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アーカイブ: 2008/12

ザ・サムライ〜超人対黒騎士〜

 ※このカテゴリーで公開されていない、これ以前のお話は上のNovelコーナーにHTMLで置いてあります


 土蔵でトレーニングしていた俺の目の前に現れた黒い騎士は、いきなり“セイバー”と名乗った。
「士郎! 無事か!?」
 土蔵の扉を蹴り壊して、自称セイバーであるネプチューンマンが中へ雪崩れ込んでくる。後ろには遠坂の姿もあった。
「来たか贋作。セイバーを名乗るのであれば、せめて剣くらいは持つがいい」
「なんだテメエは。この俺の豪腕こそが剣、貴様こそそのような華奢な身体でサーヴァントを名乗るとは、おこがましい!」
 対峙する二人のサーヴァント。
 セイバーを名乗る物が二人、つまりどちらかがニセモノで、どちらが本物かという争いだ。
 黒騎士は、一見華奢な少女のように見えるが、身体を黒い鎧で固めており、黒一色に赤の染が入った長剣を携えている。
 対するネプチューンマンは、いつもどおりの黒タイツにレッグウォーマーに水牛の鉄鋲付きベストの格好。剣なんか当然持っていません。
 同じクラス名を名乗っていながら、両者は好対照だった。共通点は黒いバイザーとネプチューンマスクと、どちらも仮面を被っている事のみ。
 どちらがセイバーかと聞かれれば……
「ユーウイン」
「おめでとう、あなたがセイバーよ」
「当然だ」
「ちょっと待て二人とも!」
 俺と遠坂の判定に意義を立てるネプチューンマンだが、そう言われましても。どうみてもセイバーはあの黒騎士の方だろ、剣持ってるし。今までの付き合いとか友情とか色々加味してもセイバーの名はあっちの騎士のものだ。
「ええい、御託はいらん。真のセイバーを決めるのは力のみ。来い黒騎士、貴様を倒し、その黒い仮面と一緒にセイバーの称号を剥ぎ取ってくれるわ!」
 思いっきり悪役のセリフだこれー! そもそもタイトルじゃあるまいし勝ったからって称号は貰えんだろ。
 そんなネプチューンマンを見た、黒騎士改めセイバーは黙して剣を構える。
「よかろう、貴様の勇気に免じて許そう。私に勝てばセイバーの名はお前のものだ。叶わぬ事ではあるがな」
「いやいや、負けても勝ってもセイバーはお前だ!」
「そうよ、それとこれとは話が別よ!」
「お前らセイバーが俺じゃなにか問題が有るのか!?」
 うん、問題が有る。だから俺たちは必死でアピールしているんだ。
 言葉はここまでと、セイバーは剣を斜めに構え駆ける。ネプチューンマンも呼応し横に跳んだ。
 土蔵に空いた二つの人間大の穴を見て俺は思った。
 お前ら、せめてどっちかは入り口使えよ……

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イチバンの女らしさ!?

 765プロ事務所のソファーで、真は溜息を吐き実にアンニュイにしていた。
「はふぅ〜〜……」
「なんというか、実に紛らわしい溜息を。どうしたのよ真、元気ないじゃない」
 近くの席のパソコンで作業をしていた律子が、真の様子を心配し声をかける。目はモニターから離していないし、キーボードを叩いてもいる、まだこの時点で律子はあまり事態を深く考えていなかった。
「いやぁね。なんというか、最近このままアイドルを続けてていーのかなって思い始めて」
「ぶっ!」
 律子は思いっきりモニターにツバを吹いてしまった。いきなり唐突過ぎて深刻な話題は不意打ちに相応しい、律子は真に内心「やるわね」と呟いた。
「あ、ゴメン。ビックリした?」
「ゴメンも何も、ビックリよ。今どうみても菊地真の波が来てるのに、そんな事を言うだなんて。社長が聞いたら、いきなりすぎてひきつけでも起こすんじゃない?」
 765プロには個性様々なアイドル候補生たちがいる。律子もその一人だ、決して事務の契約社員ではない。そんな候補生たちの中で、今一番世間一般に顔が知れて人気が有るのは真である。いちはやくキー局でのレギュラーを手に入れ、新作ドラマのオファーなんかも来ている。そんな彼女が世間話レベルとは言え、引退を示唆するとは。悪徳記者に聞かれでもしたら、週刊誌にあることないこと書かれてしまう。
「いやまあ、波が来てるのはわかるんだけど、微妙にボクが望んでた波とは違うような気がして……」
「傷ついて倒れそうな時には、ファンの気持ちを胸に抱きしめて。アイドルのカンフル剤ことファンレターの到着だー!」
 バンと勢い良くドアが開き、二つの大きなダンボール箱を抱えたプロデューサーが現れた。大きな荷物を抱えて階段を上ってきたせいもあって、息がすごく荒い。
「プロデューサー!? 来てたんですか!?」
「話はドアの向こうで聞かせてもらった、おかげでちょっとひきつけ起こしてヤバかったけどな」
「アンタもかい」
 律子が汚れたモニターを拭きながらツッコミを入れた。
「この場に居るのは律子と真のみか。じゃあ律子、これがお前の分のファンレターだ。そしてこれが真の分だ」
 輪ゴムで束ねられた複数の封筒が律子に手渡される。そして真の分はというと、残りの全てであった。つまりダンボール二箱分。
「これはまた、随分と」
 まず先に律子が驚いた。中を開けてみると手紙でギッシリ、なんとか詰めに詰めて二箱というような物量だ。
「正直郵便局から連絡が来た時は何かと思ったけどな、これじゃあそりゃ連絡もするよ。どうだ真? 嬉しいだろ」
「そりゃあ嬉しいですけど」
 ハハハと明るくプロデューサーは笑うが、真はまだ沈んだままであった。
 やがて真は暗いままでポツリと言った。
「どうせ、男性からのファンレターは来てないんですよね……」

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アイドルマスター ツインズと双恋は(ry

 商標登録はネタバレの宝庫。現にウルトラマンメビウス放映時は円谷プロが定期的に復活怪獣や新怪獣の名前を登録していたので、商標登録が日本一早いネタバレになってました。ヤプール・デスレム・グローザム・メフィラスと暗黒四天王を一気に登録したりしてたんで。凶悪ヤプールと強豪メフィラスに囲まれてる謎の新怪獣or宇宙人のデスレムやグローザムとはなんぞやと、情報を手に入れた連中をやきもきさせてました。
 まあ特撮の話題は暗黒宇宙にでも封印する事にして、本題はバンナムが商標登録した謎のキーワード「アイドルマスター ツインズ(THE IDOLM@STER TWINS)」についてです。


 ツインズ、二人が揃う、つまり夢のアイドルマスタータッグリーグ編の開幕か!
 もう、肉ネタは正直書くのも飽きたよ……。富士山に出来たオーディションマウンテンとか、佐野美心率いる乱入コンビとか、ついに正体を現した第三勢力961プロ首領の響&高貴のヘルミッショネルズとか考えるのさえめんどい。やっぱり、前シリーズの悪魔アイドル編のボスは魔王エンジェルだよなーとか全く考えてないですよ? ヤキニクマングレート登場!?


 正直ここで話を終わらせると正真正銘のおバカさんなので、ちっと真面目に話を戻します。
 あくまで二人一組という点に焦点を合わせて考えますと、アイマスのツインって誰と誰が組んでもあまり違和感が無いんですよね。ランダムに二人選んでもなんとなくしっくりくるような気がする、キャラそれぞれの個性が強いのにそう感じるって言うのは希少なんですよ。普通だったら個性が相殺しあうのに。
 今は結構公式コンビ(やよい&伊織・真&雪歩)みたいな物が出来ているんでそれほどでもないんですが、アイマスの黎明期の同人誌やアンソロを見ると作家さんが各々で自由にコンビを組んでるんですよ。まだアーケードだけの展開で、今より知名度も相当低い時期。ニコニコなんて聞いた記憶も無い時期。そんな当時のアンソロを本棚から引っ張り出してきました。
 各々の作家さんの実力も考慮しなければならないのは、重々承知。しかし実力で無理にカバーすると違和感が生まれるもの、しかしどのコンビも違和感無くしっくりとはまり、自然なお話が出来てました。それにしても律子は司会進行役として便利だ……。


 盆地&山脈とか言われている千早&あずさもネタ抜きで栄えるコンビだと思うし、没個性とか言われてる春香なんかは良く言えばテリーマンで悪く言ってもテリーマンな、パートナー最高峰に相応しいキャラの安定性を感じますし。
 実際、どのタッグでもいけると確信できるぐらいの自由さがアイマス躍進の原動力なんでしょうね。どんな展開にするにしろ、この自由さは尊重して欲しいものです。


PS・ツインズの蓋を開けたら亜美真美主役のゲームという可能性も中々にね。いつの間にか太鼓の達人の『エージェント夜を往く』も真verから亜美verに差し替えられてるし、とかちつくちてー!
 実はあえてアイドルのツインユニットという観点で、あえてツインが似合わないタレントを選ぶとすると亜美だったり。もう既に亜美は真美とのセットで形が出来ているんで、他の人間と組むのが難しい。亜美真美とセットにして組ませると、ツインでありながら楽屋裏ではトリプルというわけのわからん状況になるし。
 つまり、二心同体サタンクロスがタッグトーナメントに出るのは難しいって事だな。結局オチはキン肉マンだよ!

いっそ村を焼き尽くして一から作り直したほうが……

会社員レスラー死亡 今年10月 危険技で首強打 警視庁が捜査
 ついに全国ネットに載ってしまったこの事件、数週間前に怒ったこの事件について自分は早い段階で知ってました。もともと情報はボクシング記者の方が発信したもので、あまりに加害者側がクソの集まりで被害者遺族が激怒してここまで話が広がったって所ですかね。
 はっきり言って、事件の詳細を聞くとヘドが出ますよ。加害者が複数居る中で、被害者の葬儀に出たのが一人って時点で腹が立つ。しかも加害者はいけしゃあしゃあと事故の後も試合したり自主興行開いたり、いくら村社会とはいえよ、こんなクソども排斥しろよマジ。


 いちはやく報道すべき立場にある、プロレスマスコミwの方々? 確か専門誌のモノクロ1Pに加害者の言い訳載せたぐらいで特には。だってしょうがないですよ、事件について「インターネットをみて初めて知った」とか言ってるんですから。事件を知ったのがトーシロの俺より遅いよ!
 まあ、村民新聞の方々には始めから期待していないんで、どうぞオラが村のニュースを好きなだけ村民しか見ない紙面に書き続けてください。
 それにしても嫌なものから目をそらして黙殺する連中をマスコミと呼ぶのはいかがなものか。自分たちは情報誌を作っているつもりなんだろうけど、ハタから見ると同人誌レベルの意識だ。個々の好き好きでの本作りが許される同人誌、本屋で売らないで同人ショップにでも卸してろよ。


拳論! 取材戦記〜プロレスラー事故死 由利大輔さんが残した言葉〜
 事件を始めて記事にした記者様のブログです。読めば読むほど、この村は一度根こそぎ滅べばいいと思う。根腐れしすぎだ。

ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂 感想

 それでは、劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!の感想と相成ります。
 実際面白かったですよ。単純にTV版をスケールアップさせた感じで、作画も丁寧だったしシナリオも壮大だった。まあ五期独自の地獄の鍵や四十七士とかの設定がガンガン出るのはしゃあない、鬼太郎は正義の妖怪である事だけ知っていればどうにかなる今までの劇場版よりは敷居が高い。
 それと、現時点でTVや雑誌で見れる予告から作品を想像すると、少しズレます。おいおいデマじゃねーかよ的な感想も余所ではちらほら。ただ、前にもTV版で『南方妖怪は武道派の無頼集団』的な予告を流していたので、この予告と本編の差異はスタッフ確信犯だとおもいます。実際の南方妖怪は形容詞を付けるのが無粋なほどに純粋極まりない『バカ』でした。予告だとバカっぽい映像一切流さないでほんの僅かなシリアスなシーンで誤魔化すとか、第五期スタッフは相当な釣り師。


 というわけでネタバレ感想は以下に。出来れば観た人推奨、少しでも見る気があるなら読まない方がいい。
 いえね、公開二日目の休日に見に行ったのに映画館ガラガラで……
 そこまで悪い映画じゃないのに、なんでココまで空いているのかと。正直、もうちょっと見に行く人が居ないとヤバイというか。
 なので、観に行く気がある人はお近くの映画館へダッシュで。なお、もう開き直って細かいネタとかあらすじとかおっぱいとかおっぱいについても書いています。なお見る気は無いけど映画のあらすじとかオチとかおっぱいに興味がある人はどうぞ。なんだ、このおっぱい祭りな数行の展開は。

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モストデンジャラスコンビ追加!

注:これはつよきすの記事です。ドイツ人も力士も関係ねー!


 つよきす2学期、PS2に移植かー。
 ヒロインに浦賀真名と揚豆花が追加ね。チャイニーズな豆花はともかくとして、浦賀さんはバカという特徴がカニと被るからな、ここはもう一つのチャームポイントである「空気を読めない」をフィーチャーしてね、カニとの差別化をって、いったん一寸待て。
 PC版の2学期の感想で一番多いのって、前回の焼き直しって感想じゃないですか。新キャラが空気だったり、斬新なのは新デザインの服だけだとか、簡単に言うなら作品自体が薄いんですよ。前作からキャラの掘り下げが殆ど出来ていない中で、ヒロイン追加って。基盤がしっかりしていないと、タコのように手足を広げても自滅するだけなのに。
 浦賀さんじゃなくて、製作が空気読めなくてどうすんだよ。


 脚本も原画も居ない状況で続編を作った時点で相当の無茶なんですけれども、まさかさらに無茶を重ねるとは。脚本のタカヒロさんが居ないから、設定の加筆もできないんだろうな。
 というわけで、本棚から引っ張り出してきましたよ、つよきすオフィシャルファンブック!
 実はこの本には豆花&真名をヒロインとしたミニシナリオが載ってるんですよ、たぶんタカヒロさん作のヤツが。この二本のSSから、二人のキャラを掘り下げられるんではないかと。と言うわけで、読んでみます。


少女読書中……

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来年の新刊(になるといいなあ)

 今年中の販売はまず無理で、なおかつイベント参加は早くても三月以降なので予告しても販売がいつになるかわからん。しかし、既に軽く情報が漏れているようだし、ここであえて公表することで己の逃げ道を塞いでおくのも悪くないか……。
ハルヒ新刊
 というわけで、うみつきさんに描いてもらった表紙が眩しい、新刊『涼宮ハルヒの侵略』の予告始めるよー!

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久方ぶりに雑月集

口癖
志貴「わからない」
士郎「なんでさ?」

修造「ちょっと待て、お前ら。なんで、なんで自分から知ろうとしないんだよッ! もっと熱くなれよ!」

志貴「なんで修造なのかがわからない……」
士郎「それよりなにより、この状況こそが正に。なんでさ!?」


 自分でもどれぐらい久々か覚えていないけど、あえて雑月集。

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戦国ランス 巻之一 感想

 実に難しい。
 作品としてはつまんなくないし、話もいい落としどころではあるんですよ。ただ、『ゲーム:戦国ランス』のコミカライズと聞かれると微妙にズレがあるような気がして。
 ちょっと抽象的なんですけど、発売年度が数年以上前なら戦国ランスはこの漫画のシナリオに近い形になっていたんじゃないかなと。作品のノリが鬼畜王ランスとか大悪司の感覚に近いような、どこがどう近いかとか言われると困るんですけど、そんな事を感じました。強いて言うなら、作品に陰惨さが見えるトコロ? いやでも、悲惨なトコは今でも悲惨だからなあ。


 以下ネタバレ注意。まあ、発売してから一週間も経ってないし。

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