日々雑談~2386~

 そんなこんなで、ピーターラビットを観てきましたよわっほい。ピーターラビットは害獣、人間とウサギの生存戦争、マグレガーおじさんの地獄門とTwitterのタイムラインにすげえ情報がゴロゴロ流れてたけど、実際観たらだいたい合ってた! こうなるのは、わかってたよ。最初はなんとかファンシー路線で押し通してた予告編が、公開に近づくにつれて、ファンシーからバイオレンスが漏れ始めてた時点で……。表紙詐欺という意味では、アマゾンズを軽く越える域。ランペイジの巨獣たちって、お行儀いいほうだったんだなあ。

 つーか、もし原作準拠で作ってたら、弱きピーターラビットがマグレガーおじさんから逃げ惑う、ホラーめいた映画になっていたのでは……子供向けらしい教訓があったり可愛らしい絵柄だとはいえ、ピーターラビットって直球ファンシー路線ではないよなあ。マグレガー夫妻、兎の皮の有効活用について考えていたり、新しいパイ皿を用意したりと、ゴールデンカムイの登場キャラクターと思考回路ほとんど一緒だぜ? 子供の頃、しかけ絵本な原作をずっと読んでいた人間的には、この路線の映画化は十分アリだと思う。ただ、ピーターラビットたちの反撃手段がたいてい身近な道具をつかったヤバい行為なので、子供に見せるのは少し悩む!w

 ガンガンぶちこんでくるブラック気味のネタでゲラゲラ笑い、力技でイイハナシダナーに持っていってしまうパワー。映画ピーターラビットは観ておいたほうがいい作品ですぜ。大丈夫、このサイトでこの文章読んでる人間なら、十中八九楽しめるから!

 いやホント、カトンテールだけはよくわからない。足止めを依頼されて、「右足を折る? 左足を折る? ああごめん! 変な質問しちゃって! 両方だよね」と可愛らしい声で言い放つんですよ、アイツ。家族というブレーキがあるから他人の両足は無事だったものの、ブレーキ無くなったらどうなっちまうんだ、アイツ。