日々雑談~2307~

 ちなみに件のタグとは、#魔女集会で会いましょうというタグです。直接ツイートに貼り付けると、検索に引っかかっちまうからね。創作の中に入れる話題としてはちと変則的なので、混ざるのはあまり良くないなと。

 このタグで描かれるお題は、「魔女と拾われる、何者か」。ストレートなものもあれば変則的なものもあり、魔女や何者かに一工夫加えることで個性を放つ作品も。それにそもそも、絵のタッチが違うだけでそれぞれに面白さがあるわけで……こういう創作バトルロイヤルな状況、たまんねえな! しかし世の中、自分の知らない達人や天才ってのはたくさん居るもんだ。才能を世に出す手段として、ネットはいいもんだぜ。

 しかし上でウルヴァリンの魔女力について触れているけど、そもそもX-MENは始まりからしてプロフェッサーXという魔女が五人の少年少女を引き取ったところから始まってるからのう。当然、後続の魔女も多いと。そして、それがいい方向に転がることもあれば、破滅へと突き進むこともある。X-MENは、登場人物でも予測できない悲喜劇が起こる、群像劇だからね……。そりゃあ、ままならんさ。

日々雑談~2241~

デッドプール「FGOで165cm以下限定のクエストが登場したんだけどさ、ローガンちょっとマーベルからタイプムーンに転職しない? 確か、160センチでしょ? マリー・アントワネットとタメだよね?」

ウルヴァリン「よし、わかった。くたばりやがれ」

デッドプール「毛むくじゃらのチビなオッサンってのなら、最近最終回でようやくヒマになった公園前派出所のリョウサーン!に頼んでもいいんだけど、あの人、設定が前後して身長ウルヴァリン以上ウルヴァリン以下をさまよってるんだよねー。ヴィブ・ラ・カメアリ!」

 

デッドプール「俺ちゃんだってガンマ線浴びてないし神様でもないし屁も臭くないしで、決してパワー系じゃないんだけどさあ。そんな俺ちゃんと身長おんなじなのに20キロ近くスリムなんじゃ、そりゃ元祖アーチャーさんも筋力Dに決まってるよネ! 90キロ対70キロ、そりゃ魅せ筋肉に決まってるよ!」

エミヤ「……」

 

 身長と体重は、手軽で面白いクロスオーバーネタになりやすいと思うんだ。なお、こち亀の両さんの身長は、中川や麗子との比較や警察官の最低基準などの兼ね合いで、コロコロ変わっております。エミヤもエミヤで、衛宮士郎だった高校時代から20センチ身長が伸びてるという急成長すぎる事案が。やっぱなんか、スーパーヒーローになれるタイプのビームとか浴びたんだろうか。

映画デッドプール感想~バーリ・トゥードver #1~

映画デッドプール感想~試写会ver~
映画公開記念 デッドプールを知るためのQ&A
映画デッドプール感想~上映後ver~

 今までこうして映画デッドプールに関する記事をあげてきたものの、基本全部ネタバレ無しの記事。でも、公開そして最初の週末を乗り越えたわけだし、もう、ネタバレもいいんじゃないかな!

 というわけで、遠慮なし、感想を書きつつ気づいた小ネタにもガンガン触れていく、バーリ・トゥードバージョン解禁! ここから先はネタバレ注意、観る前に読んでしまうのはアウトな仕様。もし映画観る前に読んじゃってぐわー!となっても、俺ちゃん責任取らねえし!といったところです。

 ……いやマジ、ホント。一回劇場で観てから、この先読んでください。
 あと、この記事、複数回に分けます。一本にしてしまうと長すぎるのと、正直俺の体力と精神力がインターバル挟まないと持たねえ!

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Escape play of a wolverine

 極寒の雪原を、少女が歩いていた。吹きすさぶ風も冷気もものともせず、ただひたすらに、一直線に歩いて行く。寒い、冷たいを通り越した、痛い吹雪。それでも黒髪の少女は、構わず前へ前へと進んでいく。
 ふと、少女は足を止める。彼女の周りを、白い獣が取り囲んでいた。狼の群れが牙を剥き出しにして、わざわざこちらにやって来た獲物を待ち構えていた。
 狼の存在に気づいた少女は歩みを止め、逆にその鋭い瞳で狼を睨みつけた。狼以上に獣らしい目に見据えられ、群れの若い狼が自然と退いて行く。だが、ボスを始めとした歴戦の狼は耐え切り、包囲が瓦解するまでにはいかなかった。
 突如、空気が切り裂かれる。切り裂いたのは、爪。少女の手から出現した二本の鉄の爪が、狼を逆に威嚇していた。
「……やるかい?」
 脅しではなく、本気。彼女は獲物ではなく、同じ獣として狼達に立ち向かおうとしている。少女の強烈な殺気に当てられた瞬間、包囲は崩れ、狼は三々五々に散らばっていった。
「ふん。つまらない」
 勝者となった少女が、逃げる狼を追うことはなかった。
「てっきり、このまま追っていくのかと思った。あの人なら、そうしてるだろうしね」
 少女の後ろから出てきた、これまた別の少女。ピンク色の大きなゴーグルを上げ下げしながら、気安く語りかける。
「私は、そこまで獣じゃないから」
「確かにね。ローラは、臭くないから。オッサンでもなく動物でもなく、女の子の匂いがするもの」
「アンタと比べて、付き合いが長くないからね。逆に付き合いが長いだけあって……そっちは時折臭うよ、ジュビリー。ニオイが、移ってるんじゃない?」
「嘘!」
 クンクンと自分の身体を嗅ぎ始めるジュビリーを見て、ローラ、別名X-23が苦笑する。同じ東洋人の少女であり、超人種ミュータントである二人。X-MENにも名を連ねる二人は、きちんとした目的と行き着く手段を持って、この雪原を歩いていた。
「行こう。もうそろそろ、目的地だ」
 ローラが鼻をひくひくとさせ、雪原に残る僅かな臭いを嗅ぎ当てる。獣性だけでなく、獣以上の優れた嗅覚と直感を持つローラこそ、目的の物を探し当てる手段だった。
 しばらく歩く二人、やがて先行するローラの足が止まった。
「ここだね。アイツは、この先に居る」
「なるほどね」
 二人の目の前にある、白い壁。うず高く積もった雪が、行き先を覆い隠していた。ローラは爪で雪を削るものの、その壁はいかんせん厚かった。
 カリカリとネコの爪とぎのように雪を削るローラを、ジュビリーがどける。
「よかった。ここまでローラにおんぶにだっこだったからさ」
 ジュビリーの開いた両手の間で、火花が散る。虹色のカラフルな火花は、吹雪に負けずずっとスパークし続けていた。
「最後ぐらい、私の見せ場があってもいいよね!」
 弾ける火花が、熱気となり目の前一帯の雪を溶かす。ジュビリーの能力である、爆発性の火花の放出。威力ならば目眩ましから爆発まで、範囲ならば一人から集団まで、ジュビリーの火花には華麗な見た目以上の器用さがあった。
 雪が溶けた先に、ぽっかり空いた黒い穴。二人は警戒しつつ、目の前の洞窟に足を踏み入れる。灯り代わりの火花を出そうとするジュビリーを、ローラが止める。無言の抗議をするジュビリーに対し、ローラもまた無言で洞窟の先にある灯りを指し示した。
 音を立てず、灯りに向かって歩く二人。やがて、灯りの正体も明らかになる。
 煌々と燃えさかる焚き火。切り分けられ、串刺しとなった鳥肉が焼かれ、良い匂いを醸し出している。ちょうど良く焼けた一本を、焚き火の前に陣取る小柄で毛むくじゃらな男が、むしゃむしゃと食べていた。
「お前ら、来たのか」
 二人に背を向けているのに、男は誰が来たのか察していた。彼の鼻は、ローラ以上だ。
「ようやく見つけたよ、ローガン」
 ジュビリーが男の名を呼ぶ。
 ローガン。コードネームをウルヴァリン。X-MENの重鎮でありながら、アベンジャーズにも所属している、不老のミュータント。アダマンチウム製の爪に獣性、不死身の再生能力ヒーリングファクター。その闘志で、強力な相手や苛烈な戦場に挑み続けてきた、歴戦の勇士だ。
 ジュビリーは長い間、ウルヴァリンと共にあり、ローラはウルヴァリンの遺伝子を継いだ者。この二人の少女は、ウルヴァリンと縁深い二人でもあった。
「X-MENのみんなが、アンタを探している」
 ローラはウルヴァリンが逃げぬよう牽制しつつ、ウルヴァリンが追われていることを告げる。
「そうだろうな」
 仲間である筈の、ヒーローたちに追われている。そんな裏切りとしか思えない状況でも、ウルヴァリンは平然としていた。平然と、過酷に見える現状を受け入れている。
「でも、わたしたちが一番最初に見つけて、良かったよ」
 優しい笑みを浮かべるジュビリー。ローラとジュビリーも、大多数のX-MENと同じ、ウルヴァリンの追跡者だった。
「ああ。お前たちでよかったよ」
 ウルヴァリンは苦笑し、抵抗すること無く、二人が求めるものを捧げた――

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日々雑談~1996~

デッドプールVol.3:グッド、バッド・アンド・アグリー(仮)

デッドプール:グッド、バッド・アンド・アグリー

 今月発売の、デッドプール Vol.1:デッド・プレジデントより始まる、デッドプールレギュラーシーズン邦訳。第三巻となるグッド、バッド・アンド・アグリーも今年中(12月)に出るようですね。一応、キリとしてはレギュラーシーズンが全八巻で特別号や最終号をプラスして……10冊少々で、おそらく完走かと思います。先は長いけど、先が見えないってほどじゃないな。
 いやでもなあ、一番難しいかなと思っていたグッド、バッド・アンド・アグリーが出せるようなので、なんとかなるかなーという気も。キャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、デッドプールの三本柱に不安は無いけど……舞台となる“極東アジアの某国”ってのがね、その。政治的にヤバいかなあと思っていたので。アメリカだと遠い海の向こうの話だけど、日本だとそこに近すぎるというか……。
 いやもう、端的に仮称を付けるなら“キャプテン・アメリカが北◯鮮に「超人兵士サンプル」として拉致られた件”ですからね。正直、いきなりヒトラーをぶん殴るより、内容があぶねえ……! 自サイトならともかく、Twitterに流すのは躊躇う仮称です。ゲッツにしても、マズイだろうなあ。
 ただ、この作品のキャプテン・アメリカやウルヴァリンやデッドプールはしびれるくらいにカッコいいので、日本で刊行されることは感謝カンゲキ雨嵐。男三人、友情のターニングポイント。三人とも人気キャラである以上、そのターニングポイントは豪華かつ読み応えのある話となっております。