日々雑談~5839~

 金曜ロードショーのグーニーズ、久々に見たけど、やっぱ面白かったなあ。同じ子どもたちの冒険譚かつ、ついこの間、金曜ロードショーでやったスタンド・バイ・ミーがしっとりとした思い出ならば、グーニーズはからっとしたワクワク。ゲームみたい、遊園地みたいと言われるけど、むしろグーニーズが以後のゲームや遊園地に影響を与える域なので、グーニーズっぽいという言い方のほうが正しいのかも知れない。こういうのがいいのか! こうすればよかったんだ! そう思わせるエネルギッシュさはやっぱあったよ。

 地上波ではご無沙汰で、ひと押しあれば見る作品。配信が勢いを増してる昨今、地上波向きの映画ってのはこういう路線なのかもしれんね。

 

 最強のバランの後がいかにも微妙なザムザって……そんな感想を目にして、ほっこりしつつ羨ましくなる土曜の朝。ザムザ戦を最後まで見る、ダイの大冒険を最終回まで見る。それぞれの段階で、感想が変わってくるのがザムザ戦。実際、まだ見てない人も多いと思うので、ぶっこむのは控えますが……戦いの内容やストーリー的な意味合いを総合して史上最高の前座試合ランキングを作るなら、五指にまず入ると思う。

 しかしまあ、精神面の未熟さがあるチウだけど、その未熟さが序盤のポップとはまったく違うのはやっぱ面白いね。チウは逃げないものの足りない、ポップは足りるものの逃げる。そりゃ未熟ってのも、簡単にカテゴライズ出来るもんじゃないしな。それはそれとして、チウがもう少し早い段階で加入していたら、ポップの成長も間に合わず、パーティーにかかるストレスがベタン級だったな。

日々雑談~5734~

 作中屈指のパワー。そして作中トップクラスのタフネス。
 当人は呪文を使えないものの相性抜群の武器でカバー。
 高い攻撃力を活かす、広範囲必殺技持ち。
 状態異常の付与のような搦手も所持。

 こうやって特徴を並べると、ダイの大冒険のクロコダイン、どう見ても序盤で出るボスじゃねえな……。ドラクエ基準なら、中盤の鬼門となる3のやまたのおろちや5のようがんげんじん辺りより上じゃなかろうか。真空の斧や獣王痛恨撃のような技のバリエーションに、何よりやけつくいきによる麻痺が狂悪すぎる。ドラクエにおける麻痺の強力さと、その付与を全体狙いで仕掛けてくるやけつくいきの恐ろしさは、プレイヤーなら皆が知る脅威。それを体力最高峰のボスキャラが仕掛けてくるって、漫画じゃなければ許されんよ。

 しかし、作中で(おそらく)クロコダイン以下の腕力とヒュンケルに言われた、天下無双の怪力ことボラホーン。力だけでなく、当人の得意とする凍てつく息と鉄の錨攻撃のコンボも、やけつくいきと各種大技が使えるクロコダインには追いつかない気がする。そもそも腕力で負けている上に、相手の動きを止める息をクロコダインも吐ける時点で勝ち目が見えないんだよなあ……もしボラホーンがクロコダインと戦った場合、酒に薬を盛るくらいの手を使わんとちょっと無理そうね。

日々雑談~5875~

 ダイの大冒険のアニメにゲームといろいろな情報が出る中、玩具展開もしっかり考えているのには本当に驚いた。云十年前の作品である性質上、まず狙うのは懐古。そしてプロジェクトの規模の大きさや余裕により徐々に手を伸ばしていく中、今の子供も狙い撃ちです!と明らかになって、どんだけ手を伸ばしてくれるのよと。子供だけでなく、子供におもちゃを買ってくれる親のことも考えてるんだろうけどねー……親が直撃世代でも、なんらおかしくないもの。

 プロジェクトとしてしっかりしていると、おそらく放映期間もしっかりとってるんだろうなーと予測できてホッとする。ここ最近、懐かしの作品をアニメ化したはいいものの、1クールや2クールでまとめようとした結果、タイムアタックモードみたいなのも多かったしね。ダイの大冒険は全37巻、漫画としてはそこまで長くないけど、いかんせん削れるところが少ないんだよなあ……。読み切りとして作られた「デルパ! イルイル!」ですら、第一話としてしっかり組み込まれてるし。それに、ニセ勇者一行は外せそうで外せない。あいつら、出番の割には、居ないとマズい局面多くてなあ。

 しかし、10月放送開始か。コロナで先が見えない昨今、そんな中でも楽しみだ!と心の底から言える予定が一つ増えたぜ。
 

日々雑談~5766~

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

 ここ数日ドタバタしていたら、なんとまあダイの大冒険が再アニメ化とビックリなニュースが。このニュースに乗じて、勇者アベル伝説派やロトの紋章派も出てきて、最初アベル伝説やロトの紋章もセットでアニメ化するかと思ったわ! 望むところだ!

 90年代に放映した旧作の方は話の節目となるバラン戦の途中で終わってしまったので、そこから先がアニメ化される可能性があるってだけで万歳三唱。そして何気に、旧作の各サイトでの配信決定もありがたい。TV版&劇場版共にビデオ化はしたけどDVD&ブルーレイは無しと、映像化の隙間に入ってしまっていたからね! そりゃありがたいよ! つーか、公式サイトのデザインを見るに、新作は最後までやる気だな。それでいい、それでいいんだ!

 ダイの大冒険のいいところを語れと言われたら一晩イケるのでクールダウンしますが、美点を一つだけ言わせていただくなら、正義に悪に強者に弱者、主要キャラは立場に関係なく己自身をまっとうしていることですね。主役勢のダイやポップだけでなく、ド外道のザボエラですら、外道としての自分を最後まで貫いている。ほぼ出落ち気味だったニセ勇者一行ですら、見事な役割がある。だから全員が活き活きしていて、結果的に作品ごと活き活きとしている。

 見てない人は、ほんと読んでおいて。珠玉の名作って評価は、こういう作品に使うんだよ。