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夏の祭典合わせかなー

「私が彼女に言ってほしい単語は一つだけだ。地球をあなたにあげますと」
「意味が無い。そのような言葉遊びには」
「ほう。意味の無い遊びしかできない女に付き合うとは、情報統合思念体とは随分ヒマな存在だな」
「……悪質宇宙人」
「無機質宇宙人に言われるとは存外だ」


「アレも未来人なんですか」
「ええ。確かにアレは人類が将来なりかねない可能性の一つです」
「ちなみにどれくらい先の未来なんですか?」
「キョン君、心配しないで。もうこの世界の人類が彼のような姿になる事はありえないの。現在と、2020年という時は近すぎる……」


「機関の方でも風変わりすぎて対策が練れて居ないのが現状です。まさか閉鎖空間で神人以外のモノが暴れているだなんて」
フォッフォッフォッフォッフォ……


「彼女の心のさざなみを立てるのは実に簡単だった。ただ君に化けて冷淡にする、それだけで世界がここまで揺らぐのだからね」


「……情報統合思念体や天蓋領域のような呼び名を適用するならば、彼は絶対正義。人類にとっての救世主足りえる存在」
「三分間だけだけどな」


coming soon……

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