日々雑談~2441~

 Twitterで反応を見ながらの地上波シン・ゴジラは面白かったものの、シン・ゴジラが面白かったという人に、そのラインでオススメできるゴジラ作品が中々思い当たらないというのは難点かもしれんなあ。シン・ゴジラはゴジラ作品というカテゴリー内においては異端児だし……平成ガメラ三部作やウルトラマンのこっちよりなエピソードの方が、路線的には近いかも。前作となるファイナルウォーズの爽快感も俺大好きだけど、路線は全力で違うしな!

 アニメのGODZILLA 怪獣惑星は、はたしてどういう路線なんだろうね。懐かしき既知でもいいし、斬新な未知でもOK。

 

 大洗に出かけたり、色々バタバタしている間に、エラいことになっていた!
 というわけで、来週のフューチャー・アベンジャーズは二度目のデッドプール回です。またかよ!
 うむ。デッドプールの再登場は嬉しいものの、コラムのネタどうすっぺっていうのと、もはや夜空にいい笑顔で浮かんでいる状態な、X-MENの皆様が心配。アイツ一応、X-MEN関係者なんだけど……。このデッドプールが独立して動いている状態、ある意味、ミュータントというカテゴリー、アイデンティティが薄めなデッドプールだからこそ出来る荒業かもしれんね。

日々雑談~2440~

 昨日は更新できずすみませんでした。実は、上記のとおり、大洗にまで足を運んでおりまして。
 細かなことは、明日以降、更新します。いくら高速を繋いでいけば近いとは言え、色々限界でさあ。
 今は、地上波シン・ゴジラを観つつ、色々やっております。ああ、地上波放映により、この映画を初めて見る人たちのリアクションが楽しい……(恍惚顔で

日々雑談~2341~

 シン・ゴジラのブルーレイが届いたので、早速作業用BGVとして採用。劇場ならではの迫力が生きる作品だったけど、細かい描写やネタが豊富な作品なのでソフト化バンザイ!という感じも。要は、シン・ゴジラは(どちらでも)いいぞ!ってことですね。

 途中、「あー、そうだよねー。この作品、みんな早口なんだよねー」と1分ぐらいスルーした後、1.5倍速になっていたことに気づく。そりゃあ、いくらなんでも早すぎるよな! でも、意外と聞き取れたんだよなあ。元々、早口でも聞きやすいようになってたのかしらね。

 

 怒り新党で新三大中華料理屋のカレーをやってたけど、こいつぁ中々に難しいぜ。だいたいカレーも美味ければ、中華料理も美味いので、席に座ってカレーを頼めるかどうか。そしてだいたいが裏メニューなので、カレーがうまい!と言う情報を仕入れるのも一苦労。探すのも頼むのも、一歩踏み出す勇気が必要というのが面白いねえ。新三大の中に、カレー激戦区の神保町の店もあったけど、カレーの名店ぞろいの街に行って、あえて中華料理屋でカレーを頼むのは、えらい決断力が求められそうだぜ。

日々雑談~2206~

 初見の管理者を連れて、二回目のシン・ゴジラに行ってきました。管理者も満足どころか、大満足だったようで良かった。互いに好みの作品やジャンルは若干違えども、根本的なところは似通っているから長年付き合っていられるんでしょう。
 しかし上映中、ちらりと管理者のリアクションを確認していたものの、最終盤はすげえ前のめりになってたな……気持ちはわかるぜ。

 シン・ゴジラ、クリティカルヒットするとズギュンと来る作品であり、ハートを貫かれた俺が言うのもなんなんですが、わりとコレ、好き好み別れるアクの強さあるよね……現在都市伝説的に「関係者試写会ではあまり良い評価が得られなかった」という噂が流れていますが、これが事実だったとしてもむべなるかなと。関係者というか、売る会社側の人間が商材としてシン・ゴジラを観た場合、おそらく悩むでしょう。好き嫌いが別れる作風と、今までにない作品にGOサインを出すのは難しい話。ダメとは言い切れないけど、OKとも言い切れない、正直出すまでわからん位置づけの作品だったと思います。

 それにあと、興行的に売れるかどうかは、まだ分かりませぬ。キャラクターものはまず、初週に固定のファン層がやってくるので、勝負は次週以降。現在夏休みで観客数自体は多いものの、他の強豪映画もゾクゾクとやってくる状況。個人的には、今年トップクラスの映画なので、クセの強さをフルブーストして、のし上がっていてほしいなあ。

 小学生も上映後に「すっげえ楽しかった!」と喜んでいた、シン・ゴジラ。その感性はグッドなものの、その年でこういうのに惹かれると、色々大変だぞ! 昔スターシップ・トゥルーパーズを観て、大変なことになったオッサンの忠告だ!

 以下、キャッチコピーである“現実対虚構”に関する話。本編ネタバレなので、隠しておきます。

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日々雑談~2201~

 シン・ゴジラを観て来ました。

 わかる、わかるぞ……! 軒並み知り合い友人が大絶賛していたのも! その一方で合わない人がいたのも! 島本和彦が庵野監督に「俺の負けだ!」となったのも! 全て、わかるぞ!

 今まで業界や自身が築き上げてきたものを磨きあげ、刀を打つ上で必要であると思われていたものをあえて削り、己の理想を完成図に盛り込み。そうして出来上がったのは、多くの人が扱える妖刀。何時も知名度のわりに使い手を選ぶ刀を打つ鍛冶師が、創り上げた新たな刀。使い手を選ぶという一点は変わっていないものの、その刃や研ぎの見事さは多くの人を惹きつける――

 シン・ゴジラは、近年のゴジラ(ギャレス・エドワーズ版)やパシフィック・リムのような、海外産怪獣映画が期待も含め問いかけてきた「俺はこういう怪獣映画を作ったぞ! そっちはどうするんだ!?」との主張に対する、見事なアンサーだったと思います。無理に背伸びしない、日本の制作環境ならではの作品というアンサーを用意することで、怪獣映画の世界はここに来て再度広がりました。

 そしておそらくこれは、今後の呪いになる可能性を孕んだ作品です。中途半端に真似をしようとすればコケ、創作者の脳天に強烈な刺激を与え、焦燥感や出遅れたという気持ちを抱かせかねない魅力。妖刀には、どこまで行っても、呪いが付きまとうのですよ。そしてそんな呪いを「ええい! シン・ゴジラはこうだったが、俺が思うゴジラはコレだ!」と真正面から弾き返せる人間が作るゴジラを、観てみたくもあります。

 シン・ゴジラ、感想書いたり説明したりするのが野暮としか思えてこないのは、問題点かもしれんなあw いやとにかく、凄いですよ。未見の人には、語彙を放棄して凄いと薦める以外無い。そして見終わった人とは……よし、飲み行くか!