日々雑談~2018~

 次の日曜から火曜を目安に、ちょいと更新できなくなるので、穴埋め的な企画を考えております。幸い、前もってセットアップしておけば、時限更新ができるので。
 場合によっては、都合がついたよ!ということで、なんとか更新できるかもしれませんが。ひとまず、準備はしておきます。

 バトライド・ウォー創生、公式ページにてキャラクター一覧が更新。今回更新されたのは、カブトと電王。そしてアマゾン。
 アマゾン、超必殺技にギギとガガの腕輪によるスーパー大切断はありそうだと予想していたけど、コンドラーのロープアクションや薬草調合による回復までは無理だった! 俊敏な動きで済まされるかと思ったら、すっげえ力入ってるし!
 平成陣のアップデートやサブライダー参戦も嬉しいのですが、バトライド・ウォー関係の情報はまず昭和ライダー勢の凝りっぷりに驚かされる。技の1号&力の2号の差別化! ∨3の26の秘密実装! Xにはライドル形態変化+マーキュリー回路全開での真空地獄車! ゲーム化の機会が少なかったのを逆手に取っての、この再現の豪華さ。昭和ライダーって設定にしか無い技や機能も多いんだけど、それをちゃんと拾ってくれるのは嬉しいねえ!
 あとやはり、第一話をベースにしたストーリーと聞くので、多彩な怪人の参戦を期待。蜘蛛男はともかく、クモ獣人やガメレオジンやファイヤーコングは、あんまりピックアップされることがないしな! ライダーの第一話の怪人、なんだかんだで蜘蛛モチーフが多めなので、蜘蛛祭りになる気もするぜ。

日々雑談~2017~

アベンジャーズ/ゾンビ・アセンブル(1): 週刊少年マガジン

 マンガボックスで連載中な、アベンジャーズ/ゾンビ・アセンブルの単行本がいよいよ発売。日本産マーベルゾンビーズとも言えるこの作品。映画アベンジャーズ準拠の世界観+ゾンビ、ただゾンビが発生するのではなく、映画の設定をきちんと汲んだ上で、それをゾンビ発生と繋げる。日本産ならではの空気や舞台を映画準拠にした意味は、ちゃんとある感じです。元祖ゾンビーズのデッドコピーにならなかっただけで、まず読む価値があるってもんよ。
 ゾンビーズに限らず、優れた先駆者を真似ようとした挙句、後発の作品が劣化品になってしまうのはよくあるオチ。あえて違う道を行くというのが、完全に正しい答えとはいえませんが、目指すことには可能性と価値がきっとあります。

>近年は『賢いオーク』が主流なのかな? いや、昔のD&Dとかの『醜い・愚か・雑魚』なイメージが強いもんで

 むしろ、醜い・愚か・雑魚のイメージがあるからこそ、あえて逆を行く!という人間が結構いるんじゃないかと。俺も含めて。まあ、ここで逆を行く人間が多くなると、一つの鉄板になってしまうのですが。リアルタイムで増えたり減ったりと、推移を見るのも結構面白くあり。
 あと、自分の場合、筋肉を鍛えるにゃあ、それなりの知性と理性がないとキッツいよね!という、文武両道主義もあるので。インテリの野獣、コレすなわち哲学獣って、いい響きですよね……。

日々雑談~2016~

 ※一年前にアップした、コレの続きです。

 筋骨隆々な緑色のオーク。身体中の筋肉が熱で盛り上がり、一層大きく見える。だが、彼の目の前に立ちふさがる、単眼の巨人。このダンジョンの主であるサイクロプスは、パンプアップしたオークよりも、まだ一回り大きかった。
 大股で歩み寄る両者、それぞれの足元に、砕けたハンマーと折れた棍棒が転がっている。傷だらけの雄二匹による、種としての比べ合いが始まろうとしていた。
「うおおおおお!」
「グアアアアア!」
 気合とともに、組み合う両者。ロックアップによる、単純な力比べ。足元の石畳にヒビが入り、二匹の身体は徐々に沈んでいく。二人の間で交わされる力は、強大であった。
「グオオオオオ!」
 サイクロプスが頭を振りかぶり、頭突きを仕掛ける。ゴンゴンと反響する鈍い音。オークの額が裂け、血が溢れだす。オークは抵抗することなく、頭突きを浴び続けていた。
 ゴキィ!と、大樹がへし折れたような音が、頭突きの音をかき消した。サイクロプスの両腕が、見るも無残に折れてしまっていた。叫ぶサイクロプスの顔に、オークの額が突き刺さる。オークの頭突きは、サイクロプスの顔面を一撃で破壊した。
 呻くサイクロプスの顔面を小脇に抱えたオークは、ギリギリと腕力で締め上げる。腕に力を込めながら、上下に激しく揺らして。強烈なヘッドロックにより締め上げられたサイクロプスは、やがて動かなくなり――
 数分後、サイクロプスの頭は頭蓋骨ごと砕け散った。オークはサイクロプスの身体を投げ飛ばすと、途中こぼれ落ちたサイクロプスの瞳を回収する。サイクロプスの瞳は高値で流通しており、冒険者であるオークがこのダンジョンに潜った目的も、この瞳の回収だった。
 ぱちぱちぱち。勝ったオークを称えるような拍手が、無音となったダンジョンに鳴り響いた。
「流石ですね。あれだけのサイクロプスを、正々堂々と倒すとは。貴方様の武勇に、並ぶ者はおりませんわ」
 金色の鎧を着た、金髪の女騎士。豪華でありつつもえげつなさもある金色を、見事上品に着こなす美女が、オークを褒め称えていた。
「ああそうかい」
 だがオークは、憮然としていた。
「……? どうかしましたか?」
「並ぶ者は居ないが、上に立つ者は居るってことだろ?」
 女騎士の周りには、数十匹のゴブリンの死体が、幾つもの小山になっていた。
 サイクロプスに比べればゴブリンは脆弱な魔物だが、一匹対数十匹なら、おそらく討伐難易度はゴブリンの方が上だ。しかも、一撃も攻撃を喰らわずにとなると、達人級の技が必要となってくる。
「私は、貴方様の下ですわ」
 傷どころか、鎧に汚れすら無い女騎士が、傷だらけのオークに微笑みかける。
「私は生き残る術に長けているだけ。貴方様は、強い人です」
 突如ゴブリンの山がはじけ飛び、新たなサイクロプスが姿を表す。その体躯は、先ほどオークが倒した個体よりも大きく、歴戦の勇士であることを主張するように、古傷にまみれていた。サイクロプスは、自身に背を向けたままの女騎士に、背後から襲いかかる。
「だって私は」
 女騎士は振り向かぬまま、サーベルを後ろに突き出す。サーベルの切っ先は、サイクロプスの目と肉の境目に突き刺さっていた。
「貴方様のように」
 女騎士の手首と振り向く動きに合わせ、サーベルがくるりと周り。サイクロプスの丸い目の縁を沿っていく。
「真正面からあの巨体に立ち向かえるだけの、力はありませんもの」
 刃を抜き、改めて目の中心を一突き。サイクロプスの瞳はあっさりとサーベルで引きぬかれ、哀れサイクロプスは叫び声も上げぬまま、瞳を失い絶命した。
 女騎士は、サーベルに串刺しとなった瞳を優雅に手で抜くと、そのまま瞳をオークに手渡した。
「奇遇だな。俺にも真正面からあの巨体に立ち向かえるだけの、技はないんだ」
「あら。お揃いですね。なら、私達の子供は、力も技も備えた天才間違いなしです」
「いや、子供作らねえし。なんでこう、アンタは性的にアグレッシブなんだよ」
「普通、殿方やオークの方がガンガン行こうぜなんですけどね。ふふふ」
「ははは……ダメだこりゃ」
 女騎士は楽しそうに微笑み、オークは根負けしたように、力なく笑っていた。

 11月9日、11.09はいいオークの日らしいので、去年アップしたものの続きを。この続きは、来年のいいオークの日に。もう既に時刻としては11月10日だけど気にするな!(二回目)
 

日々雑談~2015~

 日々雑談のナンバリングが西暦と同じ2015に到達しましたが、何事もなかったかのように通常営業です。はい。

 野球の影響で番組変更というのは慣れた話、最近では珍しい話だけど、まさか日曜洋画劇場プレデターズの開始が11時になるとはなあ……ついさっき、午前一時ぐらいに終わったよ。やってくれたことはありがたいけど、ビックリだ。どんだけ激戦だったんだろう、野球の日韓戦。
 プレデターズの見せ場といえば、ヤクザVSプレデター。ヤクザ強すぎね?というか、スピンオフコミックを見る限り、プレデターにおける日本、忍者居ますからね、普通に。そりゃヤクザも強いよ!

 今週のキン肉マンにて、テリーマンVSジャスティスマンが決着。ヤフーブックスの週刊プレイボーイページは更新されていませんが、作品ページ、上述リンク先からなら読めますので。
 わかりあえないと思われていた完璧超人に、ついに自らの正しさをわからせてみせたテリーマン。もはや完璧始祖の枠を超え、神としての公正さを持つようになったジャスティスマン。わかりあうことが目的ならばテリーマンの勝利、公正な裁きを下すことが目的ならばジャスティスマンの勝利。ジャスティスマンの棄権により勝ち星自体はテリーマンの物となりましたが、これは両者勝ちの引き分けでしょう。
 しかしストロング・ザ・武道のガチギレは当然として、シリーズ始まって以来の驚き顔なサイコマンも気になるなあ。次回、ホントどうなるんだろう? 個人的に今週の展開は、裁きの神ジャスティス再びのレフェリー化フラグだとは思っておりますが。そしてブロッケンJr、大丈夫なん? まだ生きてる?

日々雑談~2014~

 日々雑談のナンバリングが2014。明日更新で2015、そしてその次は2016。ついに西暦を追い抜いきそうだな。

 本日地上波でやってた、スーパーマッスル大戦もしくは午後のロードショー大戦なエクスペンダブルズ3をチラ見。見たのは、主に後半から。時間的な都合もあったけど、なにせ映画館でもレンタルでも観ているので、あまり執着はなし。まあ、きっちり録画しましたが。
 若手ベテラン含めて新規参戦ユニットの多い本作でしたが、おそらくスパイスとなったのはアントニオ・バンデラス。レジェンドポジションでもなく若手でもない、いわゆる中堅ポジションでの登場。立て板に水とばかりにベラベラ喋りつつも、いざ実戦に参加すればしゃべくり続けたまま、きっちり仕事をこなす。うん、これデッドプールだ! 周りのリアクションも込みで、X-MENにゲスト参加した時のデッドプールさんだ! 明るさの内に、哀しみを隠しつつ生きていこうとする姿、うわべだけではなく本質もこの二人、かなり似ていると思うのですよ。ロードショーで観終わった時、映画のデッドプールの主演がライアン・レイノルズ無理だったら、アントニオ・バンデラスにマスクかぶせようぜ!との第一声が出たくらいには似てるよ!
 そして日曜洋画劇場はプレデターズ。でもここはあえて、シュワちゃんが出てくる第一作のプレデターを持ってきて欲しかった……! だってほら、一個の強さに焦点を合わせたプレデターだと「あのエクスペンダブルズの一員がこんなに苦戦するなんて」となりますが、多対多でプレデターもバタバタ亡くなるプレデターズだと「ここにエクスペンダブルズが召喚されたら、こいつら絶滅だろうなー……」となるじゃないですか! いやまあ、こうして好きな系統の作品2連発という時点で、ものすげえありがたいんですがね。