日々雑談~5865~

 すげえ当たり前のことをいいますが、やはりHUNTER×HUNTERは面白い。ジャンププラスに掲載されてる、キメラアント編を読んでの感想なのですが、当たり前ってのはこうして時折口にしないと、当たり前過ぎて忘れるものなのです。

 ハンターハンターと言えば、様々な分野にて超人的な能力を持つハンターたちの物語。登場人物の大半が玄人であり、その思考には甘えや隙がない。それでも、人である以上、感情が判断を鈍らせ、相手の思考が上を行き、他人の思いもよらぬ行動によりままならないことは多々ある。ハンターハンターの面白さの一つは、登場人物たちの経歴に根付いた思考と、様々な要素が絡み合うことによるままならなさだと思っています。特にキメラアント編は、異なる生物であるキメラアントの哲学や思考、作中人物の誰もがかなわない最強無比の王、偶然巻き込まれ物語の流れを変えてしまったコムギの存在と、実にままならなくてねえ。休載は多いものの、週刊ペースで毎週策謀と偶然が交錯するんだから、実にたまらんものがありますよ。

 いやあもう、早く続きが読みたいなあ……。

日々雑談~2384~

 アメトーーク!でハンターハンター芸人をやっていたから観ていたけど、題材的にちょっと今回は難しかったなあと。カイトVSピトーの結末や王の死にゴンさんと、惹き付けやすいシーンが実際に本で読んで驚いて欲しいシーンでもあるのよね。つまり、ネタバレしつつ最高速度で回すか、ネタバレに気を使いつつ上手く回すか。アメトーーク!の方針としては前者寄りだったけど、後者寄りだと消化不良になる可能性があるから、仕方ないね。手を変え品を変え、方針を変え。そして彼らの勧め方を見ることで、視聴者である自分自身の糧にもなると。しかし、キメラアント編は衝撃的なシーンの宝庫だな……。

 波が押し寄せてきそうなら、波乗りできる準備をしておく。その方針、イエスだね! だいたいハンター試験編~ゾルディック家編~天空闘技場編の触りくらいが配信中。俺はこの辺りが結構好きなんだよなー。連載当時、本当に誰が受かるか分からなかったし、ヒソカは何考えてるのか分からなかったしで、毎週霧の中をわくわくしながら歩く感覚? みたいな。自分自身の能力の凄さにプラスして他の作家さんの作品を読み込む貪欲さにて、恐ろしい速度で進化していく冨樫先生。ぶっちゃけ、ハンターハンターの前半も中盤も最新も、幽遊白書もレベルEも大好きですわ……!