日々雑談~3564~

 平成に生まれた獣神ライガーが、ファイヤーライガーから獣神サンダー・ライガーとなり、そのまま平成を駆け抜けて次の年号の一年目に引退かー……。アニメのタイアップで生まれたレスラーが、アニメ終了後も数十年戦い続ける。もはやこれは伝説にしてファンタジーだ。

 この人がいれば大丈夫と言えるレスラーの一人が獣神サンダー・ライガー。新日本が、ジュニアヘビー級が、プロレス界が、いるだけで大丈夫と安心できるレスラーの一人がライガーでした。存在だけでブランドの価値を安定させる存在、なんとも憧れる存在です。レスリングも可能、ラフも可能、空中殺法も可能、ヘビー級並のパワーを見せることも可能、コミカルファイトも可能……時代と共にファイトスタイルに変化はあったものの、プロレスという分野で出来ることの大半が実績の中にあるというのは凄いの一言です。

 来年の1月に引退なので、ライガーの残る現役期間はだいたい残り10ヶ月。新日本内部だけでなく、各団体、世界中から引く手あまたな状況になるだろうなあ……リビングレジェンドと手を合わせておきたいレスラーが、どれだけの数いるのか想像もできねえ。あと10ヶ月、しっかり見守りつつ、最後は声援を送りたいと思います。なんかこうしてライガーの引退を語るだけで、心や胃にグッとくる重みがあるな……。

日々雑談~3563~

 ここ最近、上手く更新できず申し訳ありません。徐々にペースを取り戻せるようにします。

 プロレス・スターウォーズを知っている人間にとっては飯食ってる場合じゃねえ!と飛び出すレベルの大事件。プロレス漫画として、プロレススーパースター列伝に負けぬ知名度とインパクトを持ってはいたものの、列伝に比べ入手難易度が高く、電子書籍化もされていなかった本作。それが、Kindleで全巻配信&Unlimited対象になるという大事件。Unlimitedに加入していれば、無料で読めちまうんだ!(スピードワゴン風

 プロレス・スターウォーズのあらすじ:プロレスブーム真っ只中の日本のプロレス市場を奪い取るため、アメリカのプロレス団体が連合を組んで攻めてきた!

 あらすじとしては以上です。虚構と事実を織り交ぜたプロレススーパースター列伝と違い、事実をベースに虚構の物語を作り上げたのがプロレス・スターウォーズですね。流石に梶原一騎でも、事実のていで自由の女神は爆破しねえよ! 刃牙だって、ギリギリのところで我慢したし! スターウォーズだと、何の脈絡なく吹っ飛びます。ええ、開会式の花火みたいな気安さで。

 当時の日本のプロレスを牽引していた、馬場、猪木、鶴田、藤浪、長州力、天龍……アメリカからの刺客となるのは、ハンセン、ブロディ、アンドレ、ホーガン、フレアー、レイス……名前だけで、わくわくするレスラーばかり。そんな彼らが、ただぶつかり合う! ジャイアント馬場VSアンドレ・ザ・ジャイアントや天龍源一郎VSミッシングリンクのような、レスラーたちの人生や伝説を見つめた上で描きあげた名試合がてんこ盛り! うはー! たまらねえ!

 作中、日米の争いで大変な中、いつの間にかできてるジャパンプロレスやUWF。こういう作中の状況では難しい流れも、当時のプロレスの情勢に合わせようとした結果、作品に組み込まれています。この時代(80年代)は、日本のプロレスを牽引してきた2大勢力である新日本や全日本とは違う、第三の選択肢が生まれかけていた時期ですしね。実際に生まれるのは、少し先のことですが。いい時代にあった、いい連載だった……。

お知らせ

 すみません。所用により、席を外しておりました。
 申し訳ありませんが、本日の更新はお休みさせていただきます。

日々雑談~3562~

 今日はキン肉マンの更新無いのかー……としょぼんとしていたら、とんでもなく面白いニュースが舞い込んできた。
 学研の図鑑シリーズに揃えたデザインに配色に情報の数々、キン肉マン&2世に出た超人だけでなく、数々の応募超人に怪獣にルーツ島に∨ジャンの2世の超人も網羅。怪獣は特にスペックが不明瞭だったので、身長と体重がハッキリするだけでもありがたい。企画力と情報のクロスボンバーを食らった以上、もはや買うしか無いでしょう。サンプルページは地球上にあるモチーフメインの超人たちだけど、十中八九あるであろうキン肉星やオメガの宇宙の超人も楽しみだな! 意外と触れられていないゆで宇宙学とか超気になるぜ。

日々雑談~3561~

 昨日に引き続き、APE OUTのお話。クリアしたといっても、制限時間のあるアーケードモードや難易度上昇のハードモードがまだ残っているのですが。まあ、ゆるゆるとやっていきます。

 現実に即して考えれば当たり前の話なのですが、人間側が勝ってるのは火力と数だけで、基本的に機動力も体力も攻撃力もゴリラが上です。ゴリラパンチは破壊力! 一撃必殺! 一方、人が持つ一撃必殺はダイナマイトやロケットランチャーぐらいだけど、それぞれ時限式や照準合わせと即殺性に欠けるところがあるので。この数秒のタイムラグにより、上述した殴るか掴むか逃げるかを考える余地があるというのは、ゲームバランスの巧みさですね。

 平地では難しいものの、曲がり角が多い屋内では「一度逃げて柱や壁を回り込み、背後からゴリラパンチ」という手段もあります。基本的に脱走メインのゲームですが、屋内はドアが封鎖されていることがあるので、こういう戦術も大事です。ドアをぶっ壊している最中に後ろから撃たれたら、目も当てられねえ。あと、更に高度なやりかたとしては、ダメージを負って出血した際、その血痕を追ってくる人間のルーチンを利用しての回り込みや撹乱ですね。わざと遮蔽物の間を蛇行することで、時間を稼ぎつつ射線を遮る遮蔽物で射撃を防ぐって寸法よ。機動力や攻撃力で勝つゴリラに、更に人の知恵を加える。これで、ゴリラは完璧となるのです。

 コンセプトの理解と即した内容。理不尽でもなく簡単でもない絶妙な難易度。ゲームとして必要なモンをきっちり兼ね備えているんだから、そりゃあ楽しいよなあ!