日々雑談~5813~

 やっぱり楽しかった、地上波ランペイジ 巨獣大乱闘。ゴリラと対等の目線で話せる主人公にドゥエイン・ジョンソン、対等だからこそできるクライマックスの共闘に、主人公、ヒロイン、曲者、悪者×2の極限まで絞った人間模様。ずっと暴れっぱなしのように見えて、全体を通すと上手くペース配分している巨獣乱闘シーン。作品はド直球のB級で、頭空っぽで夢詰め込める映画だけど、造り手の最低限の骨組みと爽快さを見極める目と頭の良さは屈指よねえ。意外とこの映画、一歩でもさじ加減を間違えたら崩壊するぐらい、ギリギリのバランスで成り立ってると思うのよ。

 怪獣映画から宇宙人映画って、順序としては正しいけど、なかなかに冒険してる。フジテレビは木曜洋画劇場のラインに乗ってくつもりなんだろうか。こっちとしてはウェルカムだけど、いきなりこうしてぶっこまれた日には驚くよ。

 この路線で行って欲しい以上、全力で応援の一択以外、何があるというのか。自分がやってほしい路線になって終わりではなく、その路線を維持してもらうためにはなんでもやりまっせ!