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アーカイブ: 2008/10

これが逆境だ!

 作業に追い詰められていると、こう言う物が書きたくなるんですよ。


 イベント初参加から結構経ち、なんだかんだで細々とサークルを続けてきました。小説同人誌と言う反主流気味なもので、まあよくも一年以上続けられたものです。イベントに参加するたびにそう思うわ。
 まだ何か語れるレベルには達していないかもしれませんが、今日は自分が小説本のサークルを運営しての経験した事や学んだ事をを書いてみます。


 まずぶっちゃけると、小説本は手にとってパラ見しての購入率が非常に低い。そもそも、イラスト無しだと手に取る確率さえ低い。言ってしまえば漫画に比べて売れない。まあ、漫画に比べて小説が売れないと言うのはイベント云々以前に最近の出版業界が抱えている問題なので省略。とにかく、イベント会場においては小説本<<<漫画本がデフォルト、知らないと回りと見比べてガッカリする。
 俺の腕云々以前に、中を見て小説本だと分かったとたんに返却する人も多いですからね。表紙のイラストを見て漫画だと勘違いしてなんでしょうが、正直この厚さの漫画本で平均1コインの値段は無理ですがな。てーか俺も買うわ。
 厚さの話が出ましたが、小説本だと漫画に比べどうしてもある程度の厚みが必要となります。単純に薄い漫画本ならともかく、薄い小説本に金を出す人はあんまりいないので。
 そしてこの厚さこそが、小説本にとっての難関……! なにしろ漫画と違ってコマ割りも見開きも無い、ただ文字を詰めるだけ。誤魔化す手はあるにしろ、あんま誤魔化していると本を書いてる意味自体が無くなる。このネタ出しこそが最難関、漫画なら一冊できるネタでも小説だと10Pちょっとで済んでしまったりするのがマジで辛い。
 ああ。ネタ出し終わり次第の作業は、漫画に比べて楽ですよ。なにせアシスタントや特殊なソフトや道具が必要となるような自体はまず無いんで。PCさえあればカチャカチャと一人で出来ます。
 最も、他人の手や道具を特に必要としないだけで作業量が多かったり詰まったら結局は地獄なんですけど。いくら小説でも作家一人でやるにはウチの本は厚すぎるよな、と作業中に何度思ったか。当方日々ゲスト作家急募。


 あとはまあ、ショップさんも小説同人誌はあんまり好きじゃないですからね。そりゃイベント会場で売れ行きが悪いのを店で扱う道理は無いわな。
 自分で書いてみて思ったが、やはり小説同人誌自体が逆境の中に居るのかもしれない。だけれども、実力がつけばどうにかなる、そう信じないと、やってられんよな。今でも収益トントン未満ぐらいだしよ。

新刊の断片 その2

「本当の邪悪は音を潜ませやってくる」
 ああ、その言葉は今となっては良く分かるぜ。
 なにせ閉鎖空間でもなく、ネットの中でもなく、今現実に世界は終わりを告げようとしている。涼宮ハルヒの力ではなく、ハルヒを利用してこちらの世界に乗り込んできた野郎が力ずくで世界を破滅させ、己が好きにできる世界に作り変えようとしているのだ。
 暴君が自衛隊機を潰しながら鳴いている。大きな鎌が橋をぶった切り、鉄球がビルを砕く。口から吹き出す炎が、大通りを焼いた。
 こうやって見てみると、現実世界というヤツもどれだけ脆弱であったのかがよく分かる。それを知っていての確信犯なのだから、黒幕は正に邪将の名が相応しいヤツだ。
「――だけど――あなたには――きれいな指輪がある……」
「その指輪が有る限り、世界は終わらない」
 宇宙人二人が認める価値有る指輪に世界が、つまり指輪を託された俺の腹一つに世界の存亡がかかっているのだ。
 子供の頃、どうせなら世界を救うヒーローになってみたいと何度か願ったが、いざなってみると余りの重大な責任感のせいでゲロを吐きたくなってくる。
「行くか」
 誰を誘ったわけでもない、ただ言わずにはいられなかった。
 両中指に嵌めた二つのリングが、その言葉待っていたとばかりに、チカチカと輝いた。

新刊の断片

「コンピ研の部長がまた行方不明ねぇ。正直、気が乗らないんだけど」
 気が乗るとか乗らないとかの問題じゃないだろう。それにしてもあの部長氏は、余程の厄年か元より不幸の星の元に生まれたのではないかというくらいに、不幸街道一直線だ。こちらとしては、真剣に厄払いをお勧めするしかない。


 『またもや行方不明になったコンピ研の部長を探すことになったSOS団。しかし、事態はミステリックサインの事件を超える悪意に満ちた物であった』


「報告します。標本1〜4号を捕獲」
「ダダ271号、任務を続行セヨ。特に必要とするのはSOS団に属するハルヒ・ミクル・イツキの3体の個体ナリ、大至急捕獲セヨ。ヒューマノイド・インターフェースの妨害には注意スベシ。なお、キョンと呼ばれる個体に関しては特に捕獲の必要性ナシ」
「こちら271号、任務了解」


 『人間標本を作成するために、ダダ星より派遣された三面怪人ダダがSOS団を狙う。危うし、SOS団!』

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夢を目指すことは罪ではない

「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」を見てきました。これで今年の映画鑑賞数は4、俺的新記録でございます。


 前作を「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」とするならば、前作はアクションとしての特撮映画、対して今作はドラマとしての特撮映画だと思います。
 前作のウルトラ兄弟はウルトラマンメビウスという作品の世界観の延長線上にあるので、フラグやアイテムがある程度出揃っており、ドラマ部分を描かなくても直ぐにウルトラマンVS凶悪宇宙人連合の戦いにもっていけたワケで。
 今作の8兄弟は、ウルトラマンは居ないが近しい世界=新たな世界なので、1からアイテムやフラグを構築するようなんですよね。つまり、世界観を確立させ映画としての基本骨子を成立させるには、ドラマ部分の描写がどうしても必要となり、アクションシーンよりドラマ部分へ時間を多くさかにゃアカンのですよ。
 どっちが良いとかそういう話ではなく、前作と今作は別物と考えた方がいいんじゃねえかなと。特撮ファンには前作、世間一般向けには今作ですかね。


 劇場特典で入場時に貰えるカードの怪獣がラスボスだったんでズコー!
 ちょ、おま、事前の情報カットしていざ映画に望んで、入場10秒前にネタバレとかありえん。最もいまの世の中で完全に情報をシャットアウトするのは難しいが。
 情報の秘匿という意味では、ゴジラファイナルウォーズが凄まじかった。第一形態のモンスターXを新怪獣だと公表し、モンスターXの真の正体であるカイザーギドラに関してはひた隠しに。モンスターXはラスボスにしては線が細すぎるよとか、なんで怪獣大戦争なのにキングギドラが居ないんだよとか、散々言われながらもひた隠す! いろいろ問題のある映画だったが、そこだけは評価すべきだ。最も、俺はファイナルウォーズが大好きだけどな!


 というわけで、続きを読むにネタバレ感想。さらば電王とアイアンマンもそのうち見に行きたい。

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