適当に語るマブカプ3参戦のマーベルキャラ~その1~

 手持ちの資料とイメージだけで語る、短期集中連載。何事もなければ、明日に明後日と続ける予定。

ウルヴァリン
 ご存知みんなのクズリ野郎。映画X-MEN自体は原作レ◯プに数えられる作品なのに、ヒュー・ジャックマンだけには誰も文句は言わない。身長以外は本人だし、しょうがない。
 アベンジャーズにX-MENと、数々のチームに所属しているのに、単独行動も似合うという妙なキャラ。良く言えば万能キャラ。サバサバとした人生観はどんな相手ともそれなりに上手くやる。
 また思考や殺傷能力の高さはダークヒーロー寄りなので、チーム内の汚れ仕事を担当することも多い。協調性のあるダークヒーローって貴重ですよね。

 アイアンマン
 通称、社長ことトニー・スターク。自分はOK、人にはNO。目的を達成するためならば、どんな手段も辞さない。アメリカという国家の美醜含めた体現者。だからこそ、なんだかんだで人気者。悪に敢然と立ち向かうヒーローではあるものの、「そもそも、おめえが原因じゃねえか!」という事件も、多々有り。なんという、マッチポンプ。
 あんまり知られてないが、ファンタスティック・フォーのリードとは大学時代の同級生。つまり、ドクター・ドゥームとも同級生。リードとは親友、ドゥームとは犬猿の仲。好敵手とかそういうレベルではなく、純粋に仲が悪い。ダメだ、コイツら。

 ハルク
 怪力無双。前作まであった、スーパーアーマーは何処に行った? そしてついでに、理性も何処かへ。マブカプの頃は、会話もできて理知的な、頭の良いハルクでした。
 感情の高ぶりと腕力が比例するキャラなので、実は頭が悪い時=感情を発露しやすい状態の方が強かったり。ただし、頭が良いとそれはそれで、兵器搭載用の重火器をハンドガン感覚で使いこなしやがる化物に。どうすりゃいいんだ。
 ワールド・ウォー・ハルクの時は、理性と怒りが同居したハルク史上最強状態。更新はしばしお待ちくださいませ……。

 デッドプール
 これ以上何を書けと!? ネタ切れなど無問題と、新しいネタを日々ベルトコンベアの流れ作業で生産している、僕らのスーパーヒーロー。
 先日、「もし80年代ストーリーに、90年代に誕生したデッドプールがいたら?」という流れで、80年代にタイムスリップ。宴会中、エイリアンコスチュームのスパイダーマンと接触。共生体に転位されてしまい、凶暴な牙とスパイダーマンの力を持つ“ベノムプール”へと変貌してしまった!
「なんてこった!? オレがベノムに!? ……まあいいや、飲み直そうぜ! カンパーイ!」
 ただし本人は気にしていなかった。なんという通常営業。
 その後、アル中のアイアンマンを悪の組織に売っぱらったり、トイレに入ったソーからムジョルニアを強奪したりと、「コイツが80年代にいなくて本当によかった」と言える暴れっぷり。ギャラクタス? ベノムプールさんにかかればイチコロですよ。いや、マジで。

キャプテン・アメリカ
 米国の精神の体現者。国家ではなく、精神を象徴する男。すごく簡単に表現すると、リベラルヒーローがキャップなら、保守派のヒーローはアイアンマン。
 人格に問題が多々あるキャラがアメコミには多いなか、清く正しい常識人を貫いている人。まあ、高潔すぎて、他人から向けられた恋愛感情に気付かなかったりするんだが。私的人格が、殆ど皆無というか。でも、デッドプールやパニッシャーにさえ尊敬されているキャップは、間違いなく人格者。いやいや、この二人の支持って、むしろ評判悪くならねえ?
 実は最近、キャプテン・アメリカの名前と衣装を他人に譲りました。なので、現状の呼び名は本名のスティーブ。もしくは初代キャップ。
 パラレルワールドでは時たま、出世してカーネル・アメリカと名乗っている時も。デッドプールさんに片腕を切られたりゾンビになったりと、カーネルを名乗っている時は大抵ろくな目にあってない気がする。

ドクター・ドゥーム
 小国ラトヴェリアの君主兼悪役。有能な独裁者を地で行く人なので、国民からの人気は高い。だから、ずっと王様やってられんです。ドゥームが居なくなったら居なくなったで、宰相が悪事を働こうとするけど。あの国、いっそ滅ぼそうぜ!
 さっき書いたとおり、社長との仲は最悪。ただし、「友を止める」「国を守る」という利害が一致し、ヨーロッパで暴走するソーを止める為に、共同でソーバスターというアーマーを開発したこともある。大人の付き合いぐらいは、何とかできる間柄。国家壊滅クラスの危機に直面すれば、なんとか……。
 ソーの神としての力を封じるには、ドゥームが持つ魔法の知識は不可欠だったわけで。魔術に関しての知識は、それぞれ天才であるリードもトニーも流石に持ち合わせていない。科学と魔術のハイブリットな天才。
 ぶっちゃけ、トニーやリードと比べると、精神的にマトモな気がする。悪役なのに。

日々雑談~714~

 早めに動いたせいか、意外とどうにかなったな、マブカプ3。でも360のキャサリンは既に品切れでした。地味に売れるけど下手すると全然売れない360は、店側も扱いにくいのかも知れない。

 ちょっといじくってみた感想。
 挙動や技自体はとっぴだけど、デッドプールさん結構オーソドックスじゃね? 遠距離、対空、突進と基本的かつ便利な必殺技が揃ってるし。ワープや当身も、突発的に使うと結構ウザッたいし。
 タスクマスターは、使いやすい当身キャラ。当身を使わなくても、弓で十分に戦えるし。キャップのチャージングスターやスパイディのウェブスイングが簡単操作で出せるのもデカい。コマンド入力のラグを考えると、もしかして本家より便利か?
 この二人以外のお気に入りはスーパースラクル。なんというか、暴力的に振る舞えるのが実にいい。あんま人気ないのか、他人があんま使ってないしね!
 逆に、なんでみんなX‐23を使っているのだろうか。使いやすいのか? それとも、やはり日本でも受けるキャラなのか?

 え? デッドプールさんのED?
 そりゃまあ、一応ギャラクタス倒して見たけどさ。いや、まあ、なんと言いますか……。
 これはひどい。

日々雑談~713~

 ところでこの辺、360のマブカプ3って入荷するのかな……。いっそ、ゾンビ+西部劇の世界かピュアな紳士しか入れない世界に行っちまうか?
 でも一応、COMIC1は特撮&アメコミで申請してるし、アメコミでなんか書きたい=マブカプ3は押さえておきたいなあ。まあ、特撮ネタで書いてもいいんだけど。

 四人で行くとどうしょもないけど、一人で行くとエラく強い生物。それがMHP3のアルバトリオン。
 それでいてレア素材が二つ&部位破壊が難しいので、ただ乱獲してるだけでは装備が作れないという嫌らしさ。四人で行くと、体力が低いせいで、十中八九部位破壊の前に死ぬしねえ……。
 総括すると、倒す難易度はともかく、極める難易度は高い生物なのかも知れない。どっとはらい。

日々雑談~712~

 いや、流石に三日連続でのSS更新は無理ですよ? というわけで、今日は久々の通常営業です。

 デッドプールさんやオリジナルにかまけている間に、始まったものといえばゴーカイジャー。初っ端のハッタリは流石の一言なので、あとは今後どう転がるか。いやホント、曽我町子さんがご存命ならば、敵のボスはあの方しかいなかっただろうに……。
 個人的に面白かったのは、本編はもちろん、掲示板のやり取りかな。知ってる世代と知らない世代のやり取りというか

例:「ゴレンジャーハリケーンって、いくらなんでもあの再現の仕方はふざけ過ぎだろ……ごみ収集車とか……」

「いやー、元々のゴレンジャーハリケーンはもっとヒドいよ?」

「マジで!?」

 こういうやり取りは、いいなあ。あとはサファリに関してのやり取りとかね。これからどうなるかは分かりませんが、今のところ、余程の事にならない限りは期待できそうな作品です。
 ……同じコンセプトで、余程の事になっちゃったのがディ(ry

バレンタインの貯古齢糖

 仕事から帰ってきた姉さんは、三種のチョコレートをコタツの上に投げ出すと、僕が一人でヌクヌクとしていたコタツに冷たい足を遠慮無く突っ込んできた。
「チョコレート三銃士を連れてきたよ」
「チョコレート三銃士!?」
 その上、平然とワケの分からんネタを振って来る、我が姉。
「まずは最もポピュラーなチョコレート、ミルクチョコ」
『うっす、よろしく』
「大人の味がウリのチョコレート、ビターチョコ」
『頑張ります、よろしく』
「甘甘な風味と白さが特徴的なチョコレート、ホワイトチョコ」
『よっす、どうも』
 今日は2月14日、バレンタインデー。男性に女性がチョコを送り、愛を確かめ……まあ、有り体に言えば、チョコを介し、男と女の間に色々ある日に、いったいこの女性は何をやっているのだろうか。裏声まで使って、アテレコして。業務用のチョコがどっさり入った袋を、三つも持ってきて。
「姉さん。普通、ラーメン三銃士なんて、誰も分からないよ」
「うん、分かった。あんたは分かるから、チョコが貰えてないんだ」
 この人。一度、本気で痛い目にあわないものか。
「……ホワイト、貰っていいかな」
「わたしはビターで。肩身の狭い者どうし、仲良くやろう」
 コタツに当たりながら、親族二人でチョコを楽しむ夕暮れ。肩身の狭い者どうしならば相応しい、バレンタインデーの光景だった。

 ポリポリと、冷えたチョコを齧る。飾り気のないチョコではあったものの、どれも美味かった。最近は業務用も侮れない。
「どの店もバレンタインにかこつけて、大量に仕入れるから。仕入れる数が多ければ、相対的に値段も下がるし質も上がる。商売の基本だよ」
「明日になると、もっと安いよね」
「クリスマスの次の日における、クリスマスケーキのようにな」
 翌日のケーキは、クリームが固いのが珠に傷。なんだかんだで、日本人は甘味が大好きだ。古くからある和菓子に、途中参入してきた洋菓子。和洋が混じり合って新たな菓子が生まれ。日本は甘味大国と化した。
「そういえば、来たてのチョコレートは牛の血を固めて使ってると言われて、みんなに不気味がられていたんだっけ。もったいない」
「ああ、貯古齢糖の話か。牛の血を混ぜたチョコは、本当にあったんだぞ」
「え? ……ええっ?」
 姉はまた、唐突に変なことを言い出した。
「リトアニアのヘマトゲナス社が作ったチョコには、牛の血が入っていると記載されている。なんでも、モトは鉄分補給用の薬剤品として売っていたとか。確かに、牛の血には鉄分が多く含まれてそうではある」
「へえ」
 そういえば、コーラも昔は薬として薬剤店で扱われていたと聞いたことがある。薬物と食物、同じ口に入れる物として、類似性は近い。最近の薬には、食べ物同然の味がする物もあるわけで。
「そしてこれは別口の話。明治時代の日本には、本当に牛の血入のチョコレートが出回っていたんだよ」
 話は、いつも通りの怪しい方向へ向かおうとしていた。

more