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アーカイブ: 2014/05

日々雑談〜1651〜

 HPのボタンの見直しや、長めのネタをやるためのツイッターアカウントの新規開設と、色々考えております。
 ……まあ、こういう裏方的な作業をしているとここに書けることがあまりないのですが。
 他に色々やることもあり、『X-MEN:フューチャー&パスト』も、今週末に見れるかどうか。しかしCMとかで使われている「アベンジャーズを超える最大のオールスター集結」の文言、制作会社が違うけど同じ出版社初だから許されるよね!という微妙なさじ加減のギリギリ具合ですね。プロレス的考察が、いくらでも出来そうな。こんなシビルウォー、こんなAvsX微妙に嫌だなあ……。


ランス9人気投票結果発表〜!
 集計早! そしてわりと予想外してる!? 言い訳させてもらうなら、大筋は間違っていなかったものの、決定的な勘違いが数カ所あった結果、全体的にあれ?そんなに当たってないんじゃない?な予想に。いやー三人寄れば文殊の知恵だけど、ボンクラ二人じゃ足りなかったわ。
 ところで何故に悪徳政治家は、投票終了後に株をバク上げしてるんですか、アレ。

日々雑談〜1650〜

 昨日扱った、ヒーロー同士の内乱シビルウォーのきっかけこと超人登録法。超人登録法の必要性はタイイン誌、危うさが浮き出てくるのはシビルウォー以後の展開と、この法律の真価を知るのはわりとめんどくさく。
 まあその面倒も、こういう形で纏めれば、100%でなくともそれなりには補えるよね!ということで。次にその情報を追おうとする人の手助けや苦労の軽減にもなれば。自らが感じた苦労や手間を、そのまま後続に受け継がせたくはないです。そういうのは、体育会系のシゴキで十分よ。


 信長の野望 創造、龍造寺プレイで天下統一完了。二条御所制圧+本城30確保で出せる惣無事令(終戦命令=クリア)、ちょうどゲームがだれ始めた辺りで使えるのがナイス。
 しかし今回の信長、今までのシリーズ随一で「畿内に近い奴が勝ち組」なゲームじゃなかろうか。城の密集度合いはかなりの物だし、そもそも惣無事令に必要な二条御所は京都。惣無事令のクリアもそうだけど、城の数=国力でもあるので、他の武将に比べ、迅速に国力増大できるのも大きい。九州のだだっ広さとぽつりぽつりの城なんて、見るだけで泣けるからね! 九州だけじゃなくて、中国地方とか東北もこんな感じです。
 佐賀辺りから始まる龍造寺プレイ。激戦区である九州を抑えてからは、四国を経由して畿内に到達と、ほぼ消化プレイ。中国地方、というか毛利と事を構えていたら、三倍ぐらい時間かかっていたと思います。強いわ土地はだだっ広いわで、デスプレイ開始間違いなし。でも四国経由ルートが取れる時点で、関東や東北よりいいんじゃないですかね、九州。重要拠点である京都までの道に、北条武田上杉がまず存在し、その先には徳川や織田がいるわけで。
 四国にも三好や長宗我部がいますが、三好は畿内勢力との奸計が悪い都合上ジリ貧で追い詰められていくし、長宗我部は何故か他の地方統一系勢力に比べ能力が抑え気味。九州勢や毛利と比べると、一枚落ちる。なので四国ルートは東に比べ、安泰気味。四国勢の評価の低さは信長の野望の伝統だけど、もうちょっと、せめて半枚ぐらいの差に。長宗我部元親は強くなってるけど、配下が全体的になー。
 主に外交によって、勝ち筋を事前に描くことが大事な今回の信長。畿内を取った者が天下を制すると同じく、現実的史実的にも当たり前のことではあるんですが。南やったから、次は北から始めてみようかね。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム〜その9〜

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第9話!
 船上での決戦、そして舞台は日本へ。キングコブラ、ディアブロ、ワールウィンドのようなOPにいない非レギュラー枠のヴィランはお縄に。てーか、キングコブラへの攻めがキツすぎて、死んだんじゃねえかアイツと思ってしまったよ! キングコブラ、ムジョルニアの一撃も全開くらってたし、本当にお疲れ様でした。サーペントソサエティは永遠です。
 超人を管理するための法案、ロキの奸計から逃れた先は日本。カリフォルニア巻きは日本食じゃないよとトークした直後に、ニンジャが門番しているシルバー・サムライ宅が出たのは多分狙ってますよね? そのシルバー・サムライ(CV:西川貴教)とニンジャの日本感、全力でカリフォルニア巻き的ジャパンじゃねえか! そして多分、最初に顔見せしたサイクロップスやビーストに続く、ミュータントの登場。ミュータントのヴィラン、X―MENのヴィランとするなら、シルバー・サムライが初ですね。
 おそらくシルバー・サムライは来週以降大活躍なので、今回は少しだけ原作に没入。今回ロキが成立した法案に似てるよ!?と色々な人がツッコんだ、超人登録法についての解説です。アメリカ版スーパーヒーロー大戦、シビル・ウォーのきっかけともなった法案自体にスポットを当ててみました。トニーさんの、雇ったヴィランに自分を襲わせての自作自演やヴィラン大量雇用やヒーロー投獄とかの行為はスルーしてですね、ハイ。


超人登録法

正義VS正義

 正式な法案名はスーパーヒューマン・レジストレーション・アクト(超人類登録法)。この法案が連邦議会を通過したため、合衆国に在する全ての特殊能力を持った人々は政府に正体も含めた個人情報を登録し、SHIELDや政府の為に働く義務が生ずる。登録すれば国から給与も支給されるため、有り体に言えばヒーローの公務員化である。
 この法案を推し進めるアイアンマン(トニー・スターク)と、法案に反対するキャプテン・アメリカ。二人の巨頭がそれぞれ別の道を選んだ結果、ヒーロー達は登録派と反対派に分裂。争いは激化していき、ヒーロー史上に残る内乱、シビル・ウォーが勃発することになった。双方の陣営に正しさがあった結果戦いは泥沼化してしまい、キャプテン・アメリカの死亡という最大の悲劇を招いてしまった。
 そもそも法案が議会を通過した理由は、若手ヒーローチーム、ニューウォーリアーズとヴィランの戦いの影響で、コネチカット州スタンフォードにおいて600人あまりの人々が犠牲になった事件にある。登録法には若手ヒーローの育成プログラムも組み込まれており、悲劇を回避するための手段が多々盛り込まれている。また、ヒーローが公務員化することで、例えば戦闘中に壊れた物の保障などもやりやすくなる。
 何より、この法案が通っていなかった場合、別に提出されていたもっと強烈に超人を縛る法案(脳改造手術なども含む)が代案として議会を通過していた可能性もあった。
 一方、法案の不備としては、まず正体の登録や公表のようなアンタッチャブルな部分に触れているところがある。反対派の大半は正体非公表のヒーローであり、反対に賛成派の大半が正体を公表していると考えると、この問題の根の深さが分かる。最初登録側に属していたスパイダーマン(ピーター・パーカー)は、自身の正体を記者会見で公表するが、公表後に自分だけでなく家族も民衆やパパラッチやヴィランの悪意に晒された事により、愛する人を護るための秘匿の価値を知った。
 そして登録法最大の不備は、正しい人間、清廉潔白な者により運用されるのが大前提となっている所にある。しばらく後、運用する側だったトニー・スタークは罷免され、代わりにノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)ら悪党が運用側のトップに立ってしまう。トニーはヒーローの正体に関する全てのデーターを破棄し、なんとかオズボーンからヒーローの正体を守り切るものの、最後のデーターの眠る場所、自身の記憶(シビルウォー周り全て)を喪失するハメになってしまった。また新人ヒーローを訓練するためのキャンプ・モハメドにも大量のヴィランが流入。カリキュラムには暗殺のような非人道的な物も組み込まれることとなり、理想は容易く瓦解した。
 つまりこの超人登録法は、結果的に残念な物となったが、必要性も間違いなくあった。正しさが双方に存在した結果がシビルウォーという悲劇である。
 激化していく前に止められなかったのかよ!?というのは正論である。実際に、それをもっと早く行っておけば! ここで分かりあえていれば!というタイミングが何度かあり、折衷案を生み出せる可能性もあった。だが、この戦いは政治的な思想による戦い、革新と保守の戦いでもある。新聞記事でもテレビでも2chでもTwitterでも、政治的話題の危うさはちらほらと見え隠れしている。分かりあえず熱くなりやすい話題、こういうものを正義同士の内乱の主軸においたシビルウォーのメインライター、マーク・ミラーは本当にイイ性格をしている。
 なおこの法案はアメリカ国内の法なので、ディスクウォーズにおける他国への逃亡は超人登録法においても一番正しい回避手段である。よりによってアイアンマンが先導して逃亡したというのが、なんともこう皮肉めいたオチだ。

日々雑談〜1649〜

 信長の野望 創造、本拠地から離れたところの城は委任です!は非常にいいんだけど、あいつら、外交状態が悪化するとこちらの判断待たず攻め込みやがる……。結果出来上がった、長宗我部、一条、三好、鈴木家、本願寺、別所家の龍造寺包囲網。毛利と婚姻関係締結、大友を滅ぼして九州&四国西部占拠、このどっちかをやってなかったらまず詰んでたなあ。あぶねえあぶねえ。


>デスゲーム系乱立の影にあるのは、やりぱり人狼ブームですかねぇ…

>閉鎖空間で死のゲームを強いられるデスゲーム系の漫画ですか・・・そういえば少し前にダンガンロンパという作品がアニメ化しましたね

>デスゲーム系の漫画のブームの発端は、映画「SAW」の閉鎖的サイコサスペンスの遺伝子を受け継いだ「Doubt」の影響が少なからずあるような。その土壌にまどマギという種が撒かれて、「可愛い女の子でもサクッと死んでいく」ことのカタルシスと、それによるある種の「ギャップ萌え」を楽しむ文化が、(以前から存在はしていたでしょうが)完全に定着したのではないかと思ってます。でも遡ろうと思えばどこまでも遡れそうで、底が見えませんね。

 なんでデスゲーム系の漫画が最近増えているんだろう?という疑問に際し、これだけのお答え、ありがとうございます。
 最近のデスゲーム系の盛り上がり方は、ドカン!と何かが来て……と言うより、様々な要素が重なっての今という感じがします。
 まず第一には、デスゲーム系の隆盛。SAWやダンガンロンパのようなその物ズバリな作品、そして人狼という気軽に楽しめるテーブル系デスゲームの周知。そして第二には、まどマギのようなある種のタガが外れた作品のブーム。女子供がさくりと死んでいくインモラルな世界観でも、やりようによっては話題作となるしブームにもなる。この第二の要素が、二の足を踏みがちなメジャーな会社を後押して、結果メジャーが動くことで人気も底上げされ、デスゲームは大小問わず選択肢の一つとしての地位を確立した。
 だいたい、こんな感じですかね。じょじょにじわじわと、ジャンルのイメージ的には、ドカン!より合ってますね、なんとなしに。そういや龍騎やリアル鬼ごっこも、こっち系の話題作だったな。
 このじわじわは日本だけではなく、全世界的にあった物だとは思いますが……シンクロニシティの源がハッキリ分からないと、若干怖いような、気も、若干。

日々雑談〜1648〜

>ミネバに投票しないとか、お2人もまだまだですねぇ

 残念ながら俺にはオアマ博士or悪徳政治家に入れるという使命があるので、ミネバは管理者に譲るとします。まあ、ザ・ガッツを手に交渉すれば有無も言わせぬ!きっと快く承諾してくれるかと。


 信長の野望 創造、龍造寺プレイ。ごく自然に、大友、島津、龍造寺の三国志時代突入。この三国だけ目立つものの、実のところ九州は人材の宝庫なので、小勢力をどれだけ吸収しているかが勝負の要。相良にも肝付にも、並以上に光る武将は多々居るし、阿蘇家の甲斐宗運に至っては、島津義弘や立花宗茂と並び、九州能力値総合ランキングのトップクラスに位置している。
 というか、今回の甲斐宗運は九州で唯一の妨害戦法「詭計百出」を持ちなのでバカ強い。どんだけアレかというと、毛利元就や竹中半兵衛に黒田官兵衛と言った、全国トップクラスの策謀家(たまに忍者)しか持てない戦法だったり。島津四兄弟のうち二人が率いる倍以上の軍勢に完勝できるくらいにアレ。
 島津と組んで大友を倒す絵図を書き、積極的に外交を図るものの、何故か良好な関係をぶっ飛ばして、島津が喧嘩を売ってきて絵図崩壊。投書の予定とは逆に、大友と同盟を結んで、島津と相対することに。
 チートクラスの島津兄弟と言えども、鍋島直茂や龍造寺隆信、そして甲斐宗運ならば互角以上に渡り合えるし、龍造寺四天王の五人ならば島津兄弟以外の武将は抑えられる。九州南部への大遠征で城を一気に10近く落とし、島津滅亡。島津歳久が早めに帰順してくれたのと、最強の龍造寺キラーな島津家久がまだ出てきてないのが大きかった。何度捕まえても帰順しない島津義弘が最大の敵。三回ぐらい、処断しちまおうかと思った。
 しかしながら、義弘も島津滅亡でようやく帰順。そして大友との同盟も、ちょうど消滅一ヶ月前。四国西部にまで進出した大友を叩き、四国を抑えつつ西進して近畿に達するのが、おそらく最もスマートな絵図。毛利をどれだけスルーできるか。外交が今後のすべて。属国にした大内(下関辺りで細々と)に毛利が喧嘩売ってきそうなのが、怖いんだよな……。

日々雑談〜1647〜

 ほほう。最近のカーナビのポータブルタイプは、自転車や徒歩でも使えるのか。もしカーナビを新車に取り付けるとしたら、やはり……ゴリラだな! こう魂に、ビビッと響く名前よね。


 よく考えると、ミラクル・トーもピグやチルディに負けない面白シーン多めなキャラだったな……。やっぱミラクルさんのエロやルートは一つの世界として完結、イカマンデビルやアミトスさんにルート乗っ取られてないのが評価高めの遠因かなあ。コイツはこれでいいやの極地に達している感じで。
 さて、ランス9人気投票。いい加減誰に入れるか決めなければ。


 最近、閉鎖空間で死のゲームを強いられるデスゲーム系の漫画、増えたなあ。漫画雑誌の2〜3冊に1冊ぐらいの割合で、一本そういう系の漫画が入っているような気がする。一時期は、ゾンビ漫画辺りがそんな感じで。
 多数あるといえども、どれもプロが作っている物、それぞれ環境や絶望感やツールで個性を出している感じ。数が多い分淘汰は行われるでしょうが、その結果、抜きん出たものは幾つも生まれ出てくるだろうなと。続発期に出て、ずっと続いているのは、キラリと光るものが必ずある作品ですよ。
 しかしデスゲーム系が始まった呼び水はなんだろう。ブーム開始の数カ月前ぐらいに、映画やドラマや同じ漫画の大ヒットみたいなのが普通あるんだけど。なんかあったっけかなあ……?

ランス9人気投票についてダベってみる

ふじい(以下F)「世の中の流れに乗ることは、大切だ」

サイレン(以下S)「ああ」

F「例え普段だと伝わりにくい情報でも、タイミングが合致すれば思わぬ速度で広まる。そしてまた次の機会に、以前広めた情報を知っている人が更に広め、専門的な知識もやがて使いやすい小ネタや一般的な知識に。農業における作物と一緒で、正しいタイミングで種まきすれば、いい感じで実をつけるからな」

S「短くまとめると?」

F「知識なんて、ぶっ放せる時にぶっ放しゃあいいのよ。そして上手くぶっ放した分は、そのうち自分に帰ってくる」

S「ホント、荒く短く纏めるなあ。では今日は当然、世間のタイミングに沿った話で?」

F「おう! 当然、このネタをやるしかあるまい! ランス9発売から約一ヶ月、ランス9人気投票開催! ヒロイン部門、その他女子部門、無法者男性部門、男子その他部門のそれぞれに一票投じることで各部門の一位を」

S「ちょっと待て!」

F「え? お前、ランスシリーズ好きだろ? お前から鬼畜王を紹介されたのが、俺のランスデビューよ?」

S「大好きよ!? 次の10発売の時は、公式バナーをこのサイトに貼ろうと思うくらいに!」

F「じゃあいいじゃん」

S「タイミングに合わせて、ディズニー主導で映画決定! 予告編公開!なマーベルにおけるジャパニーズヒーローチーム、ビッグヒーロー6(Big Hero 6)の紹介とかじゃないの!?」

F「だってお前、人気投票29日の10:00までよ。タイミングどころか、タイムリミット近しよ?」

S「あ! 本当だ、投票しなきゃ! じゃなくて、よ!?」

F「ビッグヒーロー6もどちらかというとウチが好む非主流派チームだけど、今回映画の注目度が高いおかげで色々な方が手持ちの情報ぶっ放してくれてるからなあ……。なので焦らず、たまにゃあ何時もと毛色が違う好きなことをやろうかなーって」

S「確かにウチはなんでもありだし、元よりエロゲー発なTYPE−MOONサークルだし、ぶっちゃけアメコミとの付き合いよりエロゲーとの付き合いのほうが長いけどさ……」

F「だからたまにはいいんじゃないか。各部門の予想や傾向を、好き勝手語ってみようぜ。今回だけは、全力で趣味に走らせてもらうぞ」



注:以下ランス9やランスシリーズのネタバレです。てーか、知らんと何言ってるかさっぱりだと思います。

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日々雑談〜1646〜

 X-MEN:ファースト・ジェネレーションが地上波でやっていたので、久々に鑑賞。ウルヴァリンやサイクロップスにストームといったメインメンバーが使えない状況で、人気キャラや新進気鋭のキャラを程よく混ぜて食い足りなさのないメンバーを招集。映画X-MENの後付な基点という無茶な仕事を、きっちり上等にやり遂げてみせた、良い映画です。教授の半身不随やマグニートーとの決裂といったお題をこなしつつ、するっと飲み込めるような柔軟な映画に。いやー、いい仕事だ。
 それにしても、アザゼルさんは人気あるな……(TwitterのRT数を見つつ
 設定的には古代デーモン族ながら、初出は2003年と比較的新し目なキャラ。このキャリアのキャラにしては、存在感とんでもないな。


>不人気? なんでや、ラフェスタさんいいクルマやん(震え声)

 ミニバンとしての長所にマツダの色を濃く残す走行性能の両立と、いい車ですけどね、ラフェスタ。というか、ここしばらく新車情報を見ていた感想としては、基本性能が底上げされた結果、現状平均以下の車はないんじゃないかなと。車好きならともかくとして、一般の人が求める水準はどれも達している感じ。快適性を求めてスズキのジムニーを買うみたいな、ちぐはぐなことをせん限りは大丈夫じゃないですかね。
 それはそれとして、オフロードなら日本最強の軽自動車であるジムニーもちょっと欲しかったんですけどね。三人の宇宙刑事に立花藤兵衛、ジムニーはヒーローやそれを支援する者の愛車でもあり。

Deadpool Annual#2紹介+おまけ

 現在の展開にあまりこだわらず、そのキャラの中短編を書く。アメコミにおける特別編とも言えるアニュアル(Annual)誌。そして先日配信されたDeadpool Annual #2が色々と興味深い内容だったのでちと触れてみます。まずは表紙、そしてあらすじをば。


デッドプール アニュアル 2


「一人にしてくれ! 頼むからさ……」

人間不信なスパイディ

 何時も以上につれないどころか人間不信に陥っているスパイダーマンに困惑する、自称アメイジング・フレンズのデッドプール。最近、人助けをする度に、助けた筈の相手に攻撃される。もう誰が本当に助けを求める人で、誰が罠なのかわからない。焦燥し逃げ出したスパイダーマンに追いついたデッドプールが見たのは、無害そうな中年女性の首を締め上げるスパイダーマンだった。流石にそりゃねえよとデッドプールは止めるが、拘束を解かれるや否や中年女性はスパイダーマンに注射を刺す。彼女の正体はスパイダーマンの宿敵の一人カメレオン、変幻自在の変装術により、こうしてスパイダーマンを人間不信へと追い詰めたのだ。
 デッドプールは即座にカメレオンを殺しにかかるが、薬品を注射され意識朦朧なスパイダーマンが何とか止める。こんな陰湿な策略に追い詰められても、スパイダーマンの辞書に殺しは無かったのだ。
 意識を失ったスパイダーマンを前に、責任と親愛に満ち満ちたデッドプールは考える。
「二人はアメイジングフレンズ! 考えろ、ウィルソン、考えろ……そうだ!」
 おもむろにスパイダーマンのタイツとマスクを脱がしたデッドプールは、スパイダーマンと自分のマスクとタイツを着せ替えてしまった。

デッドプール「見てないよ! 顔は見てないよ!」
 
 スパイダーマンになりすました自分が囮になって、殺せないスパイダーマンの代わりにカメレオンを殺す。完璧すぎる作戦を胸に、新たなスパイダーマンはNYの街中に跳び出す!

スパイダーマン(偽「スパイディ、意外と人気ないな」

 きらりと光る怒りの目、駆けろ! スパイダーマン(偽)


 というわけで、今回のアニュアルは、デッドプール&スパイダーマンに焦点を合わせまくった短編です。ついこの間までスパイダーマン(ピーター・パーカー)はちょっとした転校生状態で精神がドクター・オクトパスと入れ替わっていたので、まっとうなスパイダーマンとのコンビは久々ですね。なお、中身がオクトパスなスパイダーマン&デッドプールも、数カ月前にありました。
 そんなこんなで、スパイダーマンの代わりをデッドプールが務めるという「あれ? ヤバくねコレ?」な展開ですが、実際見てみると、破天荒な所はあるものの、スパイダーマンであろう!と頑張ってます。
「えーと、捕まえた強盗は、ウェブでグルグル巻きにして街灯に……まあ、これでいいよね!」

スパイダーマン(偽「だいたい合ってる」

 そして、ヘビを操るヴィランが出てきたら「動物がテーマのヴィラン! 昔のスパイダーマンだ!」と目を輝かせる。

スパイダーマン(偽「これだよ!コレ!」
 
 今回のデッドプールは、実にファンです。スパイダーマンならこうするよね! スパイダーマンになった以上拳銃はおいそれと使えないぞ! ファン目線で、スパイダーマンを名乗ることに責任を感じ、はしゃぐ姿は純粋そのもの。デッドプールの破天荒の裏にある、少年の如き純な気持ちが、憧れのスパイダーマンと絡むことにより全力全開です。


 デッドプール&スパイダーマンは、pixivのデッドプール関連イラストを見る限り、日本でも人気な女性向けカップリングです。でもまあ、そういう要素を差っ引いても、このコンビ結構自分も好きなんですよね。
 スパイダーマン誌にデッドプールが出る時は、キャラの紹介やゲスト出演という事情を含めて結構ないつも通りなんですが、デッドプール誌にスパイダーマンが出る時は、憧れのヒーローを前にしての健気さがそこかしこに。
 デッドプールのパートナーといえば、まずケーブルが居るのですが、この二人との関係は愛情友情善意悪意都合と、様々な物が入り混じった結果、酒のんだ次の日に殺しあうような物。類似例はタスクマスターとかウルヴァリンとか。

「誰か! サイクロップスかジーンを!」

 対してスパイダーマンとの関係は基本憧れや尊敬があるので、デッドプールなりに敬意を払っている都合上、余程スパイダーマンが本気殺る気で無い限り、殺し合いにゃあなりそうもない関係。こっちの類似例は、永遠のヒーローことキャプテン・アメリカ辺りかと。
 デッドプール&ケーブルもデッドプール&スパイダーマンも、それぞれに魅力があります。正直な所、どっちも好きです。ケブデプコンビの悪友ぶりも、デプスパコンビの微笑ましさも、なんとも好ましい物かと。ボブ? デッドプール&ボブはほら、ボブとしか言えん物やし……。

ボブ(溺死寸前



 しかしデッドプールとスパイダーマンのやりとりが見れる邦訳がデッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバースしかないのは、少しだけ歯がゆく。キルズはちょっと絡みとかそういうの期待して読む感じのアレではないですし。特別仕様ではない本来のデッドプールが誰かとガッチリと組む、チームアップ的な物を日本語で読んでみたいものです。

絆は(多分)永遠に

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム〜その8〜

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第8話!
 遂に、遂にのアベンジャーズ・アッセンブル! 例え制限時間があろうとも、結集したアベンジャーズからみれば「5分で十分!」。来週は、今までの苦戦を精算するような大反撃が展開されると思います。次回予告見てると、約一名大変なことになりそうですが、それはそれとして。
 しかし、属性分けのアイディアが浮かばなかったら、ディスクにピム粒子が使われていたかも知れなかったのか。確かに物を縮小させる粒子は、ディスクに応用できそうだけど。ひょっとして、未だに姿を見せないピム博士がピム粒子を使った新型ディスクを持ってきて、余計な大騒動になるフラグが立ったんじゃ……。公式的なハンク・ピムの扱い的に、マジこうなりそうで怖いんですが!?
 そして、トニー・スタークを蝕んでいた現状への責任感。飄々と見えがちなトニーですが、内実は豪胆どころかむしろ繊細。責任を誰よりも感じ、重責を背負おうとする。社会的地位がなまじある分、多数を背負い込むこととなり、その重さは天井知らずに。これら重責により浮き出る弱さや過ちが、一見完璧超人に見えるトニー・スタークの人としての魅力でもあり。そしてその責任感を、真正面から受け止め分かり合えるアキラ。うん、この二人もいいコンビだ。
 今日の紹介は、Marvel最高にして最低の殺人機械です。来週はおそらく、多数ヴィランが捕まっての一区切りになりそうだから、紹介じゃなくて考察的なまとめになるかもしれません。


モードック

モードック

 ナチスの流れを汲む、秘密結社ヒドラ。このヒドラの科学部門が独立分離した結果出来たのが、革新的テクノロジーの開発悪用に務めるもう一つの秘密結社AIMである。

AIM

 ヒドラと分かち黄色いコスチュームに身を包んだ彼らは、既にヒドラとは完全別組織。それどころか、敵対している。邦訳された作品では、デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスに両組織共に登場。ヘッドプール(ゾンビ化したデッドプールの頭部)を巡り、激しい闘いを繰り広げている。組織の特色としては、元が科学部門だけあって、科学者や技術者を尊重し、他の組織よりも一回り優れた科学を使いこなす風土を持っている。
 そんなAIMがある時“世界を創る立方体”コズミックキューブに注目。強大な力を持つキューブ分析には、現存のCPUを越えた有機的CPUが必要だと結論づけたAIMは、技術力を結集し組織のエージェント、ジョージ・タールトンを大改造。殺人専用にデザインされた知的生命体、モードック(MODOK)の誕生である。
 超能力サイオニックパワーに既存のCPUを超える頭脳、モードックはAIM首脳陣が望んだ通りの完成度だったが、そこには大きな誤算があった。モードックは、単なるCPUや兵器として扱われる器ではなかったのだ。モードックは瞬く間にAIMを掌握。以後、AIM首領としてキャプテン・アメリカやアベンジャーズの前に、何度も立ちはだかった。
 MARVELVSCAPCOM3、マブカプ3でまさかの参戦キャラになったため、日本での知名度もそれなりにある。おそらく、歴代マブカプ参戦キャラの中でも、上位に入るサプライズキャラ。知名度や人気以前に、この頭でっかちの極地のような体型のキャラが格闘にゲーム参戦する光景は中々に思いつけないものだっただろう。

モードック(マブカプ3)

 能力は前述の超能力と高度な知性。AIMの全てを結集して作りだしただけはあって、モードックの知性はドクター・ドゥームやリーダー(ハルクの宿敵)といった超天才と肩を並べられる域にまで達している。更に、様々な兵器を装備したホバーチェアーに搭乗することで危険性はさらに上がっている。頭が肥大化しているモードックは自力歩行が不可能なので、もはやホバーチェアーとモードックは不可分な存在だったり。チェアの中には、下記のような身体が収めされている。

モードック(クロスアウト)

 余談ではあるが、この時、フライングチェアを強奪したのはデッドプール。強奪の際両足を骨折した親友のボブと共に、動物病院に放置。後にボブはNYでのデッドプールVS西洋妖怪の大戦にチェア搭乗で参加。モードックのフライングチェアの破壊力は、西洋妖怪にも通ずる物だった。椅子の危険性が分かる一幕である。

ボブINモードックチェア

 ディスクウォーズでは、元SHIELD科学開発チームであるティム・ギリアムのメイン所有ヴィランとして登場。テック属性の代表格となっている。作中登場したヴィランの中で、最も大きな組織の首領なわけだが……彼の居ないAIMはどうなっているのだろうか。AIMは登場しないのか、それとも後に。組織と合わせ、今後の動きに要注意なヴィランだ。

アベンジャーズ(まちがい)

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