日々雑談~2204~

 ううむ、ウィスキーをがっつり飲んで、自室に入ってからの記憶が無い……というわけで、こんな時間での更新です。予定より30分早起き出来たので、その時間を注ぎ込んでおります。酒はともかく、こちらの方が健康にはいいかもしれない。

 そろそろ日本での公開が近い&ある程度データーも出揃ったということで、X-MEN:アポカリプスの興行収入の状況を調べてみましたが、ここ最近の映画X-MENシリーズにおける“アメリカ国内では伸び悩み、世界ベースでは良いペース”という特徴が、アポカリプスではさらに顕になっているようです。

 映画X-MENシリーズ内で比較した場合、アポカリプスの米国内での興収は歴代7位です。6位のX-MEN(第一作)を抜く可能性はまだ少しありますが、それでも映画X-MENシリーズは全部で9作なので、あまり芳しい成績とはいえません。
 しかし比較の舞台を全世界ベースにすると、一気にアポカリプスはシリーズ歴代3位までのし上がります。米国内での興収の低調を、他の国での興収で補っている結果です。ここ最近の映画業界は中国市場の拡大もあり、世界での興収が強い傾向がありますが、その中でもX-MENシリーズ、特にアポカリプスはこの流れが顕著ですね。

 X-MENは、コミックスからして国際色豊かで多様な人種のミュータントがいるチームでもありますので、世界志向を目指してみるのもいいかもしれません。国内でのブランド力低下は見逃せない問題ですが、国外での強さは武器です。シリーズ最終作となり、切り替えが求められる時期。アポカリプスの売上も、もう一つのマーベル映画のライン、映画アベンジャーズシリーズと比較すると埋没してしまいますからね。挑戦作のアントマンより、わずかにいいぐらいですし。グランドフィナーレで互角は、正直厳しい話。ここで、何かカンフル剤は必要でしょう。
 ブランド力復活を目指すのか、国外での強さを活かすのか、20世紀フォックスの腹一つです。

 いやまあ、手っ取り早いカンフル剤というか、実際カンフル剤になったのが、歴代映画X-MENシリーズ史上ナンバーワンな映画デッドプールなのですが。中国市場抜きという条件下でも世界で売れて、なおかつ米国内でもヒーロー映画トップクラスの売上と、おかしいことになってるんだけど。シリーズとは別の形の売上を見せつつ、後発作となるアポカリプスにあまり影響を与えていない現状。
 デッドプール。良くも悪くも、X-MENシリーズの映画と認識されてないのかもしれん……。

(データー元:BOX Office

日々雑談~2203~

 コミケ関係の荷造りを終え、一息。あとは郵送するのみ。ある程度荷物を絞りつつ、イベントが完走出来るだけの既刊を用意する。あまり沢山イベントに出ているわけではないので、せっかく来てくださる方が求めるモンが無いというのは避けたいですしね。ここいらへんのバランス感覚や持っていくアイテムも回数を重ねるたびにわかるようになっていくので、やはり何事も経験なのでしょう。
 でもなー、しくじる時はしくじるんだよなあ。数足りなくなってしまったり、現地でアレ忘れた! みたいなことになったり。いろんなことにおいて、経験や技術を過信するのもアカンのでしょう。でも、不備があった時にその手があったか!となる素地もまた、経験や技術。つまりは、両天秤ってことですね。

 同人を書いたあとは、流石にこれは公式でないだろう、これは本家も出来ないだろう! という気分になるのですが、だいたい本家や公式に触れてみると、敗けた!という気持ちに。TYPE-MOONもアメコミも、とんでもないことをやらかす率は高いんだよなあ。

スクイールプール

 高いんだよなあー……。デッドプールもスクイールガールも追い続けてきた自分にとってある意味夢の個体なのですが、いや困るよコレ! ケーキとカレーが好きな子供に、ショートケーキ入のカレーを差し出すぐらいの暴挙だよ!
 そして毎回、ショートケーキ入のカレーもやだコレ意外とイケるとなるオチ。しかしスクイールガールは最近猛プッシュだねえ。版権的にアベンジャーズ系列の映画への出演が難しいデッドプールの代わりに、やりたい放題系キャラとしての映画やアニメでの実写化も、あるんじゃないか?

日々雑談~2202~

 昼に時間があったので、テレ東午後のロードショーでやっていたゴジラ・ファイナルウォーズをリアルタイムで観ることが出来ました。最後のゴジラというだけあって、今までのゴジラの歴史や良かったコトをてんこ盛りにした作品。最も、変なトコや妙なトコも乗せた結果、てんこ盛りを越えたドカ盛りな作品に。料理が器どころか、食卓からこぼれているぐらいのメガトン級。ビールとかハイボールとかの、炭酸系の酒を片手に、適当な歓声あげながら観たいわー。ガイガーン……起動!

 シン・ゴジラの興行収入も調子いいみたいだし、ここらで勢いづいて、ゴジラ関係の商品一気に増えんもんか。個人的に邦訳して欲しいアメコミランキングトップの、ゴジラ作品の邦訳とかも。いやー、こっちもこっちで、好きな人間が好きな要素をぶちこんで作った作品なので、場面一つとってもドキワクですよ? 

アメコミ版怪獣総進撃

 

 忙しさやら何やらでゲームに触れられなかった時、とりあえずリハビリ的というかスカーッと楽しみたいという気持ちになり、気づけばバトライド・ウォー創生を起動。

 自分の中で、無双ゲーポジションといえばこれになってるねえ。今はガンガンやってバシバシ倒したい気分なので、真正面からパワーで叩き潰す仮面ライダー2号や豊富な投げ技で敵を蹴散らすスカイライダーが水に合う。昭和ライダーらしい肉弾戦だね、うん。

 

 心霊番組から一回もCM挟まず、いきなり孤独のグルメSPというのもアクロバティックな構成だよなあ。今日は久々のスーパーゴローちゃんタイム。スペシャルらしく舞台は東北! スペシャルらしく道中を共にする相棒(軽トラ)登場! 牛タンも海鮮丼もサバだしラーメンも美味そうで、明日にでも東北に行きたくなりました。実際明日は無理でも、秋ぐらいにはちゃんと日にちを空けて、ぐるりと回りたいねえ。

 作中、口にすることは多くなかったものの、今回のSPの根底にあるのは変わりゆく被災地、前に進んでいく女川の描写。映像で伝えられる祈りや哀悼もある。東北を回る際、女川にも足を運べるスケジュールを組んでおきたい。そう思わせてくれる、スペシャルでした。
 それにしても、腹が、減った――

日々雑談~2201~

 シン・ゴジラを観て来ました。

 わかる、わかるぞ……! 軒並み知り合い友人が大絶賛していたのも! その一方で合わない人がいたのも! 島本和彦が庵野監督に「俺の負けだ!」となったのも! 全て、わかるぞ!

 今まで業界や自身が築き上げてきたものを磨きあげ、刀を打つ上で必要であると思われていたものをあえて削り、己の理想を完成図に盛り込み。そうして出来上がったのは、多くの人が扱える妖刀。何時も知名度のわりに使い手を選ぶ刀を打つ鍛冶師が、創り上げた新たな刀。使い手を選ぶという一点は変わっていないものの、その刃や研ぎの見事さは多くの人を惹きつける――

 シン・ゴジラは、近年のゴジラ(ギャレス・エドワーズ版)やパシフィック・リムのような、海外産怪獣映画が期待も含め問いかけてきた「俺はこういう怪獣映画を作ったぞ! そっちはどうするんだ!?」との主張に対する、見事なアンサーだったと思います。無理に背伸びしない、日本の制作環境ならではの作品というアンサーを用意することで、怪獣映画の世界はここに来て再度広がりました。

 そしておそらくこれは、今後の呪いになる可能性を孕んだ作品です。中途半端に真似をしようとすればコケ、創作者の脳天に強烈な刺激を与え、焦燥感や出遅れたという気持ちを抱かせかねない魅力。妖刀には、どこまで行っても、呪いが付きまとうのですよ。そしてそんな呪いを「ええい! シン・ゴジラはこうだったが、俺が思うゴジラはコレだ!」と真正面から弾き返せる人間が作るゴジラを、観てみたくもあります。

 シン・ゴジラ、感想書いたり説明したりするのが野暮としか思えてこないのは、問題点かもしれんなあw いやとにかく、凄いですよ。未見の人には、語彙を放棄して凄いと薦める以外無い。そして見終わった人とは……よし、飲み行くか!

日々雑談~2200~

 やるべきことを順繰りに片付けつつ、新刊入稿も完了したので、一先ず落ち着きました。いやあ、毎年この時期は、どうも色々詰まり気味になりますね。これでシン・ゴジラも観に行けるし、アイマスも買ってきた! 俺達の夏は、これからだ!
 その前に、コミケ会場に荷物送る準備しておかないとな。イベント当日の準備も含めると、新刊入稿の時点でまだ残り3割くらいはやること残ってるんだよなあ……。そして目の前のことが片付いただけで、なあにまだまだやることはある。ホームページの方も、いい加減日々雑談以外の更新やりたいですしね。夏はまだまだ、暑いし熱いね!
 
 

 気がついたら、ホームページがめっちゃ改造されていた、テレ東午後のロードショー。以前はただズラーっとラインナップが文字オンリー、リンクや画像無しで載っていただけなので、こいつはわかりやすい。そして感じる、セガール映画は毎月絶対外さないという気概。

 今週はシン・ゴジラ記念でゴジラの三連コンボ。来週はXーMEN:アポカリプス記念でXーMENの三連コンボ。いつもの流れを忘れずに子供も家にいる夏休みらしさを考慮しつつ、映画館でやっている映画の援護射撃と、こいつぁ素晴らしいラインナップ。ウィル・スミスの三連コンボは、ちと遅めの(本人出てないけど)インデペンデンス・デイ:リサージェンスへの援護なのか、ちと早めのスーサイド・スクワッドへの援護なのか。そういやリサージェンスにウィル・スミスが出なかったのは、リサージェンスとスーサイド・スクワッドの撮影期間が被っていたという話も耳に。一ヶ月以上公開がずれているとはいえ、映画製作のスケジュールとしては一ヶ月なんて直近ですしねえ。

 若干秋に雪崩れ込むとはいえ、夏の映画ってのは、夏が胸を刺激する映画が多いですね。ナマ足 魅惑のマーメイド! 理屈よりも、とにかく観たい! って感じな本能をズギュンとしてくる映画が揃ってますわ。