日々雑談~2427~

『キン肉マン』スペシャルスピンオフ!THE超人様 第22話 無事で帰って楓(カナディアンマン)の巻

キン肉マン 第222話 背骨の行方!!の巻

 楓……楓…………ッ!

 

 天候の危うさをなんとかかいくぐり、Fate/stay night [Heaven’s Feel]を観てきました。変なところが妙に混んでいたり、雨で視界が大変だったけど、そのかいは十分にありました。

 Fate/stay nightの最終ルートであり、ヒロインでありながらもこれまでのルートで存在感を示せなかった間桐桜のルート。それが、ヘブンズフィール。基本となるセイバールート、セイバールートで明らかにならなかった部分が補足される凛ルートとは違い、桜ルートは全てを知ったプレイヤーに対する既知の破壊。今までのルートに登場したキャラクターの誰もが信じられない退場の仕方の対象となり、主人公である士郎自身のありかたも変わる、桜ルート。当時は、その立ち位置の特異性もあり、結構叩かれたりもしてました。俺はセイバールートや凛ルートを楽しみつつ、桜ルートも好きというか、一番のお気に入りだったのですが。正も邪も、すべて飲み込んだ先に行き着く奇跡と、桜色の光景。あれはたまらんでしょ。

 そんな桜ルートが、セイバールートや凛ルートに遅れ、映像化。その出来は、待ち望んでいたファンの期待を乗り越えるものでした。なんでもない日常というカラに入る、観客しか気付かない美しいヒビ。聖杯戦争という切っ掛けで、崩れ落ちていく姿もまたやりきれずに美しい。美麗な映像と、脚本が作る彩り。これが本当に、桜らしいんですよ。切なくも、危うい美しさ。

 今回の映像化にあたり、シナリオのスリム化と映像映えするシーンの追加、ゲームでは描写されなかったシーンをあえて描くというチューニングが成されています。年月も経ったし、桜ルートの細かいところまで完璧には覚えていないものの、わかる、わかるぞ! 
 
 第二章は2018年公開だそうですが、今から楽しみです。追加シーンが「これだよ! これ!」なのが多すぎてなあ。そうそう、呪腕のハサンと言うか、真アサシンって元々こういうキャラだったわ!