日々雑談~5773~

 じわじわと何者かになりかけていたデッドプールと、伝説の超サイヤ人として鳴り物入りで登場したブロリー。出世の仕方は違えども、オンリーワンになった二人が共に世に出た1993年。この頃は漫画のドラゴンボールも人造人間編や魔人ブウ編に差し掛かり、VジャンプではGO!GO!ACKMANが不定期連載と、鳥山先生が八面六臂の活躍を見せていた時期ですね。アニメもやりつつ、劇場版も毎年公開と、ドラゴンボールの最盛期の一つに数えられてもいい時期じゃないかしら。

 しかしドラゴンボールの話をしている以上、アックマンはGO! GO!じゃなくてアクマイト光線のアックマンだよな……悪の心を爆発させるアクマイト光線が◯◯に効くかどうかって、中学生の必修科目だと思ってたよ。高校生を過ぎると、そもそも悪とはいったい? と袋小路に挟まるアレ。結構ねえ、他作品のキャラに効くかどうかの判別は意見が割れるよ?

 デッドプール? そりゃ満場一致で爆散でしょ。

日々雑談~5781~

 ドラゴンボール超ブロリーがアマゾンプライム入り。プライム会員ならば、誰でも好きな時にブロリーに会える時代。
 ドラゴンボールにおける最強候補の一人であるブロリーを根本からリメイクした本作。奪って奪う騎馬民族かオメーらなサイヤ人史と、そんなサイヤ人から生まれた三人の最強の物語。中国王朝ポジションのフリーザも色々大活躍!

 旧作のブロリーの行動原理にしてキャラ付けであった、カカロット(悟空)への恨みを削除。ほぼ天然自然の才能で戦うブロリーと戦うことで栄えてくる、悟空やベジータが鍛え続けてきた武の動き。因縁を削除し、互いのキャリアの違いを動きでわかるようにした結果、悟空&ベジータVSブロリーのカードは非常にシンプルに楽しめる戦いに。うん、こういうのでいいんだよ。こういうので!

 ストレートにドラゴンボールならではの限界バトルを堪能できる作品なので、オススメです。複雑怪奇な物語もいいけど、こういうド直球ストレートな作品もまたいいのよ。

日々雑談~2417~

 今までどんな内容なのか分からなかった映画にブロリーとついた瞬間、コイツはやべえことになるぞと冷や汗をかく世代。ゲームで大猿形態や超サイヤ人3や超サイヤ人4に覚醒して大暴れしているから、結構広い範囲で「超ヤベエ奴」のイメージはある気がしますが。なんでお前、パワーインフレの戦闘に立ち続けてんの?

 でも、アニメにおけるブロリーの活躍は『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』と『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』の二作のみ。その後の話は、だいたいゲーム設定。いや、基本一回限りの映画ボス勢の中で、2回もボスやってるのは十分凄いんだけど。クウラとメタルクウラみたいな例もあるので、唯一ではないですが。

 一応『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』にバイオブロリーは出てますが、アレは劣化クローンな上、既に亡くなっていた本物はその頃、あの世で大暴れしていたわけで。鎮圧シーンは描かれなかったけど、いくら悟空とはいえ、よく止められたな、ブロリー……。

 今でもドラゴンボールにおける最強キャラの一角であるものの、実際のアニメにおける稼働時間は、映画二作で2時間ちょっと。鮮烈な強キャライメージを持っている割には短い。いや、時間の話をしてしまったら、当時のTVアニメの引き伸ばしに巻き込まれたフリーザやセルはとんでもねえぞとなるけど、それはさて置き。この短い時間で、伝説に等しいイメージを保持。新日本プロレスにおける2年の活動期間でプロレス史に伝説を打ち立てた、初代タイガーマスクのようだ。両者とも、キャラクター性とその強さの見せ方がハンパなかったというのも共通点か。

 いやー、ブロリーの復活、どうなんのかねえ。そして、フリーザの強化、まだ一線級のブウ、そして復活のブロリーと、周りのボス勢に置いていかれそうなセルの今後は。最近だと、17号も随分強くなってるしなあ……ああ、その分、今の17号を吸収したら強くなるのか。どうやるのかは、さて置き。