんてのはなく、むしろ今上げた作品は今でも好きな作品です。敵やトラブルを重ねて、飽きさせないジェットコースター的構成がいいよね。
終わらないヘッドプールの物語
頭だけで漂流した後、デッドプールと出会い大冒険。せっかくゾンビデッドプールとしての身体を手に入れたものの、物語の最後、身体を失い再び漂流生活へ。堂々巡りの時の輪に入り込んだかのような、ヘッドプール。でも実は、全くそういう輪には入っておらず、後日談となるデッドプール・コァ:プレリュードにてヘッドプールはサベッジランドに辿り着く前に海で海賊に拾われることとなる。
この海賊は、付属の小冊子で触れられてないデッドプール本誌の一件。海賊王デッドプール事件に深く関わっている。
(時期的には2010年にあった偽ホークアイ=ブルズアイ戦とサンフランシスコでのX−MEN加入事件の間)
彼らは、海に出てお宝いっぱい大勝利!と考えた海賊王デッドプール(+オウムのボブ)にノリで壊滅させられた海賊の残党であり、ヘッドプールを悪魔の頭と忌み嫌っていた。つまり、この海賊とヘッドプールの出会いは、デッドプール本誌とマーク・ウィズ・ア・マウスから始まった世界観を繋げる数少ない箇所と言えよう。
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