ウルヴァリン:SAMURAI 感想

 失うことから、全ては始まる。
 ウルヴァリンが、日本を駆けまわる。リアルな秋葉原や上野の街並みを、風光明媚な福山を、全力走行中の新幹線の屋根を、忍者溢れる寒村を。日本ロケによるリアルな日本と、ニンジャやヤクザが跋扈するジャパン、現実とファンタジーが融合した結果、ウルヴァリンは怪しいニッポンを駆けまわる。
 このニッポンを許せるかどうか、ここでまず評価が変わっていると思うのですよ。所謂、どんな幻想や不条理でも飲み込み、楽しみとして捉えられるボンクラ魂の有無。アメコミ映画としては直近でマン・オブ・スティールがありますが、この映画の響き方は、むしろ怪獣VSロボットのパシフィック・リムに近い物が。無理なく飲み込めるかどうか、飲み込めればこれほど楽しい映画は早々ありません。
 アメコミ映画としてどうなのかと聞かれた場合、実にウルヴァリンの映画でした。無頼漢として旅を続け、旅先のトラブルに嫌々ながらも立ち向かい、全て解決した後いずこかへ去って行く。この、荒野の用心棒の如き姿、X-MENでもアベンジャーズでもない、一個人のウルヴァリンです。ミュータントとしてのウルヴァリンを撮ったX-MEN:ZERO、一人の人間としてのウルヴァリンを撮ったウルヴァリン:SAMURAI。年若い少女とともに己の意思で戦い抜く姿は、ウルヴァリンの漠然としたイメージを誠実に再現しています。
 そして、今までの映画X-MENに連なる要素もしっかりと。ファイナル・ディシジョンでウルヴァリンが負った治せぬ傷を、繕っていく物語でもあり。

 以下、書き散らしのネタバレです。いやー、ホントにこういう映画、大好きです!

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日々雑談~1472~

 今週のキン肉マンが面白すぎて、どうにもならない。新展開直前の伏線、展開、そして最後の見開き! とんでもないなあ、もう!
 そして、新シリーズ開始は10月28日という悪魔の宣告。一ヶ月以上!? 一ヶ月以上、このヒキで待てと!? 実際の更新再開は、10月頭なので、多分ベンキマン挟むんだろうなー。
 望むところだ!

 ……そしてキン肉マンに気圧され、他のことが考えられない状態。今週末、ウルヴァリン:SAMURAIにキン肉マンと、自分のリソースの大半を侵食するような物ばかりで。笑顔で困ったなーと言うしか無い。キョウリュウジャーとウィザードのニチアサヒーローコンビも、今週実質最終回と最終回!?と見間違える中盤の盛り上がりだったしねえ。
 良い物が見れる。実にそれは、幸せなことです。

日々雑談~1470~

 ウルヴァリン:SAMURAIは明日行けそうだな。あと、モンスターハンター4も遂に明日発売。しばらくサイトの更新止まったら、すみませぬ。
 主人公、どっちでやるかなー。あまり自己を投影しない、第三者としてみるタイプなので、女でもあまり抵抗感はなし。男なら名前はコルッカ、女ならヘイヘの、ガンナー仕様なのは確定済みなんですけど。アイ・ラブ・ガンナー。

 昨日発売直前企画 デッドプール・マーク・ウィズ・ア・マウスとは!をアップしました。発売直前と言っても、まだ半月ぐらいありますがw
 記事内でもちらりと触れましたが、ある意味今の当サイトや当サークルの現行の路線を位置づけた作品かつ、この数年間全力でオススメしてきたので手を緩めたくない所。自分の今まで言ってきたことへの、責任とも言えます。なので、買うとみんな幸せネー。

発売直前企画 デッドプール・マーク・ウィズ・ア・マウスとは!

ふじい(以下F)「デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス邦訳発売、ばんざーい!」

日本版マーク・ウィズ・ア・マウス表紙

サイレン(以下S)「え? なに? お前またヒットマンの時みたいに暗躍してるの?」

F「してないよ!? 1ファンとしての、万歳三唱。以前、記事内でまず買うならコレだ!って推したことあるタイトルだしね。Amazonにレビュー書いたりなんかもして」

S「そりゃあ、お前がこのタイトルを推す姿は、前々から見て知ってるけどさ」

F「百聞は一見に如かず。でもいかんせん、洋書ではこの一見のハードルが高い! でも邦訳されることで、言語の壁、流通の問題、この二つが解消される。人に勧める上で、こんなに嬉しいことはない」

S「あと洋書版、プレミアついてるし、価格面の問題解消も大きいな。3000円代とはいえ、フルカラー300P超でこの値段は、とんでもないぜ」

F「3000円出すかどうかが悩みどころだけど、そこを突破してしまえばまずお得。もう、何も怖くない! じゃあ、改めてマーク・ウィズ・ア・マウス(以下MWM)のここが見どころ! ここが良い! アピールポイントを128種類程……」

S「ぜんぶ、かききれるかよ!!

F「じゃあ適当に絞ってやるわ。まったくもう、お前のせいで、100以上のアピールポイントが無駄死にだよ。せっかく書いたのになあ」

S「なんで俺が悪い流れに。なら、俺だけでも読んでやるから、テキストファイルで送れよ。アピールポイント」

F「よし。細かいことは忘れて、サクサクと纏めていこうか」

S「そもそも、本当に細かく100上げたら、起承転結全部書くはめになって営業妨害になるだろうが……」

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日々雑談~1469~

 そろそろちゃんとした物をやろうかと思って、準備中です。月末までには、それより前のモンハン4発売までにはどうにかしたいところ。

 衝動的に買ってしまった、X-BOX版PUNISHER。長年欲しかったものでもあるので、後悔はねえですが。アップデートすれば、日本語の360本体でも動くし。みんな大好き、パニッシャー。
 ジャンルとしては、TPS、サードパーソン・シューティングゲームです。遮蔽物に隠れるタイプのゲームではなく、火力と性能で押していくタイプのゲーム。こういうたぐいのゲームではありえないくらい、パニッシャー接近戦強いですからね。ボタンひとつでクイックキル、当然盾にもできる。射撃と接近戦を並立させて、クズ共を処刑していくのがベター。流石に映像のクオリティは前世代機レベルなので、その辺はご愛嬌。
 そして捕まえた相手は、拷問のパニッシュメントタイム。銃をつきつけるか、地面に頭を何度もたたきつけるか、パンチを何度もぶち込むか、首を絞めるか。適当に傷めつけつつ殺すとスコアアップ! あっさり殺しても、ちょっとスコアが減るぐらいしかデメリットはないからね! 常時処刑アクションは出来るけど、特殊な場所で発動すると窓枠でギロチンしたり、片足掴んでビルの屋上からぶらぶらさせられるよ! キャンセル? 許す? そんなものありませんよ?
 わりと、どうしょもねえな、このシステム。この辺、どうしてもエグいので、次世代機でなくてちょうどよかったのかもしれん。