日々雑談~6618~

 ハッハッハー! ちゃんと予約しておいたから、今日届いたぜ! 手にした瞬間「あ。図鑑だ」と納得してしまうぐらいに学研の図鑑。全国の小学校に置いて欲しいぐらいに図鑑。

 アーマーウォーズってのは、トニー・スタークが流出した自身の技術を回収するため、世界中をめぐり、同じアーマータイプのヒーローと出会い、ヴィランと戦うストーリーです。アイアンマンのスーツも、実用性や量産性を一定のラインに達しさせた上で、他の技術者や科学者の思考に革新を与えた、いわばマーベルにおけるテック型の始祖ポジションですからね。トニーがいなかったら、この分野をドクター・ドゥームが独占していた可能性もあったので、マジ危なかった。

 いやしかし、めっちゃ面白いですね! 図鑑「超人」! 今までフォローされにくかった、2世やキン肉マン新シリーズの超人、特に応募超人の設定が確認できて、実に興味深い。こういう遊びのある資料集としては、今まで見た中でトップクラスに面白かった、マーベル宇宙の歩き方と並ぶね。情報がドン!と載った分厚い事典もいいけど、こういう遊び心満載な資料集もいいよね。本としての面白さが、情報をするりと飲み込ませる潤滑油になってる。

 この学研の図鑑シリーズ、他の作品でもやってくれないかな。たとえば仮面ライダーの怪人でも、同じ路線の図鑑が作れそうよね。

日々雑談~2401~

 というわけで、最近お気に入りな『マーベル宇宙の歩き方』の紹介です。宇宙視点のガイドブックなので、地球や諸国家についても言及。ドクター・ドゥームのラトヴェリアやブラックパンサーのワカンダの常識や国風や見どころが知れるのは、本作の強み。人物から世界観を紐解く本は多いけど、場所から紐解く本はあまり無いのよねー。

 知った上で画期的な異世界モノを書こうとするのと、知らないまま画期的な異世界モノを書こうとするのでは、基本前者のほうがいい。というわけで、『マーベル宇宙の歩き方』オススメです!