日々雑談~2384~

 ここ最近、情報のアンテナをはっていなかったので、改めてここ最近の情報を収集中。
 そういやインジャスティス2はどうなったんだ?と調べてみたら、日本での発売に関する話は無しかー……。既に本国では発売済みだから、何かしらの動きがあるとは思ったんだけどなあ。日本で発売した前作が不調だったのか、それともなんらかの事情があるのか。しばらく静観して、動きがなければ海外版購入かねえ。

 続編と言えば、新規参戦キャラ。ブレイニアック、ダークサイドのような超大物。スケアクロウ、ポイズン・アイビーといったアーカム患者勢。スーサイドスクワッド枠で登場なデッドショット。他にもまだまだいるメンツの中、個人的に待ってたぜ!なのはフラッシュのライバル勢。前作だと、居なかったからね、彼ら! すっごく早くゴリラ・グロッドの参戦が発表されたことで一安心だったのですが、ここに待ったをかけたキャラが一人。フラッシュのライバルはゴリラだけじゃない。そう、ローグスがいる!

 というわけで、ローグス筆頭にして氷結の匠、キャプテン・コールドもインジャスティス2に参戦しております。近接での喧嘩殺法に冷凍銃による遠距離攻撃。何より、豊富なトラップ技がいい。忙しなく動くヤツを狩ってやるぜ!という闘志に満ちている。そうだよなあ、コールドに求められている性能やキャラクター像って、スピードスターキラーだよなあ。

 ……やっぱもう、日本語版が出ても仕方ない!の精神で、買いに行っとくか?

フラッシュとローグス~Mutual Respect~

 実は先月、Togetterまとめに載せてある、光速の男に抗う男たち~これからのローグズ~を追加削除共にしつつちょっとだけ改定しました。改定したのは、邦訳でも発売されているフォーエバー・イービルに関する部分。追加分は、作中におけるレックス・ルーサーのキャプテン・コールド&ローグス評です。

「キャプテン・コールドを見てると、勤勉だが、知識もなく野心もない田舎の善良な人々を思い出す。コールドと仲間は三流の悪党だが、お互いに対して忠誠を誓っている」
(ルーサー自身の側面である、謙虚さを持つコールドへの評)

 実際、どのような状況でこの評価が下されたのかはフォーエバー・イービルを読んでもらうとして……実はこれ、悪くない評価だったりします。そもそも自意識過剰気味なルーサーが己と照らしあわせるだけの物があると、認めているわけで。謙虚さを持つには、謙虚になるだけの実力が必要です。

 そして、削った部分は、「フォーエバー・イービルにて、キャプテン・コールドの口からフラッシュと自分たちの関係が語られている」という部分です。この評価は、キャプテン・コールドVS異世界から来た邪悪なフラッシュことジョニー・クイックにて、ジョニークイックと対比させる形でコールドが語っているのですが……邦訳だと「フラッシュとは大違いだな」と、シンプルな訳になっております。
 翻訳の方針やフキダシに詰める都合というものがあるのでコレは仕方のないことなのですが、評価を期待して買ってしまった場合、肩透かしになってしまうのではと思い、削らせていただきました。
 なお、原語における該当のコマは、こちらとなります。洋書だとForever Evil #6。邦訳フォーエバー・イービルだと、CHAPTER6―覚醒―の段。具体的なページ数としては162Pですね。

キャプテン・コールドVSジョニークイック
※ホームページ上だと縮小されてしまいましたが、画像をクリックするとフキダシの文字も読める大きさになります。

 れいとうパンチならぬ、れいとうキック! こうかはばつぐんだ!
 コールドのルール無用な残虐ファイトはひとまず置いておくとして、今回のテーマにそっているであろう英文を、抜き出してみます。

“The Flash And I Got Mutual Respect. That`s The Difference Between You And Him”

 やはり気になるのは、尊敬という意味を持つRespect(リスペクト)という単語が混じっていることですね。Mutualの意味は「共通、共同、相互の」が挙げられます。つまり、Mutual Respectとは、互いが持つ敬意ということになります。
 辞書を引きつつ、自己流で訳した場合、こんな感じとなります。

「フラッシュと俺は、互いにリスペクトしあってる。それが、お前とフラッシュの違いだ」

 このれいとうキックに至るまでの状況を補足しますと、ジョニー・クイックがキャプテン・コールドを拘束。ジョニー・クイックの世界で警官だったコールドを既に殺害していること、コールドが凍結銃を持っているだけの常人であることから、コールドのことを「銃がなけりゃなにも出来ない、ただのバカだ」とナメきった結果……コールドの逆襲により、ジョニー・クイックは足を砕かれました。つまり、コールド(敵)への敬意の無さこそが、ジョニー・クイック敗北の原因となっております。
 そして注目すべきは、ここでコールドがフラッシュとの間にある、リスペクトという関係を口にしていることですね。まずコールド自身は、間違いなくフラッシュにある種の敬意を払っているわけで。フラッシュがコールドに敬意を払っているかどうかは分かりませんが、敬意も何も無ければ、おそらくフラッシュも既に足を砕かれているんじゃないかと。悪役の口から出る、正義の味方への敬意。

 こうしてフォーエバー・イービルで示された、キャプテン・コールドとローグスの謙虚さに、コールドとフラッシュの間にある敬意。これもまた、ローグスのあり方を紐解く、材料となるでしょう。
 あと個人的には、フォーエバー・イービル解説内での「仁義を守る任侠集団」というのが、ツボにハマりました。愛嬌といい仁義といい任侠といい、なんでこうアイツら、英訳しにくい日本語がこうも似合うのか……。

はじめてのローグス~後編~

サイレン(以下S)「放置していた企画物をひとまず完結させるシリーズ、第二弾は“はじめてのローグス”(前編中編)なワケだが……平蜘蛛の茶釜に火薬を詰め込むレベルで自爆してる人、コメントどうぞ」

ふじい(以下F)「やっちゃったぜ」

光速の男に抗う男たち~ローグス紹介~

S「いや、やっちゃったぜじゃねえよ!! 何ちょっとカッコつけて言っていってるんだよ!?」

F「気に入っちゃったぜ、とっちゃやだぜ」

S「やってられないんだぜ」

F「ごめんねだぜ」

S「……ところで俺、いつまでソードマスターヤマトごっこに付き合えばいいんだ?」

F「ああうん、このままギャグマンガ日和ごっこに突入しそうなので、もう止めよう。いやコレも、昨日の追跡! アントマンとだいたい流れは一緒でな。放置している内に、別のところで、やりたかったことや代替えテキストを作ってしまった」

S「Twitterでのツイートを編集してまとめられるTogetterか……時折連投用アカウントと合わせて使ってるよな」

F「コレとか、コレとかな。実況に近いリアルタイム感や、普段と違う層にアピールできると、TogetterはTogetterでサイト掲載とは違った利点がある」

S「だからと言って、前編、中編とやっておいて、後編をずっと放置していいわけじゃないけどな……無いままの後編を探す閲覧者の方が居たら、どうする気だ」

F「それは、頭を下げるしかない……。だからこうして、一度完成させる。また何かローグスについて書くことがあるとしても、それは“はじめてのローグス”ではない記事だ。でも実際これもアントマンと同じで、中編を完成させてから後編を書かずにいた数年で状況が変わっていてなあ。当時はともかく、今はもう日本にいる誰もが、ローカライズされたローグスに会える機会があるからね」

S「それは、邦訳のフラッシュ:新たなる挑戦(THE NEW 52! )のことか?」

フラッシュ 新たなる挑戦 表紙

F「一度世界観を一新しての全シリーズリスタートなNew52、そんなNew52の中の一冊だな。始まりだけあって、しっかりとフラッシュ周りの設定を固めた上で、宿敵キャプテン・コールドも出ているわけだが……どっちかっつうと、ローグスの本気は次巻以降だからな」

S「次巻出るのかねー」

F「わからん。ただこのシリーズは、フラッシュに負けない加速度で進めば進むほど面白くなっていくから、ここで止まるのは惜しすぎる。是非とも波に乗って、続刊出来るだけの、実のある強さを身につけて欲しいところだが……」

S「波? ああ、アレのことか。ローグスと会える機会というのも、まずそっちのことだな!」

F「ソフト販売にレンタルに動画配信……コミックス、アニメ、映画に続く第四の選択肢、ドラマ。グリーンアローを主人公としたドラマARROW / アローに連なる、光速の男の物語。ドラマ版ザ・フラッシュことTHE FLASH / フラッシュよ!」

THE FLASH フラッシュ

S「ドラマのフラッシュ、観た人の評価かなり高いよな」

F「実際、面白い。揺れ動き続ける登場人物の心を直視するアメリカドラマらしい光景に、基本一話に一回、新怪人が出てくるという豪華さ! 安心しろ、お約束の再生怪人回っぽいエピソードもあるから!」

S「いやお前、怪人っつうか、あっち流だとヴィランだから。もしくはメタヒューマン。言い方が特撮レビューみたいになってるから」

F「マジでTHE FLASH / フラッシュって特撮作品として観ても面白いと思うのよ。ドラマ部分も含め、ニチアサに組み込んで流してもイケるんじゃねえかな」

S「しかしドラマ版か……実写に際して、ローグスのイメージも変わってる?」

F「そうだなあ。例えばリーダー役となるキャプテン・コールドを例にしてみるか。まずはこれが、コミックスの伝統的なスタイルな」

キャプテン・コールド(コミックス)

F「で、次が、さっき取り上げたフラッシュ:新たなる挑戦(THE NEW 52! )の際に、デザインが変わったコールド」

キャプテン・コールド(New52)

F「で、コレがTHE FLASH / フラッシュのコールドだ」

キャプテン・コールド(ドラマ)

S「最終的に、イケメンにたどり着いたな」

F「演じるのは、プリズン・ブレイクのマイケル・スコフィールドや、映画バイオハザードのクリス・レッドフィールドを務めたウェントワース・ミラーだな。実際イケメンなんだが、粗にして野だが卑ではない雰囲気が、すげえキャプテン・コールドっぽくてなあ」

S「あーなんか分かるわ」

F「コールドの持つ冷徹さや喧嘩強さが、上手く映像として昇華されてるんだよ。ドラマにおけるフラッシュとの関係も、単なる敵とは決して呼べない、強いて言うなら好敵手と呼ぶしか無い奇妙な関係になってるし。衣装もゴーグルやファー付きのコート、現実にありそうな格好でそれらしいラインにちゃんと沿っているからな」

S「見比べてみると、結構ピン!と来るパーツが多い感じだな」

F「まあぶっちゃけた話、コミックス通りの、育ちきったアイスクライマーのポポみたいな衣装でドラマ出れるかっつったら、厳しいだろ」

S「本当にぶっちゃけたな!」

F「数多くの実写版を観れば分かると思うが……漫画では受け入れられる表現やキャラクターでも、実写にしたら観ててキツッ! って例、結構あるぜ? 漫画、アニメ、実写。メディアによって、セーフの線引は違うからな。実写版で浮いてしまった作品の一因には、この線の見極めを誤るっていうのもあると思うぜ? むしろ、THE FLASH / フラッシュのアレンジや線の見極め方は、神業レベルだ」

S「ダークな作風のARROW/アローと繋がっている以上、その世界観と組み合わせても違和感のないイメージが求められるよな。フラッシュのキャラは結構明るいからなあ。調整には、確かに神業に匹敵するものが求められそうだ」

F「まだキャプテン・コールドはマシな方だぜ? ローグスに籍をおいていた、結構古くからいるヴィランのレインボーレイダーとかさ、ビジュアルだけでなく能力からしてキツすぎるだろ。虹乗るんだぞ、虹!」

レインボー・レイダー

S「虹、虹に乗るオッサンかー……綴はRainbow Raider。虹に乗るレインボーライダー(Rider)じゃなくて、侵入者や襲撃者を意味するレイダー(Raider)なんだな。確かにコイツはちょっと厳しいかもしれないけど、ここまで神業級の腕前を見せた、ドラマスタッフ達なら」

F「ほれ、追加画像」

無理ダナ!

S「あ。ゴメン、無理だわ」

F「多分、実直に映像化したら、何をどうやっても面白映像にしかならんと思う……バットマンVSスーパーマンだろうがシビルウォーだろうがライダー大戦だろうが、どんな熾烈な戦いでも背後で虹に乗ったオッサンがシューっと滑っていたら、オッサンが全部持ってくぜ」

S「うん。虹のパワー、ハンパないね。結局、ドラマ版ではスルー?」

F「いや出たよ、ちゃんと。ドラマに馴染むヴィランとして」

ドラマ版 レインボー・レイダー

S「おい。虹、何処に行った」

F「ビジュアル的にはレインボーじゃないけど、ちゃんとコイツはレインボーレイダーなんだよ! 実は、レインボーレイダーの虹には、人の感情を操る力があってな。ドラマのレインボーレイダーは、眼からの赤い光で他人の怒りを爆発させるんだよ。手当たり次第にバーサクかける感じで!」

S「なるほど、磨き上げての一点突破か!」

F「実際、ドラマではフラッシュもこの赤い光の力で、感情制御不可の暴走状態になっちまってなあ。もう仲間や大事な人ですら手に負えない、暴走するヒーローを止められるのは、同じヒーローしか居ない! レインボーレイダーの出る、第8話のタイトルは、そのものずばり“フラッシュ VS アロー”よ!」

S「ARROWの主人公であるアロー(オリバー・クイーン)との対決。つまり、レインボーレイダーをドラマに適した形にした上で、ヒーロー同士の対決の立役者にもなったと。ドラマ、凄いな!」

F「ARROWのシーズン3の第8話“アロー vs フラッシュ”はこれと対となるクロスオーバーエピソードだぞ。こちらでは、弓の達人アローをも苦戦させるブーメランの達人、キャプテン・ブーメランが登場だ!」

ARROW版 キャプテン・ブーメラン

S「キャプテン・ブーメラン、映画スーサイド・スクワットへの参戦といい、ザ・フラッシュ以外のところでの頑張りが目立つよな」

F「一時期、ロビンとの因縁が出来て、ゴッサム・シティでの活動なんかもあったしねえ。ああちなみに、ドラマのレインボーレイダーも、原作のレインボーレイダーの持つ趣味嗜好や悲しさは持っているぞ」

S「悲しさ?」

F「レインボーレイダーだけでなく、ローグスのメンバーのオリジンって、物寂しさがあるからよ。それに触れるのであれば、こういうトーク形式でのテキストではなく、真面目に書かないとダメだな。最低限の礼儀だ。そうだな……直接書かずに言わせてもらうなら……キャプテン・コールドの出自と冷酷さ、そして情愛と復讐を描いた“ABSOLUTE ZERO”のエピソードは、名著だ。つーか、俺、アメコミのエピソードの中で、五本の指に入るレベルで好きだ」

S「お前のその枠、てっきりデッドプールで全部埋められてると思ってた」

F「まあ確かに、デッドプール好きだけどね。でも、ローグスもまた好きだし、愛読している連中よ。そうでなきゃあ、こんなに文章書けないし、レビューや紹介しよう!って気にもなれんよ。運転するのに知識が必要なら、好意は動くためのガソリンってね」

日々雑談~2025~

 ドラマのARROWやザ・フラッシュと世界観を同じくする、DCコミックスの新ドラマ「レジェンズ・オブ・トゥモロー」。PVがいよいよ公開されましたが、世界を救うヒーローチームにキャプテン・コールドとヒートウェーブが居るのがまずスゲえ。まさか、ローグスが世界と時空を救うドラマが作られるだなんてな。この二人がいたら、そりゃおめえ、どんなチームもローグスよ。

 もうすぐ発売な、モンスターハンタークロスの体験版をプレイ。今作の目玉は、四種の狩猟スタイル✕特殊技である狩技の導入。おいおい、どう考えてもややこしくなる流れじゃね?と思っていたものの、実際触ってみると、コイツは中々。
 まず従来の操作感覚に近いギルドスタイル、中級者や上級者向きな空中戦に特化したエリアルスタイルに刹那の回避を武器とするブシドースタイル。個人的にお気に入りなのは、狩技特化型と言われているストライカースタイルですね。強力な狩技の装備数やゲージの溜まりやすさというのもあるのですが、これイイな!と思ったのはシンプルな操作体系。アクションの簡略化は本来デメリットなのですが、プレイ中の暴発を防ぐというのが、ありがたい。
 自分が得意としているのはヘビィボウガンなのですが、ストライカースタイルだと“しゃがみ撃ち”がオミットされるのが、実にありがたく。しゃがみ撃ちの瞬間火力はトップクラスなものの、自分がメインとしているソロや少人数でのプレイだと、あまり使いドコロが無いのですよ。今回、しゃがみ撃ちに派生するアクションが増えていて、実際ギルドスタイルやエリアルスタイルで何度も誤爆したのですが、ストライカースタイルならそもそもしゃがみ撃ちが無いし、狩技で火力も補強される。今のところ、ヘビィボウガン✕ストライカースタイルは、自分にメリットしか無いです。狩技を使うのに必要な、ゲージの溜まりやすさとボウガンの手数も相性よさげなんだよなあ!
 今まででいいなら、ギルドスタイル。違う形を求めるのなら、ストライカーやエリアルやブシドーで。モンハンクロスは、無理矢理に進化させられるのではなく、出来ることを増やしてもらった感じですね。あとストライカーのシンプルさは、メインではなくサブで使う武器とも相性いいと思うよ! 覚えることが、少ないし!