日々雑談~2417~

 今までどんな内容なのか分からなかった映画にブロリーとついた瞬間、コイツはやべえことになるぞと冷や汗をかく世代。ゲームで大猿形態や超サイヤ人3や超サイヤ人4に覚醒して大暴れしているから、結構広い範囲で「超ヤベエ奴」のイメージはある気がしますが。なんでお前、パワーインフレの戦闘に立ち続けてんの?

 でも、アニメにおけるブロリーの活躍は『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』と『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』の二作のみ。その後の話は、だいたいゲーム設定。いや、基本一回限りの映画ボス勢の中で、2回もボスやってるのは十分凄いんだけど。クウラとメタルクウラみたいな例もあるので、唯一ではないですが。

 一応『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』にバイオブロリーは出てますが、アレは劣化クローンな上、既に亡くなっていた本物はその頃、あの世で大暴れしていたわけで。鎮圧シーンは描かれなかったけど、いくら悟空とはいえ、よく止められたな、ブロリー……。

 今でもドラゴンボールにおける最強キャラの一角であるものの、実際のアニメにおける稼働時間は、映画二作で2時間ちょっと。鮮烈な強キャライメージを持っている割には短い。いや、時間の話をしてしまったら、当時のTVアニメの引き伸ばしに巻き込まれたフリーザやセルはとんでもねえぞとなるけど、それはさて置き。この短い時間で、伝説に等しいイメージを保持。新日本プロレスにおける2年の活動期間でプロレス史に伝説を打ち立てた、初代タイガーマスクのようだ。両者とも、キャラクター性とその強さの見せ方がハンパなかったというのも共通点か。

 いやー、ブロリーの復活、どうなんのかねえ。そして、フリーザの強化、まだ一線級のブウ、そして復活のブロリーと、周りのボス勢に置いていかれそうなセルの今後は。最近だと、17号も随分強くなってるしなあ……ああ、その分、今の17号を吸収したら強くなるのか。どうやるのかは、さて置き。

日々雑談~2396~

 映画ワンダーウーマンを観てきました。この映画で、DCエクステンデッド・ユニバースが目指す方向性や作風が、浮き彫りになってきたような。良くも悪くもDC映画って言い方するなら、良いとこがだいぶ勝ってたかな? あと、夜中の戦いでのライティングや薄暗い場所でのカメラワークと、今までのDCの映画よりも見やすさが追求されていたのも良かった。なにせ、眼が疲れない! ……そして、こういう観客を意識した改善こそ、大事なことだなーとおもったり。

 細かい話は後日に回しますが、女性ヒーローの作品として、ガツッ!と後に続くであろう女性ヒーローの足場となれるだけのポテンシャルはある作品でした。

 

 今日、ドラゴンボール超の亀仙人やキン肉マンのティーパックマンと、今までのファンの認識を超える強さを発揮するキャラのカーニバルすぎやしませんかね……。大ベテランの磨き上げられた経験や魔封波やよいこ眠眠拳のような懐かしの技を駆使しつつ、己の限界を超えてみせた亀仙人。ウォーズマン戦での敗北から、あの負け方は二度としないと自らをビルドアップしてみせたティーパックマン。

 元強キャラや弱キャラと思われていた男たちの大逆襲。とにかく燃える、その勇姿。亀仙人は勝ち星+生存という戦果を残してみせたけど、ティーパックマンはどうなるかなあ。ティーパック攻撃以外の何かがあれば、きっと……

 

 仮面ライダーエグゼイド最終回。正直なところ、自分にとってのエグゼイドは最初しっくりこなかったものの、最終盤ではそのしっくりこない部分が愛おしい、もしくは愛おしさの伏線となっていたので、今となっては「すいません! マジで面白かったッス!」と土下座したい気分。

 SFCっぽいかな? と思ったゲーム要素も、最終的にはある意味時代の最先端なソシャゲにも対応。どうすんだコレと思ったレベル1も、最終盤の勢揃いでスゲー!と。檀親子の熱演のような思いもよらぬ産物もあったものの、それが上手く回ったのは、1年を通して方針やゴールがブレなかった堅実さあってこそかと。

 じわりと好きになるって、一年やる作品ならではだよな。

日々雑談~2372~

 天津飯の四妖拳(腕を四本に増やす技)と亀仙人の萬國驚天掌なんて、随分と久々に見たぜ……そんな今週のドラゴンボール超。両方とも、天下一武道会以来だろうか。萬國驚天掌に至っては、その殺傷性の高さから確か孫悟飯(じっちゃん)と悟空にしか出してない技と当時言っていたから、亀仙人の長い人生の中でも三度目の使用ってことに。おい、とんでもないレアリティだぜ。

 ドラゴンボール超にて、天津飯や亀仙人も第七宇宙代表戦士として、他の宇宙との力比べに臨むわけですが……ご無沙汰だった17号も含めて、彼らの勇姿が拝めるのはなんだかんだでドキワクです。いやだってほら、使い物にならねーやと言われるよりかは、再びこうして第一線で活躍してもらったほうが、胸が高鳴りません? だって三人共、最強の座に立ったことのあるキャラよ? 感覚的には、オールライダーに出てくる昭和ライダーに、全盛期の強さを求めるのに近いんだろうか。密かな修行と多少力技めいてはいるものの、復帰してもらったほうが心ときめくので、俺は好きだなー。
 
 天津飯も亀仙人もクリリンも、地球人の戦士は基本器用。クリリンの飲み込みの速さや気のコントロールの上手さは有名だけど、自身の体を変貌させる天津飯や、妖術じみた技も使える亀仙人も相当器用だよなあ……だからその、実力的な問題じゃなくて、この特性が被っているのがマズいんだよ、ヤムチャ……! ヤムチャの代名詞の繰気弾も相当器用なんだけど、困ったことに天津飯も亀仙人もクリリンも、なんか似たような技使えそうなイメージが有るんだよな。でもほら、本人やる気満々だし、なんとか補欠で。悟空も存在忘れているけど、なんとか補欠で! ほーけーつーでー!

 しかし、少年漫画におけるパワーインフレの立役者の一人であるドラゴンボールが、こうしてインフレを違う形に変えていっているのは面白いよな。一度リセットして、また改めて積み上げている感じね。

日々雑談~2170~

「チマチマしているのは性に合わないわ」『ガルパン劇場版』【極爆】一気に9/2(金)まで延長決定

 もう立川のガルパン爆音上映は、ファンの聖地を通り越して観光名所化してるので、ずっとやっていけるんじゃないかな。実際、アレはスゲエぞ。回数減らせども、映画館で観る映画の魅力アピールとして、やり続けて欲しい。

 

 

 ドラゴンボール超で、未来トランクスが魔閃光を出したのを見て「ああっ! ああっ!」となった。

 魔閃光自体は未来トランクスの師匠である孫悟飯の必殺技であり、当然弟子である未来トランクスが使えてもおかしくはないのですが、原作で未来トランクスが魔閃光を放つことはありませんでした。

 じゃあ今回のドラゴンボール超が初出かと言うと決してそうではなく、旧アニメ版、それも劇場版で最強の超サイヤ人ことブロリーに少年悟飯と共にW魔閃光をおみまいしております。もはや繋がらない未来と過去、本来師弟だった二人の魔閃光。これはこれで燃える合体技だったので、今でも覚えていたのですよ。ああっ! ああっ!

 キン肉マンVSピークア・ブー戦で、キン肉マンの久方ぶりの風林火山にファンがどよめく中、自分はあの技を見たことがあると言っていた中野さん。あの中野さんの気分が、ようやく分かった気がする。
 知っている人間の思い出をズギュンと貫く、隠し技よねえ。

日々雑談~2036~

 おそ松さんの女性人気が高いと聞く度に、放映直前に流れる女性タレントが罵倒したり汗かいたりする5分番組がニーズ外しちゃってんじゃないかと、なんか不安になるな……。

 水木先生に思いを馳せていた結果、なんか無性に鬼太郎が観たくなり。悪魔くんでもいいんだけど、借りやすい&入手しやすいのは、新しめの第五シーズン(2000年代)や墓場鬼太郎だろうな。映画全集という形なら、第三シーズン(80年代)と第四シーズン(90年代)も結構見やすいんだけど。
 少年マンガチックと言われている第五シーズンですけど、確かに少年マンガっぽいです。ただそれだけではなく、ちゃんと原作のファクターや今までのアニメ鬼太郎の流れを、ちゃんと汲んでいる面も間違いなくあるかと。鬼太郎の属性を、人間寄りではなく、人間と妖怪の間、極端な善にも悪にも偏らない、純粋な中庸に定めたのは結構デカいと思うのですよ。第五シーズンの鬼太郎、一度助けても人間側が懲りない場合は、普通に人間見捨てるしね!
 そういやネコ娘も作中何回かツッコミ入れてたけど、第五シーズンの鬼太郎とねずみ男はシリーズトップクラスで仲いいと思うよ! ネコ娘や妖怪横丁の仲間がいる状況で、なんで二人で虫取りに出かけたり、大晦日二人だけでイイもん食ったりしてるのさ! あと地味に、騙し殺されかけた後に、二人で仲良く打ち上げに行く率高いし! なんなの、もう!
 従来の「これなら倒せるだろう!」という弱点が完全に補強されている敵妖怪や、回想に過去シリーズであったことを匂わせたりと、シリーズもののリブートやアレンジとしてもレベルが高く、観ていて勉強になります。観ている人間の裏をかく王道と言いますか。
 そういや、現在進行形のリブート作こと、ドラゴンボール超もえらいの突っ込んできましたね。確かにこのタイミングでの復活はあり得たものの、これも完全に裏をかかれました。あのカエルめ……。