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日々雑談〜929〜

 うっかり海外版が日本語字幕付きで動いてしまった、バットマン:アーカムシティなんですが……。とりあえず、何を書いてもネタバレになるので、発売日寸前までは無かった事に! このサイトでも触れないし、Twitterでも呟かないよ!?
 日本版の発売日前日あたりに、前作からの変更点やプレイ感覚。発売日以降にちょっとしたコツや知っておくと楽なことや感想を書くって感じですかねー。感想っつても「やべえ、超楽しい!」以外、殆どなんもないけどな!
 要はしばらく、死んだ子の年ならぬ、まだ生まれてない子の扱いということで。


 トニー・スタークは陽気に悩んでいた。いくら深刻でも、それは内に秘めるもので、外に出すものではない。だからこうして彼は、陽気さを取り繕えるのだ。
「参ったね。私ならともかく、スティーブと連絡が付かなくなるだなんて。彼の律儀さは、イギリス人のそれを越えると言われているのに」
 イギリスという独自の味覚を持つ国において、世界に認められている少ない品の一つである紅茶。トニーは紅茶を飲み干し、ティーカップをテーブルに置く。トニーは今、イギリスの首都ロンドンにいた。
「私は待てる。しかし、北欧に向かったソーやエジプトのホークアイが、堪えられるかどうかまでは責任が持てない。そして、これ以上、MI:13を抑えられるかどうかの自信もない。ないない尽くし、全く嫌になる」
 イギリス国家に属するヒーロー全てが集う機関、MI:13。彼らは既に激怒していた。今すぐにでも、大英博物館に殴りこみ、時計塔の魔術師を撫で斬りにしかねない勢いだ。激怒の理由は唯一つ、イギリスのヒーローの原初にして、彼らが崇拝すべき存在。アーサー王に関しての特記情報を、魔術教会は隠匿し続けてきた。情報の秘匿だけならまだしも、アーサー王という付属事項が、彼らの心情をかき乱していた。
 トニーは鋼鉄のスーツをチェックし、マスクを装着する。彼こそが鉄の男、アイアンマン。鉄の男は人の心のまま、現状を再度確認する。このまま、あと一両日待ってもスティーブ、キャプテン・アメリカから連絡がなかった場合、もしくはキャップが正しい心を持って魔術師の危険性を訴えた場合。この場合、魔術協会への強制立ち入り検査が開始される。そしてそれはおそらく、新たなる大戦の幕開けとなるだろう。
 アイアンマンは、遠く日本で一人真実を見極めようとする、友の良き判断を期待していた。

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