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今日のアニメ

種死の最終回録画して相変わらずグタグタだなあと笑っていたらクレヨンしんちゃん劇場版あっぱれ戦国大合戦見逃したorz


もうどうしょうもないアニメ見て笑っている場合じゃなかった……戦国大合戦は初めてみた時に素で泣いたんですよ、俺。未見の方とかはガキ向けのアニメで泣いてんじゃねえよとか思うかもしれませんが文句はご覧になってから聞きましょう。前作のオトナ帝国の逆襲と戦国大合戦は大人でも十分に見れる作品ですよ。


んで、今日めでたく最終回を迎えたどうしょうもない種死なんですけれども、本当にどうしょうも無いです。悪夢と呼ばれる続編の噂がむくむくと鎌首をたてるくらいに消化不良な。


後半で真面目に種を論じてみました。一人称まで俺から私に変わるくらいに。ぶっちゃけヒキかねないほど真面目なのでスルーも推奨。

結局最後まで主人公であるシンが自分で選択し物語を作ることはできなかった。彼はいろいろな意味で被害者だったのだろう。自分の出身国であるオーブ攻略戦やステラの死など成長のきっかけとなるは種は多々あったのだが、それらは全て発芽せずに終わった。


キラは結局何がしたいのだろう。世捨て人を気取るなら、もはや世間で何が起ころうとも感知しないべきだ。自分が動かないことで起こる悲劇を直視できないというのならば世を捨てる資格はない。その最強と作中で設定された力を発揮して独裁者にでもなればいい。どうせ余所の人間が自分が正しいと思うことをしてもそれを論破もせずに、いや、自分の意見の主張もせずに力を振るうのならば最初から頂点に立って自分の思うように堂々と動いてもらったほうがどれだけマシか。政治主張もせずに各地で自分の思うように暴れまわる最強の存在、それは世間ではテロリストの一言で片付けられる。政治主張もないあたりは以下かもしれない。定められた未来がいやだと言っていたが、彼らの存在こそが未来の幅を狭めている存在のように私には見えた。


そして悩める青年が悩んだままで脇におわれ、無自覚な混乱の元がスポットライトの中心に立った作品の結末は不明瞭かつ乱雑なものとなった。この世界のその後には興味がない。はっきりいうのならば続編に興味がない。どうせ主人公の存在を際立たせるために適当に悪玉やそれに憤慨する善玉が新たに生まれるが、それは電波な完璧キャラであるキラという存在を光らせるためのお膳立てにしか過ぎない。一部の製作者の自慰的行為を公共の電波で流されても視聴者は困る。彼らが前作への行き過ぎた愛着を捨てない限り、この作品が万人に名作と呼ばれる日は来ないだろう。

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