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日々雑談〜1323〜

 今週のキン肉マンは、少年漫画の教科書に使っても問題なし。情報量も展開の組立もヒキも、完璧。ス、スプリングマン死んじゃ嫌だ―!


「先日、同僚にスパイダーマン:ブランニューデイ2を貸してさ」

「ほうほう」

「そうしたら聞かれたんだよ。“表紙に、スパイダーマンと一緒にいるマスクマンは誰だ?”って」

「……そりゃ、ウルヴァリンだろ」

「ああ。当然答えるわけだ。そうしたら“え!? ウルヴァリンってマスク被るの!?”こう驚かれたワケだ」

「なるほど。映画のイメージか」


 今日のこの管理者とのやり取りで気付いたのは、映画の強さ。TVの凋落と言われる時代でも、未だ地上波の力は健在。レンタルも劇場もまだまだ行ける。テレ東でやってたアニメやマブカプを知らない人間にとっては、ウルヴァリン=ノーマスクのヒュー・ジャックマンと言っても過言ではない。黄色いコスチュームを知らなくても、ウルヴァリンは知ることが出来る。冷静に考えれば分かることなものの、眼から鱗がポロリと。
 そして改めて考えたのは、紹介のあり方。例えば一つジャンルが有るとして、そこにどっぷり浸かっているのか、まだ奥の方に行ったばっかなのか、入り口付近なのか、入り口で入ろうかどうしようか悩んでいるのか、入り口を外から観察している状況なのか。ある程度相手の位置を見定めてから行動しないと、空振りになってしまう。この見定めを、どうもおろそかにしてしまいそうで怖い。これって照準つけずに、いきなり拳銃撃つようなもんだからなあ……。当たるのは偶然、外して当たり前。
 忘れやすいけど、忘れてはいけない視点。気に留めておかなければ。

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