日々雑談~1808~

 りくろーおじさんのチーズケーキ、西の人はこんな旨えモン食っとるのけ!となるぐらいに好きな味。美味いと噂には聞いていたが、買ってきて良かった。

 女性向けな擬人化刀ゲーこと、刀剣乱舞を始めてみました。イン出来ねえやと諦めかけた寸前、なんとか滑り込みで登録。現在人気過多により新規登録不可な状況を見るに、ホント危ないところでした。
 面識があり信頼もしている海法先生の参加や、元々刀剣類を眺めること自体が好きというのはありましたが……最後のひと押しとなったのは、初期刀剣に歌仙兼定があったと言うことですかね。数年前、博物館の特別展にて実物を見る機会があったのですが、なんとも美しく、なんとも妖しい様にハートがズキュンと。まー、わりとドン引きな逸話があり、実際人を三十六人ばかり斬った経歴のある刀です。多分妖気の元、俺がこの逸話を知っていたことと、斬ったという経験のせいだ。
 兎にも角にも、現在ちまちまとプレイ中です。大太刀とは言わない、せめて太刀をくれ! 打刀ばっかだと、流石に厳しいのヨ!? えーと、艦これ的に言うなら、敵に戦艦が出てきている状況で、重巡と軽巡の狭間ぐらいのクラスしか出てこない感じです。ゲームスタイルは艦これと似ていますが、所々のユーザビリティが良好で、プレイしていての猥雑さやストレスはほぼ0ですね。特に通算or日課クエストな任務周りのシステムは、受注せずともプレイしていれば勝手に攻略されていくシステムなので、超やりやすい。
 基本プレイ無料、余暇の隙間を埋める作品として是非!と大声で薦めたいものの、新規登録できない状況じゃあなあ……。落ち着いた頃に、触っていただければ!

日々雑談~1807~

 ゲーム好きの楽しい狂宴もとい愉快なやりとり、んじゃめな本舗さんの2014年ゲーム会議(前編)がアップされました。楽しい物を楽しいまま愉快に紹介、自分が何かを紹介する際、レビューする際の根幹ともなっている企画。去年、あんなゲーム出てたなあ!という記憶のおさらいにもなるので、是非!

 今日は、大阪行きの後片付けやらなにやらに従事。こみっくトレジャーで買った本が結構重い……旅費が不自然に跳ね上がってた理由、コレだな。
 数年前サークル参加したのが一回目で、今年が二回目。こみっくトレジャー、自分的にはかなり満喫できるタイプのイベントなんですよね。理由としては、イベントの充実度と規模のバランスの良さ。サークルの数とジャンルの多さ、それが2ホールに纏まっていることで、非常に回りやすいです。端から端まで見て回るのが、疲れないというか。
 ビッグサイト系のイベントは2ホールでもかなり広めですし、サンシャインクリエイションは会場自体に圧迫感がある上にビル内各地に点在、スキマフェスティバルを含めたオンリー系は性質上ジャンルの幅が狭めと、手頃で広いイベントは意外に無く。自分もコミケの日付が合わなかったりで、ここしばらく回れなかった東方系のサークルをがっつり回れましたし。後、回ってよかったーな、掘り出し物もそれなりに。松沢夏樹先生のパッパラ隊本(サイン付き)とか!
 サークル参加の視点で見ても、島が広めで比例して各スペースも広く、楽々悠々頒布可能と実に快適。動線が危うい部分もあったけど、一時でなんとかなってたし。西のイベント、良いイベントです。

日々雑談~1806~

 大阪より帰還しました。こみっくトレジャーにご来訪してくださった皆様、ありがとうございます。複数の方から、このブログを読んでいるとのお言葉をいただき……いやもう、励みになります。今後も是非、お付き合いいただければ幸いです。
 帰宅後、今年初のキン肉マンを読むという一心で、なんとかここまで持った物の、正直限界なので、一先ず今日はご報告とお礼ということで……。明日より、通常に戻ります。
 しかしアシュラマン、こりゃあ流石に厳しいかなあ。キャラクター的に狙えそうな一手が幾つかあるけど、完膚無きまでの強さを誇るジャスティスマンの牙城が強固すぎる。そして何が一番ありがたいって、次回更新が来週であること。長かった、年末の更新から、今日ここまで。ようやく年が本当に明けた気がするくらいに、長かった……!

日々雑談~1805~

 数時間後には大阪行き。時限更新を考えたものの、いっそ二回分更新してしまった方が……というわけで、Deadpool&TaskMaster~伝統芸能総本家~をアップしました。最初は過去作引っ張ってこようと思っていたのですが、PC引っ越しの影響で、まだその辺のサルベージ終わってないんですよね。なので、ここは書き下ろしで。週末の余暇を、こちらで楽しんで貰えれば何よりです。

 この間も言いましたが、日曜18日にインテックス大阪で開催されるこみっくトレジャーに4号館 ツ17-a 『肉雑炊』で参加します。前日入りするので次の更新は、帰ってきてからの日曜もしくは月曜になるかと思います。既刊のみですが、アメコミカタツキ:ウォードッグスのおまけペーパーは用意してありますので。それでは、また次の更新、もしくは会場にて!

Deadpool&TaskMaster~伝統芸能総本家~

 街を歩く彼を見て、誰もが振り返る。それは決して、彼が外人だからという訳ではない。
「デッドプール、INニッポーン! リターンズ!」
 中身が日本人だろうとなんだろうと、変な赤タイツを着たオッサンがハイテンションでスキップして、時折バレエのようにくるくる回りつつ移動してたら、誰だってちら見するし道を開ける。先程は、ヤクザもそそくさと避けてくれた。
「ニッポンの皆さん、コンニチワ。好きな食べ物はオスシ、ニンジャとゲイシャに会いたいデス。もうこーんなハリウッドアッピール!もいらない昨今。だってオレちゃん、日本デビューしちゃったからね。地上波で! 動画配信で! さあ見ろ見ろ、ニッポンよ! コレが、デッドプールだ!」
 かけられたタスキに金字で書かれているのは、“ディスクウォーズ 人気ナンバーワンヒーロー!”の称号。まるで宴会部長か今日の主役か、デッドプールは三次会の大学生レベルで浮かれ狂っていた。
「ディスクウォーズで1億5千万人のファンが増えた以上、今後露出は増やして行くべきだと思うんですよ。なんなら脱ぐことも厭わないので、コロコロは近日中にヌードピンナップのスペース開けとけよ!?」
 出版不況の荒波を乗り越えてきた、児童漫画雑誌潰す気か馬鹿野郎。
「ああん!? ヒップとかシットとか、子供にバカ受けなシモネタお下品なんでもありな雑誌に、全裸載ったっていいだろうがよ!? いや待て待て、全裸でオレちゃんがピシっとポーズを取ったら、その裸身はシモネタではなく芸術? おいおい、ありがとうな地の文。オマエのお陰で間違いを犯さずにすんだよ」
 極楽な勘違いをしているデッドプールは、ええじゃないかばりに踊り狂ったまま、目的地に到着する。
「この間、かのディスクウォーズも放映している大放送局テレビ東京にて日本の職人ピックアップな番組やってたんだけどさ、ハポネスの凝り性というか職人技すげえわホントーって事で、せっかく日本にいることだし、オレちゃんもそれを体感したくなりました!ということで、コンニチワー」
 ガラガラと引き戸を開け、中に入るデッドプール。やってきたのは、包丁やナイフがショーケースに飾られている、刃物の専門店だった。
「いらっしゃいませ……!?」
 一歩間違えれば強盗の格好をしたデッドプールにおののく店主、思わず机の下の警報ボタンに指が伸びかける。
「ワーオ! リッパーパラダイス! ちょっと聞きたいんだけどさ、ここって刃物研いでもくれるんだよね? 最近、使っている物の切れ味が落ちまくっててさー。だからメンテのついでに、職人技を体感してみたくてね」
「はあ、当店でも研磨請け負っておりますが、あまり特殊な物は対応できないので、一先ず品をお見せしていただけますか?」
「オーライ! 頼んだよーチミ」
 デッドプールの背中やタイツの下にベルトのポケットから、出るわ出るわの刃物類。日本刀、ナイフ、手裏剣、クナイ、サイ、ポケットモンキー……は間違いだったのでポケットに戻す。形大きさ、特殊すぎる刃物類。唯一ある共通点は、どれも使い込まれていて、凶器として扱われた痕跡があることぐらいだ。
「最近、出番が多いせいで、手入れ怠っちゃってさー。ダメなら新しいの買ってもいいから。でもこの日本刀は大丈夫だよね? 血がついてるとは言っても、デケえサメとナチス残党ぐらいしか斬ってないし。ああ、こっちのナイフはボブの膝に」
 デッドプールの言葉を遮り、鳴り始める警報。這々の体で逃げ出す店主。近づいてくるパトカーのサイレン。
「おいおい、いくら自分のところで請け負えないからって、店の自爆スイッチ押すコタぁ無いだろ? パラメーター“恥”が70以上になったら、HARAKIRIする民族なだけあるわー……」
 やって来た二人組の警察官に両手を引きずられ連行されても、デッドプールの口は止まらなかった。

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