日々雑談~1998~

 ハリウッドでTIGER&BUNNY、実写化企画始動とはこれまたスゲエ話。製作総指揮はロン・ハワードと発表されたものの、監督や出演陣は未だ決まっていない状態。実際目にできるのは先の話になると思いますが、なんとも夢のある話で。
 タイバニに関しては、売れるべくして売れたって感じですね。キャラクターもスーツデザインも魅力的。シナリオもアクションも切れ味良い仕上がりっぷり。スーツにスポンサーのロゴを付けるという発想で注目を浴びた上で、しっかりとした宣伝効果を企業にアピール。ファン層を確保した状態でも「5分でわかるスペシャルダイジェスト」のような企画を用意し、新規ファン層のことも忘れない姿勢。
 
“TIGER&BUNNYって、サイゼリア的ポジションなんじゃないかと。いわゆる、「これイタリア料理じゃねーけど、超うめえ!」とイタリア人がコメントするような。ガワや小ネタは確かにアメコミなものの、根本的な部分はあくまで日本式なんですよね。あくまで、純日本製の名作”

 以前、こう評したことがありましたが、日本という環境の結晶を積み上げた結果、こうしてハリウッド実写化へ。国や企業が目指している、クールなジャパンを体現しております。
 いやでも問題は、スーツのロゴをどうするかか。実在の会社によるスポンサードがあってこその、タイバニという感じがありますしね。是非ともここは、牛角や大江戸温泉物語のような社名が漢字なスポンサーには参加してほしいところ。やっぱ漢字のオリエンタルさは、あってナンボですよ。

日々雑談~1833~

 そろそろ、春のイベントへの動きや作業に告知を初めないとな……。あ。直近のコミケットスペシャルは、最終回間近なディスクウォーズ:アベンジャーズ本で行きますので。 

>タイバニとアメコミの話面白かったです。確かにタイバニの世界はどっちかというとDCよりですね。超能力者への差別はあるけど、いい奴は ちゃんと認められますからねえ。marvel世界……つかx-men世界は少し極端過ぎて見てみてオイオイと。挙句どっちがヴィランかわからないことをしてしまう人間たち……その点僕らのJJJはちゃんと信念と超えちゃいけない線を守ってスパイディdisを行ってるので嫌いになれませんね。

 タイバニの話となると、この話の事ですね。この話は現在の自分のスタンスにも関わっている気がします。いろいろ考えてみるというタイトルが、文字通り色々な事に思いを馳せるきっかけとなったのかなと。あれから数年、タイバニとは別の場所から、アメリカンコミックスの風味と優れた少年漫画的手法の融合作な「僕のヒーローアカデミア」が誕生。知識や視点も変わってますし、今同じやり方(ビール片手)でやってみたら、またこれ何か見いだせるかもしれませんね。
 しかしJJJ、スコーピオンの生誕やスパイダースレイヤーの制作はわりとアウトなのに、なんでこう憎めないのか。ピーター自身が、うまい具合にあしらったり、からかうのを楽しんでいる面もあるからかしら……。

>格ゲープレイヤーに丸太アシストキャラって知名度だったのがいまや映画スターですからね。ゲームに出た当時はマーベルの推しメンか何かぐらいにしか思ってなかったですよ。

 マブカプ3の「丸太を持ったかあ!」なロケットラクーン参戦は、誰も予想できないというか何事!?と叫ばざるを得ない事態でしたからね……。数百人のキャラが記載されたマーベル・キャラクター大辞典にも載っていないというマイナーさ。同じく載っていないスターロードもグルートも、大活躍した現状。激動ですよ、ホントに。
 なお、マーベル・キャラクター大辞典にビッグヒーロー6は載ってますが、ワサビ・ノージンジャーとフレッドについては未記載。代わりに、シルバー・サムライ&サンファイア離脱とワサビ&フレッド加入の間に居た、サンファイアの妹サンパイアと謎の存在エボシ・サムライについて言及されています。この二人のこと、忘れてたぜ。

日々雑談~1682~

>記事とは関係無いですが、ジャンプで始まった「僕のヒーローアカデミア」という作品についてどう思われますか?アメコミっぽい要素がちょこちょこ使われてて面白そうですよ。

 遅ればせながら、自分も読んでみました。こりゃ確かにいいですね、『僕のヒーローアカデミア』! 喩えるならば、ジャンプ漫画の高クオリティさという霜降りに、アメコミ風の焼き方やスパイスで風味を付けた極厚ステーキ! 第一話からしてぎっしり。超人が居る世界、そしてヒーローが在る社会を描いた作品として、これはかなりの期待株。
 ただ、今のジャンプは各作品がしのぎを削るというより、一定のラインを越えた作品が長期連載の席に座り、残った席を新人中堅が奪い合うという感じですからね……。良作の匂いがするとはいえ、既存のラインとは違う作品が生き残るのは難しいと思います。移籍のようなリカバリの手段があるとはいえ、本誌に居ることが最上。とりあえず読者側としては、良い作品ですよ!という宣伝と、アンケート提出。
 アメコミっぽさがある日本の作品といえばタイバニがありますが……アカデミアは少しタイバニと毛色が違うというか。所々にあるヒーローへの冷めた目やヒーロー業界の歪みの気配から観ずるに、アカデミアはMarvelの色に近いような。ヒーローへの肯定や明るさがあるタイバニは、どちらかと言えばDCコミックスかなあと言った感じなので。あくまで、私見ですし一概に線引は出来んもんですけどね。