- 2006.01.30 Monday
- 日記
ちくしょう……まさかクイズマジックアカデミーで管理者に負けるだなんて。無駄な知識の多さでは他人より一歩秀でているというのがチャームポイントの俺としてはあまりに屈辱的な出来事。
実際、クイズのスペック的には管理者と俺はほぼ同性能の筈。雑学とアニメに秀でて学問に弱いというコンパチさ。例えるならばリュウとケンばりのコンパチさ。
しかし管理者には俺には無い強さが一つ。ヤツは芸能に強い。
某ビデオ屋でバイトする管理者曰く『これに強くなけりゃ商売できねえよ』
おまえアニメビデオ担当じゃねえか。
反対に俺は芸能はからっきし弱い。実際、決勝戦の選択問題で芸能を選ばれたらかなりのリードを奪われる。反面、俺がスペック的に秀でているのは特撮とプロレス……駄目だ、このジャンルはピックアップされていない。ネオショッカーの怪人を全部言えるとか、ブッチャーとキラートーアカマタの身長はどちらが高いかとか知っていても意味が無い。
クッ、ここで明らかになるリュウとケンの明快なスペック差。マーブルヒーローズ対ストリートファイターばりの性能差が今ここに。ちくしょう、真空波動ビーム撃てるからって自慢しやがって。俺の神竜拳あたらねえんだよ!!。
まさか高校生クイズ一回戦負けの男にここまでの差をつけられるとは思ってもいませんでした。
ちくしょう。なんでサンクリで金が無いと泣きつく馬鹿に負けるんだ。俺だってそんなに余裕ねえよ、お前に1000円貸したら残金500円だよ!! あん? お前は300円? ならしょうがないな。
しかもアイマスも絶不調。こりゃあ今日は駄目かもしれんね。
そんな中で携帯にメールが、なになに……
「なんのメールだ?」
「いや、なんかディズニーシーに一緒に行かない? だってさ」
「ふうむ。俺もDVDBOX買ってくれって言われているんだよ」
「お互い金も無いのになあ」
「全くだ。はははー」
ここでネタバレしますが俺はリアルな女友達からのメールです。その証拠はディズニーシーという固有名詞。アイマスのメールならば具体的な地名を出さずに『遊園地』としか書かれない筈です。女友達云々は卒業間際はみんな優しいって事で。
で。それを管理者はアイマスからのメールだと思い込んでいます。DVDBOXは彼がさっきのアイマスで伊織様にねだられたモノです。
……とりあえずこのネタバレを管理者に懇切丁寧に説明してあげた瞬間、彼の顔は絶望に彩られました。死ねとか面と向かって言われたの久しぶりだ。
その後、喫茶店に向かい茶ぁしばいたんですが。
「ちくしょう自慢しやがって」
「してねえよ。あ、お土産は買ってくるから安心しろ」
「ふざけんなテメー。俺の家族は裸族なんだぞ!!」
「はいはい」
なぜか酔っ払いが一人できあがりました。さっきまでクイズ&アイマス絶好調だった男を絶不調だった男がなぐさめるってワケわかんねーよ。てえか裸族って。
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