日々雑談~2071~

 怒り新党の新三大バーベキュー、この番組には珍しい直球さだなあと見つつTwitterのTLを眺めていたら、気になるツイートが。

 この野郎……俺がSSRの川島さん超欲しいと言っていたのを聞いていて、あえてやりやがった! 
 なんて外道だ……
「えっ! 引けなかったんですか!? ハロウィン限定なのに!?」
「お前、このままだと小梅ちゃんのソロ聞けないんだよなー1年待てよ、な?」
 と、SR白坂小梅の時に、挑発した励ましてガチャ引くのを後押しした恩を忘れるとは。最終的に小梅ちゃん出なかったけど、SSRの神崎蘭子出たんだからいいじゃねえか! 結果オーライというか、これで不満を述べたら、それはそれで蘭子Pに刺されるぞ!?
 しかも「おいでませ」の一言ですよ。なにこの、クールっぷり。昂ぶりを抑えて、わざとこうして振る舞うヤツなんて、信用できませんよ。もっとさあ、喜びで弾けようぜ?

 おいでませ。橘さん、何故見てるんです!?
 いやー、ここでカウンターで川島さん引いたら面白いだろうなあと思っていたら、別の方向で面白いオチに。つーかウチのサイト、このアタリのぶり返しとかでとんでもない目にあったりしませんよね!? 今まで片方がガチャでアタリ引いたことはあっても、二人同時は無かったなあ……。
 
 本文へのツイート埋め込みを実験的にやってみましたが、とりあえず平気そうなので、今後も使っていきたいと思います。しかし、みりあのモデリング凄いな……パッションなのに、キュートすぎる。どこかのお姉ちゃんが足を踏み外すのもわかるわ。

こうして彼女は本を読む

 休憩室の扉を開けた瞬間、神谷奈緒は己の目を疑った。
 太めの眉を不審げに歪めた後、もう一度扉を閉めて、開く。それでも信じられない光景は変わっていなかった。よしもう一度閉めようとした所で、困惑の原因である女性が、奈緒の存在に気づいた。
「……どうしました?」
 鷺沢文香。同じプロジェクトに参加したこともある、顔見知りのアイドル。長い前髪から除く蒼い瞳が、不思議な行動を取り続ける奈緒を、じっと見つめていた。先程まで、彼女が手にする書籍に向けられていた瞳だ。
 そしてこれもまた、おかしい。
「いったいアタシ、何処で世界線を越えたんだ……」
 異世界か平行世界に迷い込みでもしたのかと、奈緒は本気で悩み始める。
 文香の特徴といえば、本の虫であることだ。一度本の世界に没頭してしまえば、文香はおいそれと帰ってこない。なのに、今、文香はあっさりと、彼女にしては本当にあっさりと、奈緒の存在に気がついた。まずこれが、おかしい。
「ひょっとしてアレか、晶葉が持ってきた発明品、電話とレンジが合体している怪しいやつをいじったのがまずかったのか!?」
「……ひとまず……落ち着いて下さい……」
 そして更におかしいのは、文香が手にしている書籍。書籍は書籍でも、それはデジタルな書籍。文香は、紙の本ではなく、真新しいタブレットで電子書籍を読んでいたのだ。これがまず、奈緒を混乱に陥らせるほどに見たことのない光景だったのだ。
 
「……ふう」
 ソファーに座った奈緒は、水を飲み息を吐きだし、ようやく落ち着くことが出来た。
「……大丈夫ですか?」
「ん。ああ、平気平気」
 奈緒はコップを置くと、心配そうにしている文香に無事を伝えた。
 文香は、いきなり奈緒に頭を下げた。
「……すみません」
「え? ど、どうしたんだよ!?」
「……驚かせてしまった……みたいで……」
「ああ。いや、別にそっちが謝ることじゃないって。ただあんまりに何時もと違ったからさ。本を読む姿はよく見ているけど、紙じゃなくてタブレットで読んでいるのを見るのは始めてだったから」
 文学部に通う大学生でもある文香は、叔父の書店で手伝いをしている際、プロデューサーと出会い、アイドルにスカウトされた。アイドルとなった今でも、彼女は書店の棚卸しを手伝っている。何冊もの本を抱えて歩く姿も、今では事務所の名物だ。この経歴からして、文香には本のイメージがあった。それも、昔ながらの、紙の本の。
「これは……ありすちゃんに借りました……」
「だと思ってたよ」
 文香が紙の本なら、橘ありすはタブレットだ。小学生アイドルの一人であり、情報や効率を好み、常に背伸びしているように見えるありす。でも、その内に秘めているものは、子供らしい可愛らしさと愛おしさだ。ユニットを組んだこともある文香は、そんなありすの内面を露わに出来る存在であった。
「それにしたって、電子書籍か。あそこのアレ、全部読んだってわけじゃないんだろ?」
 奈緒の視線が、自然と休憩室の片隅に移る。そこは、各アイドルの趣味の品が置いてある場所だ。キャッツのバットと、“ご自由にどうぞニャ”と書かれた箱に入っている大量の猫耳の間に、文香が持ち込んだ本の山があった。
「……半分は読んでますが……まだ半分残ってます。でも今日は……電子書籍に挑戦してみようかと……まだ……操作に慣れていないので……すらすらと読めないのですが……」
「ああ。だから挙動不審なアタシに、気づいたのか」
 操作に慣れていないことが、文香の没入感をとどめていたのだろう。
「……やはり……慣れないことは難しいです……」
「わかる、わかる。アタシもゴスロリとか、ホント似合わないし、慣れてなくてさー」
「……え?」
「なんだよ、その意外そうな顔は」
「でも……慣れていないことは……楽しいですね……」
「おい。普通にスルーか。おい」
「……私は……紙の本が……好きです……」
 文香の仕切りなおしを前に、奈緒は追求を諦める。ある意味、話すことが苦手な文香の、成長の証である。
「……内容だけでなく……紙をめくる音に感触……インクの匂い……どれも好きです。本棚を見て……じっくり探すのも……電子書籍には……私が本で好きなところが……ありません……」
「だろうな」
「……でも……電子書籍にも……いいところがあります。高価だったり手に入りにくい本が……誰でも読めて……それにこのタブレットの中に……数十冊が入ります……本は……重いです……」
「ああ、この間、この部屋掃除しようとした菜々がスゴイことになってたよな」
 17歳とは思えないほどしっかりものな、自称ウサミン星から来たアイドル安部菜々。先日菜々は、この部屋を掃除しようした際、文香の本を一気に持ち上げた結果、腰がグギィ!と逝ってしまった。アレは思い出すにつけ、大惨事だった。
「中に刻まれている物語は……紙の本でも電子書籍でも……かわりません。紙の本が好きだからと言って……電子書籍が嫌いになる必要も……ありません……。大事なのは……色々な人が色々な手段で読めることです」
 文香は、何処まで行っても、本好きであった。彼女は、形だけではなく、その本質も愛している。
「……こうやって電子書籍を読むことで……貸してくれたありすちゃんのことや……電子書籍が好きな人の気持ちが……わかるような気がします……わたしは……色々な人のことが……わかりたいです。だって……私は……」
 文香の前髪が揺れ、素顔が露わになる。文香の素顔を見た奈緒は、思わず息を呑んだ。
「皆さんにわかってもらう、アイドルなんですから……」
 アイドルである自覚を得た文香の柔らかな笑顔は、気圧されるほどの魅力に満ちていた――
 
 数時間後、奈緒は何時ものファーストフード店にて、休憩室であったことを話していた。
「ってなことがあってさ。あの時だけは、なんだかアイドルとして負けた気がしたよ」
「分かるために踏み出すこと、そして分かってもらうことか」
「両方が揃うのが、大事なんだろうね」
 奈緒が所属するユニット、トライアドプリムスのメンバーである北条加蓮と渋谷凛は、奈緒の話に聞き入っていた。
「私たちも、アイドルとして踏み出さないとね。凛」
「そうだね加蓮。他人の気持ちになることか……わかった、今日は奈緒の気持ちになって。玩具がついてくるセット買って来るよ」
「私の分もお願いね。奈緒の気持ちになるですよってね」
 凛と加蓮は、いい笑顔でこんなやり取りをしていた。
「お、お前ら、そう来るのかよ!? なんだよ、このオチー!」
 イジられた奈緒が、思わず悲鳴を上げる。顔を赤くして困る奈緒、彼女もまた、アイドルとして相応しいだけの、可愛らしい様相を見せていた。

日々雑談~1991~

 スマホ乗り換えで悩んでいましたが、いざ店に行ってみると、Xperia Z4が乗り換えや新規加入なら本体一括0円だよ!ということになっていたので、さっくりと購入。新型のZ5が発表されたとはいえ、今年6月に出たものがこの扱いってえのもなあ……申し込みも一昔前に比べて随分と簡易化していたし、携帯の技術の日進月歩はホント洒落にならないわ。新型携帯すら、振り落とされるくらいに早い!
 電話帳の移行は手弁当でやるとして、けっこうまだ、この携帯でスターライトステージやFate/グランドオーダーをプレイするにゃあ時間がかかりそうだ。

 アイドルマスターシンデレラガールズの最終回がずれ込んだ結果もあり、ツイッターのタイムライン上ではアイドルマスターVS孤独のグルメ新シリーズな構図に。敵は数百のアイドル、戦うのは一人のサラリーマンとアルコール好きな原作者。
 いやしかし、アイマスの方は島村さんが散々に悩んで苦しんで答えを出す展開でしたが、一方孤独のグルメはゴローちゃんが焼き肉をつまみつつ幸せになるだけの話だったので、えらい温度差というかやっぱ孤独のグルメの“ただシンプルに飯を食うだけ”でドラマになっているのは、異端だよなあ。第五シーズンまでいっているドラマにかける言葉じゃない気もしますがw
 島村さんもお肉お腹いっぱい食べれば、それで悩み解決したんじゃないかなあ……と思いつつ、やはりでも美味いものを食べる!という行為はいいですね。憧れる。
 たまには、率直に憧れに向かって突き進んでみるか……?
 

日々雑談~1975~

 体内時計がずれにずれた結果、夜十二時前に寝て、朝五時に起きるという理想的な生活パターンに。昨日も十一時位にふっと力尽きたのですが、分かった上でスケジュールを組めば、悪くないんじゃ……出勤前に、ここの更新をする時間はあるし。

 一緒にプロジェクトを推進していた同僚が他部署に出向してそちら側の人間に、プロジェクトやばくない?という空気の中、他の同僚も他部署への転向を希望。結果的に自身が推進していたプロジェクトは休眠状態に。出て行った同僚は実感や成功を得る中、本人は上からフォローとばかりに用意された新プロジェクトを提示され出向。
 普通の会社に置き換えてみると、そりゃあ島村さん笑顔になれなくなるよなあ……となる、今週のアニマス。つまるところ、自分なりの頑張りで前を見ていたら、いつの間にか周りが横にそれて一人になった挙句、頑張りが霧散したわけで。結果的に、第一話の一人レッスンINアイドル養成所よりキッツいわ。
 結局は、どう頑張るか、どう前に進むか、どう折り合いをつけるか。誰かのアドバイスがあったとしても、自分で立ち上がるしか無い問題よね。まー、自分と凛の問題で完結させちまったちゃんみおや、同じ状況にありながらむっちゃタフだった新田さんや、島村さんへの信頼感から油断していた武内Pと、誰も悪く無い各々の個性がスパーキングした結果なんだけど……。難しいわ。

 最期の力で録画しておいたドラマ版デスノートを観てみる。ごく平凡な人間が、恐ろしい力を手にしてしまい、その力に応えようとした結果、身を滅ぼす。原作月が第一話で乗り切ってしまった悩みを、終盤まで葛藤として抱え続けたドラマ月。ドラマ月は凡人設定と言われていましたが、普通の人になった結果、主人公としても真っ当に。原作月は、邪道を固めたような感じだったからね。
 最後、「もう遅い」と言ったものの、月に「つまらなさ」は感じていなかったドラマのリューク。人間は面白い。ドラマリュークは事態をかき回すトリックスターとしての面が強調されていましたが、人という存在が作る楽しさを最も享受していたリュークなんじゃないかと。ぶっちゃけ、最も邪悪なんですが。
 大いなる力には大いなる責任が伴う。某蜘蛛男の物語のテーマとなる格言ですが、この格言はドラマデスノートにも使えるんじゃないかなと。大いなる力を手にし、悩みつつも相応しい使い方を考え続けていたドラマ月。責任を感じつつも、力を使うことで生じた責任から目を背けた結果の破滅。一人の人間が怪物であるキラになる物語。原作を踏襲しつつ、別の物を見せられて、良い実写化だったんじゃないかな!
 そんなドラマデスノ最大の不幸は……映画デスノート2016に余韻を全て持って行かれたことか。オオゥ……。

日々雑談~1969~

 本日は短め、簡易更新とさせていただきます。

>初代グリーン(ドラゴンレンジャー)のトミーがキバレンジャー→オーレッド→レッドレーサーとして出演し続け、ちょっと間が空いてアバレブラックとして出演したようなもんか>不滅のブラジラ

 ブレドランさんはかなり特殊な流れなんですよね……彗星のブレドランの戦闘形態がチュパカブラの武レドランで、重症を負ってサイボーグのブレドRUNに。更に救世主のブラジラとして登場するのは、ワルズ・ギル撃破後という混線具合。トミーの遍歴と一緒で、完全に繋げると、エラいことになりますね。
 なおトミーもレジェンド大戦にドラゴンレンジャーとして参戦してますが、その結果、数戦隊がメンバー不在のまま決めポーズを取るハメに。まさか、直近な世界観が、こう影響するとは……。

 リズムゲーなアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージがGoogle Play配信開始……アップルストア版の配信はまだかー。あれなんだろう、この流れ、この間なんかあったような気がするぞ? 古いiPadじゃ対応してませんよ?なんてオチがまた来たら、流石に泣き崩れるわ。