- 2013.04.15 Monday
- 日記 > 日々雑談
公開発表時「んー……まあ、観に行く……どうだろう」
上映一ヶ月前「お前が行くなら、行ってもいいかな」
上映数日前「俺観に行くけど、お前どうする?」
こうやって並べてみると、管理者の心が徐々にクロスアウト!してるのが分かるわ。というわけで「HK 変態仮面」を観て来ました。
近年どころか、生命誕生から人類の文明が潰えるまで範囲を広げても、おそらくお目にかかれないような映像てんこ盛りでした。むしろ、他にあったら困る。人類の文明が崩壊して数千年後、進化した猿が見つけたりしたら困る。
主演の鈴木亮平さんの肉体美の凄さは公式サイトや予告映像通りなのですが、映画全編見ると、肉体美並に声が素晴らしいのに気づくんですよ。低いバリトンボイスが、実にたまらない声。あんな深みのある声で「それは、私のおいなりさんだ」なんて囁かれたら、たいていの女性どころか男性すらコロっとまいるのではと。うん。それはないな。ともかく、朗読劇にも参加されてるだけあって、実に力強い美声です。観た後だともう、鈴木さん以外の変態仮面は考えられないわ。
原作が主人公無敵の一話完結型だったので、映画にするに辺り「確固たる敵の登場」や「ストーリーの長期化」と言った修正を加えています。他にもいくつか、原作との差異はありますが、そこいらへんは仕方がないことかなと。むしろその補強部分が、同じ福田雄一監督の勇者ヨシヒコシリーズのテイストなので、問題作二つが混ざり合った結果、とんでもないことに。水と油ではなく、水とお湯ぐらいの違いしか無いので、上手く混ざってますけどね! ホント、どうすんだよコレ。衣装協力の企業や、撮影協力の自治体、騙されてんじゃねえか。
あとなにげに、某蜘蛛男の映画からのオマージュシーンも多いので、マーベル映画のパロディとして観ても面白いかも。最もその視点だと、OPの時点でずっこけると思いますけど。クールジャパンとして輸出狙ってるって言ってたけど、有りか無しかで言ったら……有りだな!
鑑賞から一日「また、観に行ってもいいんじゃないかな……」
映画のリピート癖がない、管理者ですらまた行きたいと言い出す映画、それが変態仮面! 管理者曰く、今年一番のオススメ映画です。俺にとっても当然おすすめ映画ですけど、正直、死ぬほど客席で笑って、細かなセリフまで覚えている管理者には勝てねえわ。いいよ、変態好きの称号は、お前に譲るよ。
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