日々雑談~5783~

 抱けーッ!のノスタル爺や、きれいなジャイアンのきこりの泉と、ドラえもんチャンネルの無料配信は、キャッチーなとこを選んでくるね……。もうネットや巷で有名になってしまった以上、そのキャッチーさを利用して本編を読んでもらうってのは、やり方としては悪くないですね。思わぬ波ができてしまった以上、いきなり力で止めるよりは、勢いを把握した上で止めるかいっそ乗るか、とにかく波を使った方法を考えるほうがきっといい。

 「くたばれ評論家」とタイトルを付けつつ、そこにあるのはプロ同士のやり取り。件の評論家氏も、個展にきちんと足を運んだ上で、技術面のみで絵を語りつつ、作者の関係者から詰問されてもブレを見せないと、評論家としてのものさしをしっかり持った人物ですからね。実際作品を目にしないまま、作者の人生や人格面の否定のような触れてはいけない場所をこき下ろしたり、相手によってころっと顔色を変えるようなのは、評論家というよりはた迷惑な人物。評論家を名乗るにふさわしい人物にこき下ろされたからこそ、画家であるパパも「けなしようのない、すばらしい絵をかいてみせるさ」と闘志を燃やせるわけで。

 名刀でスパッ!と切って、それでおしまい。切られた方も、見事な傷をつけられたと感嘆する。これの果し合いのような構図が、おそらく評論家と創作者のやりとりの理想の一つ。名刀を持つ達人とのやり取りは、感想でも批評でも批判でも、とにかく学べて、何より簡潔なので、怒りや恨みが生じたとしてもパッと消えて終わり。逆になまくら刀を振り回すタイプに目をつけられると、切りつけ方もおかしい上にしつこいわ、傷口も無駄に痛いわで、とにかくしんどいんだよなあ……。

日々雑談~2326~

「ありがとう。助かった!」と管理者にめっちゃ感謝されたものの、「藤子・F・不二雄作品のキャラでウルトラ・スーパー・デラックスマンを倒せるのか?」という質問をいきなり投げてきた理由もわからんし、なんでそこまで感謝されたのかもわからん。今日も、当サークルは平和です。

 ウルトラ・スーパー・デラックスマンはぶっちゃけスーパーマンのパロディキャラなので、スーパーマンを倒せるかどうかという話に近いのですが、スーパーマンにおけるクリプトナイトのようなわかりやすい弱点がウルトラ・スーパー・デラックスマンには無いんですよね。そのかわり、ウルトラ・スーパー・デラックスマンはスーパーマンには無い弱点があるので、そこを突けばいいんじゃない?という話になるのですが。

 ウルトラ・スーパー・デラックスマンのネタバレになってしまうので、以下内容は隠しておきます。ウルトラ・スーパー・デラックスマンというか、藤子・F・不二雄のSF短編集は傑作しか無いので、未見の方はぜひともその眼で確かめて欲しい。知らないのは生きる上で勿体無い域。

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