日々雑談~5836~

 実際にそのシーンを見たことは無いし、おそらく今後も見ることは難しいんだけど……墓守鬼たちの畏れ多くてミラージュマンやアビスマンの死体を埋葬できないシーン、神の死を目の当たりにした人間のようなリアルさがあるなあと。

 数億年も自分たちの上に居て、時には上司として叱責してきた存在が唐突に死ぬ。完璧超人始祖は神ではないものの、超人墓場という空間においてはもはや神同然の存在。ジャスティスマンを見た時の興奮と安堵を見るに、墓守鬼との交流が書かれたアビスマンやペインマンだけでなく、始祖全員が敬われていたのは間違いなく。ジャスティスマンの埋葬許可は、この超人墓場の世界における神の許しであり、一種の儀式でもあったのでしょう。いやまあ、ザ・マンが許可出しとけって話でもあるんですが、この辺の事情は来週語られそうだしね。

 ここまで気にしないできたけど、墓守鬼ってそもそもどういう存在なんだろうね。超人とは少し違う種族のようだし、完璧超人始祖の子孫や弟子にも見えない。でもたしか、学研の超人図鑑に墓守鬼から完璧超人に出世した例が載っていた気がするけど、どうだったかなあ? どこからか連れてきたのか、もともと完璧超人始祖がこもる前からあそこにいたのか、それとも何らかの手段で創ったのか。まだまだ、あの世界の謎は多い。