日々雑談~2356~

 マーベル展のレポートを作成中。半分ぐらいは終わったものの、どうしても写真を載せるバランスがねえ……撮影禁止のトコも、長かったから。文章と写真、レポート内の色のバランスが良くないのもアレだし、少し工夫を考えてみますか。
 たぶん、明日にはアップできます。できれば、人に行く余裕が出来る週末前に上げておきたかったんだけどねえ。

 

 変な時間に寝て、変な時間に起きてしまったので、タイガーマスクWをリアルタイムで視聴。VSキングタイガー戦のルールを総合格闘技や異種格闘技戦と表現してたけど、この戦いのモチーフとなっているのはUWFだよなあ。打撃と関節技とプロレス技が一体になっている、U系な試合。別にグローブとレガースは付けてもよかったんじゃなイカ?

 しかしタイガーマスクWも、評価が難しい……単体として観るか、タイガーマスクの後継作として観るかで、評価が変わるというか。後者の場合、元祖タイガーマスクが持っていた悲壮感や怪奇や焦燥感が薄めなので、そこんとこどうしても……。まあ、元祖が濃すぎると言えば、濃すぎるので、今のアニメとしてその濃さが適しているのか?というのはありますが。

 タイガーマスクのテーマの一つとしてあるのは、自らの孤児という生まれや悪役レスラーという境遇に対してのコンプレックス。正統派のレスラーでありたいものの、自分の中に流れる悪役の血がそれを許してくれず、傷だらけになりながら光を求め続ける。原作では死亡、アニメでは生存と、タイガーマスクは一見アニメの方がバッドエンドっぽいですが、最後悪役テクニックを全開にしてタイガー・ザ・グレートを惨殺したアニメ版よりも悪役レスラーとしての運命に折り合いをつけてから死んだ原作版の方が、ある意味グッドエンドだったんじゃあないかと。ただ、光を手にしかけたところでの事故死は、むしろ一層残酷な終わり方とも思えます。

 次週のタイトルが「黄色い悪魔」なので、後継作として欠けている部分が埋められていることを期待。ただ、単体として観れば悪くないのは、同時に語っていきたいところです。出来れば、全てが“良い”となってほしいし、そのポテンシャルはあるはず。

 しかし伊達直人は、自らを悪役と信じ込んでいる結果、自己評価がえらい低い主人公なんだけど、この部分の後継者は、自らをダメ超人と信じ込んでいて自己評価が低いキン肉スグルよねえ……。

日々雑談~2289~

 録画していたタイガーマスクWをイッキ見。もう少し荒唐無稽なデスマッチやマスクマンの投入や、演出ギミックを丁寧に描いて欲しいという要望もあるものの、綺麗な一区切りとして覆面トーナメントが着地していたので、一時的にでも終わり良ければ全て良し。うん、アイアンマンのヘルメット並みにギミック満載なマスク着けてた黄金仮面やピラニアンとのプールデスマッチや歩く放送禁止レスラーなミスター・ノーみたいな、怪しさも欲しいんだ……。

 なんとなしに原作のタイガーマスクも読み直すようになったのですが、タイガーマスクWのナオトやタクマがあまり強く受け継いでないタイガーマスク(伊達直人)の特徴が、一つあったね。これに関しては、同じプロレス漫画なキン肉マンの主人公であるスグルが受け継いでいるんだけど。
 直人もスグルも、幼少時代のつらい経験のせいか、わりと自分自身と他人を信じきれない部分があるよね。自分自身を根っからの悪役やダメ超人と卑下したり、絶望を前にして自棄になったり逃げ出してしまうようなところ。決して心まで鉄な強い人間ではなく、ずっと辛い弱さを秘め続けている。
 ただ、二人共根は恐ろしいまでの善人であり、たとえ弱さに苛まれても、最終的には逃げずに諦めずに立ち向かってくれる強さがあるというのも共通項です。だから二人は、タイガーマスクでキン肉マンなのでしょう。心の弱さに抗い続け、それでも正しくあろうとする姿勢があるからこその、二人のヒーロー。ああ、心に弱さが無ければ、スーパーヒーローじゃあないのさ。

日々雑談~2251~

 さっきまでやってた、今週のタイガーマスクW凄かった。「アイドル×ヒール」というタイトルの時点で凄まじいし、実際予告もえらいことになってるけど、実物はこれらの情報を持った上での予想を、軽く飛び越えていく出来だった。脚本浦沢義雄と聞いて覚悟はしていたものの、これは色んな人が観たほうがいい。紛れもなく、稀有な一話だ。

 

「まとまった休みがとれそうだー!」

「イエーイ! 俺もだー!」

「よっしゃ旅行行くかー!」

「イエーイ! 宿探そうぜー!」

 このやり取りから数分後、当サイトの管理者の“とてもダメな宿を見つける”スキルに戦慄することとなる。

 いや、管理者の探す宿って、マジ凄いんですって! どれも、グーグルのストリートビューで見た瞬間、死相を感じ取るレベル。単に安い宿を探しても、こうはならねえよ……だってピンポイントで、安くて良さそうなトコ外してるし! 安い宿でなく、ヒドい宿。口コミ見たら「泊まることで現代社会のありがたみを感じられる」「ヒドすぎて一周回って笑えてきた」「従業員がオールスウェット」と、異次元レベルの何かばかり。
 なぜ、スカイプ経由で同じサイトを見ているはずなのに、こうもえらい宿ばかり見つけてしまうのか。漫画とかアニメとかの、何を作っても殺人的料理になるダメ料理スキル。あれ多分、実在したらこんな感じなんだと思う。

「いやいや、俺そんな酷くねえよ!」

「嘘つけ、お前のアレ、ずっと前に一人で行った京都旅行の宿! あそこも公式サイトの時点で死臭が漂ってたぞ!」

「アソコはお前、そんなヒドくはヒドかったな……」

「自分すら数秒誤魔化せないレベルだったのか……?」

 よし。宿、俺が探すわ。

日々雑談~2245~

 現在作業中なのですが、タイガーマスクWの時間になったので、ひとまずリアルタイムで視聴。新日本のバトルロイヤルに出場するタイガーマスクと、GWMのバトルロイヤルに出場するタイガー・ザ・ダーク。地方興行ならではの緩い空気の中、プロレスラーとして大きくなっていくタイガーマスク。かたや、卑劣な罠を実力で突破するダーク。バトルロイヤルを対比させた構図が、話の幅と今後を広げております。タイガーマスクの方は正月や祭りのような祝い事でやるバトルロイヤルを、ダークは梶原一騎作品でよく仕掛けられるバトルロイヤルの罠を忠実に再現していたよ。

 今週のキーキャラクターとなったのは、ふくわらマスク。プロレスに笑いを盛り込みつつも、コスチュームの下には高い実力と傷だらけの身体を持つレスラー。鋭いナイフを持ちつつも、それを隠し続けるレスラーは結構居たりします。そもそも、コミックレスラーをやるのであれば、レスラーの必須スキルの一つである「客の反応に鋭く対応する」を習得しないといけないので、会場をどっかんどっかん沸かせる一流どころのコミックレスラーは皆レベルが高いのです。

 公式ツイッターのアナウンスを信じるのであれば、ふくわらマスクは今後も重要キャラになるそうですが……既に前の話で出ていたらしいけど、どこに居たんだろうか? ふくわらマスクの謎だ。

日々雑談~2230~

 昨日は更新できなかった上に、今日もこんな時間の更新になってしまい、大変申し訳ありません。頭脳肉体共に、結構振り絞っている状況です。根性ー!

 タイガーマスクWから感じる、前作タイガーマスクから今に至るまでの変化。プロレス業界の運営方法だって変わっているし、技だってめっちゃ増えている。そもそも主人公のタイガーマスクへのイメージ自体、今は佐山タイガーの四次元殺法が主流なイメージですしね。漫画のタイガーマスクは、スピーディーさはあったものの、地に足の着いたトータルファイターな印象。

 つーか佐山タイガーの動きは漫画より非現実的なトコがある。あんなプロレス界にの常識を飛び越えたジェットコースターレスリングをいきなり見せられたら、そりゃタイガーマスクブームにもなりますよ。コミックスのタイガーマスクから現実のタイガーマスクが生まれ、その現実の影響が現在のタイガーマスクWにもあると考えると面白い話。実際、Wのタイガーマスクは、佐山タイガーや三沢タイガーらしいムーブや技もちらほら見えます。

 タイガーマスクWにおける二頭の虎も、将来的には現実のプロレスに影響を与えるのかね。既にこの間やった新日本プロレスの両国国技館大会に、タイガーマスク出たみたいだけどさ!