日々雑談~2301~

 んじゃめな本舗さんの2016年ゲーム会議(前編)がアップされました。こちら、毎年恒例のゲエム放談内での企画となっております。去年こんなゲームが出ていたのだという確認、やるゲームがない時の指針、そして何かを紹介する上での一つの見本として、一見の価値があります。今でも自分にとって、目指すべき目標の一つです。

 この企画を見ると、どうしても自分のゲームスケジュールが気になってくるのですが、そういう時に助かるのが自分自身のサイトと日々雑談。ざっと読めば、当時何があったのかを思い出せる! まあ6月とかは、映画デッドプールおめでとう!で殆どデッドプールの話しかしてないから、読んでもゲーム周りは全く思い出せないけど!

 おそらく推測では、2016年上半期は2015年からやり続けていた「モンスターハンタークロス」と「バトライド・ウォー創生」と「ダークソウル3」で殆ど埋まっていた模様。後は合間合間にソーシャルゲーや、PS3を引っ張り出してきて洋ゲーのDeadpoolやってますね。アーケードだと、やっぱ艦これアーケードかなあ……いっそTwitterのほうが、見返して思い出せるかもしれん。

 上記メインの三作に関しては、どれもめっちゃやり込めるタイプですね。モンハンで狩りまくり、バトライド・ウォー創生で昭和ライダーを使って脳汁出しまくり、ダークソウル3で死にまくり。死にまくり(復唱)。ここ最近の傾向として、じっくりな据え置き&携帯ゲー、安めなダウンロードゲー、基本無料のソーシャルゲー。流行りのゲームは、これら三種にきっかり別れてきている感じですねい。

 そして艦これアーケードか……最初期は品薄で大行列だったのものの、筐体が行き渡ってからはメインシナリオが停滞、今は閑散としているタイミングも多く、場所によってはせっかく来た筐体が消えていくという構図に。コレ、一番アカン流れじゃないかなあ。この間の限定イベントの時は混んでたけど、あくまで一時的なもの。またそのうち限定イベントは開催するだろうけど、筐体が消えたトコはそうそうリカバリ出来ず、えらいことになるような気がする。大波小波が頻繁だと、ゲーセン的に博打すぎる商材になっちまうぜ……。ゲームとしては面白いのに、何故こうもセガはタイミングをしくじってしまうのか。

 とりあえず、地雷を踏んだ記憶は無いので、2016年は充実したゲームライフだったのでしょう。でもまだ、7月以降どうだったのかは思い出してないなあ。どうだったっけかなあ。あ。そういや去年、エロゲーを(以下略

アメコミ放談~ゲーム:レゴマーベル~

ふじい(以下F)「今日のテーマはレゴ マーベル スーパーヒーローズ ザ・ゲーム! 略してレゴマーベル!」

サイレン(以下S)「アメコミというより、ゲームだなあ」

F「オレちゃん、アメコミゲーム大好き!ということで、待ちに待ってたコイツを紹介! 日本語版が出るよ! 日本で発売されるよ!と聞いてから、数ヶ月ずっと待ってたからね。その結果、単なる翻訳だけで終わらず、フルボイスCV化! アイアンマンの藤原啓治さんを始めとした、映画やアニメでのCV担当者も一挙集結!」

S「そいつぁ豪華だな」

F「だいたいの洋ゲーが字幕でのローカライズと考えると、フルボイスの吹き替えは貴重よ? PS3のアメイジング・スパイダーマン2は字幕だったけど、あっちはあっちで、収録のおまけコミックス十数冊を全部邦訳してたからね。ローカライズとは単に言語を変えるのではなく、その国に作品を根付かせるための大事な作業です」

S「架け橋を作るには言語だけでなく文化の相互理解も必要ってことか。で、肝心のゲーム内容は? レゴゲーはハイクオリティだと、常日頃から言っていた気がするが」

F「ああ。レゴゲーは、レゴという枠を最大限に利用して、インディジョーンズや指輪物語やスター・ウォーズのゲーム化で築いた技術を継承し続けてるからな。今回のレゴマーベルにあるオープンフィールド制だって、元はレゴバットマン2でのゴッサム・シティから来ているものよ? バットマンの技術が、アベンジャーズに!」

S「言葉にすると、すごい流れだ……」

F「オープンフィールド制の流れが出たので、本編に。レゴマーベルは、ステージ制のストーリーモード、合間合間にオープンフィールドでの移動を挟んだ感じになってるね。オープンフィールドの舞台はニューヨークの街。自由の女神を初めとした、現実にある施設に加え、アベンジャーズマンションや恵まれし子らの学園といったマーベル世界の建造物をレゴで再現! イベント盛り沢山なレゴの大地を、好き勝手に駆け回れ! ただし……」

S「ただし?」

F「理由は後で言うけど、オープンフィールドを本格的に楽しむのは、ストーリーモードをクリアした後の方がいいかも。一度クリアすると、各ステージのフリープレイや、いくつかのイベントが解禁されるしねー。そしてまあ、キャラゲーである以上、ストーリーとキャラクター数は大事」

“宇宙よりの飛来者、シルバーサーファー。ドクター・ドゥームに攻撃された彼は、強大な力を持つコズミックブロックを飛散させてしまう。ドゥーム、ロキ、マグニートーら結託するヴィランを倒すため、アベンジャーズ、X-MEN、ファンタスティック・フォーが一挙集結! 戦え、ヒーロー達!“

S「おお。ファンタスティック・フォーも出るんだ」

F「そりゃあ有名チームだし、出るだろ普通」

S「いやまあ、素人目にもファンタスティック・フォー周りは最近難しいことになってるなあと思ってたんで。映画とか制作会社とか権利とか」

F「それを言ったら、X-MENも結構……。小難しい話は置いておくとして、数百人のヒーロー&ヴィランが一挙集結! しかも全員、プレイアブルと来たもんだ!」

S「マジで!? アベンジャーズもX-MENのメンバーも結構出てくるん?」

F「アイアンマンを始めとした映画のメンツだけでなく、注目株のアントマンにシーハルクやスパイダーウーマンにミズ・マーベルのアベンジャーズ三大女傑も参戦! X-MENもサイクロップスやジーン・グレイが懐かしの90年代、マブカプ時代の衣装で参戦! 互いのメインメンバーと呼ばれる馴染みのメンツは、全員出ていると言っても過言ではなく!」

S「当然ヴィランも、セイバートゥースやジャガーノートが出てくるんだな!」

F「あったりめえよ! 宇宙のはみ出し者、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー! デアデビルやパワーマンのようなストリート系ヒーロー! スパイダーマン関連ならヴェノムやカーネイジどころかMJやグゥエン・ステイシーまで! ブレイドにパニッシャーにゴースト・ライダーといったダークヒーローでも手抜かりなく! デッドプール、ハワード・ザ・ダック、スクイールガール、スタン・リーのような隠し球も」

S「一旦ちょっと待て! デッドプールはともかくとして、アヒルやリス、出てるの?」

F「そりゃおめえ、映画化スターと単独個人誌ゲットなヒロインですよ? ハワード・ザ・ダックはパニッシャーあたりの上位置換だし、スクイールガールは必殺リス結界で一気に周囲をリスまみれにして広範囲を一撃粉砕! ところで、スタン・リーはいいのか」

S「あのお爺ちゃん、何処にでもいるし……」

F「スタン・リー自体、収集要素だからな。うっかり変なもの飲んでハルク化したり、食虫植物に捕まってたり、エンパイヤステートビルでゴリラに襲われたりしているスタン・リーを助けよう!」

S「おじーちゃーん!?」

F「どのキャラにも個性があって、例えば飛行や巨大レゴ特有の怪力や磁力操作なんかで、トラップを回避したり仕掛けを動かすことが出来る。投技なんかは糸で相手を縛り上げるスパイダーマンやビターンビターン!のハルクに相手のヒザを撃ちぬくパニッシャーと、千差万別。かちゃかちゃやって街をフラフラしているだけで、面白い」

S「やっぱこの世界でもパニッシャー容赦ねえ!」

F「レゴなので交通状況や環境問題を憂う優しめパニッシャー! でもやってることはあの交通違反や環境をぶち壊すクズ共を抹殺してやれ! 手段は問うな!なので、結局何も変わってなくね!? こんな感じで、笑いやブラックさや映画ネタなどを織り込みつつのストーリーは激しく愉快。パーティープロトコルだ!」

S「ジャンルとしてはアクションだよな。難易度的にはどんな感じかね」

F「ほぼ残機無限な状態だし、むしろこの仕掛をどう突破しよう!?みたいな、頭を使う場面が多い。ステージに関しては、アクションパズルかねえ。オープンフィールドのクエストでは、乗り物レースや飛行競争のようにアクションの腕前も問われるけど」

S「普通にクリアするぶんには、頭の柔らかさや閃きさえあればどーとでもなるわけだな」

F「幅広い年齢層に愛されているゲームだしねえ。最後に前述したことにも関連して、プレイする人に向けてのアドバイスが一つある」

 最初のプレイで、仕掛けは全部解けない!

F「これ、大事。最初は直進路の仕掛けだけを解いてく感じで。だってさあ、ステージプレイの最初は、基本キャラクター固定なんだぜ? その状況で、スタン・リーが磁力ブロックに監禁されてたり、特定の攻撃でしか破壊できない檻に閉じ込められていても、手の出しようがなく」

S「スタン・リーだけを殺す機械かよ!?」

F「マグニートーが使用できるようになれば磁力ブロックはどうにかできるし、一度クリアしてしまえば、適時その場でキャラクターを入れ替えることも出来るようになる。要は、最初こだわりすぎず、まずクリアしてみようと。やり込みや脇道の謎は、それから挑めばいい」

S「なるほど。現状できない物に対してこだわりすぎて、後々判明ってのは、ダメージデカそうだ」

F「頭の体操をしつつ、様々なキャラや乗り物に乗って街を駆け回ろう! 基本、二人一組で動くので、ミスター・ファンタスティックとドクター・ドゥームの旧友コンビで街を適当に回ってみる、ウルヴァリンとジーン・グレイの二人で色々複雑なデート気分、デッドプール&タスクマスターでゴリラとライオンに乗ったままNYで好き放題暴れてもよし! レゴという自由な素材で造られた自由なゲーム、定められているのは楽しむことのみ!」

S「乗り物、ライオン……乗り物、ゴリラ……!?」

レゴ バットマン3 ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ

F「そしてレゴマーベルの次は、レゴバットマン3と。レゴマーベルの技術経験が、こうして継がれていくわけだよ」

S「MarvelとDCの相互成長。繋ぎとしてのレゴ、ホントに凄いな」

ゲーム版アメイジング・スパイダーマン2 収録邦訳全紹介

 ゲーム、アメイジング・スパイダーマン2における収集要素の一つとして、コミックページが有ります。フィールド(NYの街中)に散らばったコミックページは300枚。このページを一定数集めるごとに、コミックスが一冊づつアンロック。アンロックされたコミックスは、ピーターとベンおじさんの昔馴染みの男ことスタンの店で読めるようになります。
※285枚集めた時点で、全冊アンロックを確認。

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 そしてなんとこのコミック、日本発売に際して、全てが邦訳されております。しかも、訳の精度は小プロやヴィレッジが出版する現行の邦訳本にも劣らぬ、ちゃんとした物。冊数も14冊と、これはもう、スパイダーマンの邦訳本が、二冊弱付いていると言っても過言ではなく。

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 先日、ゲーム内で読めるコミックスを全解禁したので、その内訳を紹介します。選出された本は、ゲームに出演しているキャラに縁深いものが主(例:エレクトロ初登場回)なので、ゲーム本編のネタバレ防止も含め、「続きを読む」で一度隠しておきます。大半が、現在未邦訳、このゲームで初めて邦訳されたスパイダーマンコミックスとなっております。エンターブレインのアメコミ邦訳参入ばりに、思わぬところからのアメコミ邦訳畑開梱……。

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日々雑談~1716~

 昨日は更新出来ず、すみませんでした。ダイイングメッセージのように管理者にメールを送るのが、精一杯な状況でして。体力的に。よくもまあ、無事メールできたものだ……となるレベルです。

 PS3版アメイジング・スパイダーマン2、メインストーリー部分をクリア。まだ収集物(レコーダー、コミックスページ)等は街や各ミッションに散らばったままなので、やることは沢山ありますが。特に集めるごとに、邦訳が解禁されるコミックスページは全部出るまで集めなければ。フルコンプすればおおよそ14作品が読めることに。邦訳の精度も小プロやヴィレッジの作品と同レベル、更に収録作の大半が日本初登場、言うなればベスト・オブ・スパイダーマンが二冊弱付いているような感じです。ゲーム内での解禁条件はあるものの、おまけとしてはかなり豪華。映画とは違うストーリーというか、映画にかこつけて好き放題にスパイダーマンゲー作りやがったなのストーリー&小ネタといい、このゲーム、日本で発売されているスパイダーマン系の作品中、マジで一番ディープな作品かもしれない。
 今度、画像や攻略情報も合わせて、ちゃんとした形でレビューしてみたいですね。ゲームのレビューはあまりやらないけど、全力で紹介したい良作ではあるし、ディープ過ぎて困るよ!?なネタもふんだんにありますし。ゲームのレビューは不慣れだけど……やるか!?

日々雑談~1676~

 とりあえず、バトライド・ウォー2に関するウェブ拍手と絡めて色々!

>取り敢えず敵ボスの使い回し感が減ったのだけは良し。後巨大ボス戦とか。ただ、もっと出来ればステージの追加(工場、海岸、遺跡やオリジナルのステージ)、一期のサブライダーのプレイアブルと追加。キーコンフィグをもっと自由に。後は出来る限りシナリオの強化とボスや雑魚の追加。オーガと歌舞鬼は欲しかった。アクション面は正直これで一定の完成を見た気がします。

>まだEDまで行ってませんが、ドラマパートでライダー同士の会話が、全開の仲間割れと漫才ばかり・・・からマシになってましたね。お互いどんな戦いをしてきたのかを語ったり、力や正義への考え方をぶつけ合ったり。でも殆どの声が全開の使い回しらしいのが気になります(檀臣幸さんのライブラリ出演には泣きましたが・・・)新取りはムービーライダーと鎧武勢とマツケン様だけ?

>あ、そういえば前作とはまたパラレルなんですかね。みんな初対面っぽいですし。

 ディケイド以降のライダーはともかくとして、キバ以前のライダーの映画って基本パラレルですからね……電王はもとよりややこしい時間軸だけど、一応正史か。差異が少ないアギトやキバはともかくとして、響鬼さんやファイズやブレイドは、かなり違う世界から来ているわけで。映画というバトライド・ウォー2のテーマ的に、ここちょっとややこしいですよね。クウガどこから連れて来たんだろう。ディケイド?
 そして最強フォームの上を行く究極フォームの有無から感じる、スケジュールのズレ。ディケイド以前のライダーは、話の中盤くらいに映画化している関係上、最強フォームが初お披露目の隠し球に。かたやW以降は、最強フォームが既にTVに出てしまっている以上、最強の上の究極という隠し球が必要に。ディケイド以前ながら超クライマックスフォーム持ちの電王はほら、某考察スレで強さ:時価と表されるレベルの枠外に生きてるから……。つーかあの人達、本編終了後のお披露目チャンスがむっちゃ多かったので。
 もしバトライド・ウォー3があるとして、一番ありある追加要素は昭和ライダーでしょうけど……オールライダーでドット絵なライダージェネレーションの3も欲しいんですよね。アレは実に上手く、各ライダーの能力を表現していたので。でもライダーゲーは基本一年に一本ペースなので、バトライド・ウォーとジェネレーションズの同時は難しいか。てえか、一年に一本でもかなり駆け足のスケジュールなんですけど。
 洋ゲーのスパイダーマンシリーズは、二つの開発会社を抑えて一年ごと交互に発売させることでクオリティを保つ(一年ごとなので開発期間を約二年とれる)という面白いやり方をしていたけど、これ資本的に難易度高いよな。そしてこっちはこっちで、二つの開発会社の技術力や発想力に差があった場合、最新作が前作より古臭いんじゃ……?という流れになる危険性も。なんとも一長一短、正解のない話です。