日々雑談~2375~

 ふうむ。もう一週間きったか。
 来週5月18日、いよいよゴッサムの奥の裏の隅の酒臭いトコより、彼らが帰って来る――
 ヒットマン3&4&5の同時発売という奇跡、日本よ、これがガース・エニスだ!

ヒットマン3

ヒットマン4

ヒットマン5

 ヒットマン1ヒットマン2の発売から3年、これでヒットマンコンプリートです。ヒットマンこと、トミー・モナハン。透視と読心が可能な目を持つ、(一応)超人専門の殺し屋。どこから見てもスーパーマンではないし、スペースオペラの主役にもなれない。でも、危機一髪は救えるし、結構ご期待通りに現れてくれる。ダメだけど、なんとも愛おしいボンクラ。トミーの生き様をしっかりと目に焼き付けろ!

 贔屓目一切抜きで、ヒットマンは自分の人生の中で5指に入る作品です。テレ東午後のロードショーを必ずチェックするタイプのボンクラなトミーは妙に親近感がわくし、親友ナット・ザ・ハットや頼れる親父ショーン、酔っぱらいのシックスパックが率いる、犬溶接マン所属のセクションエイトと脇を固めるキャラも魅力的。自他共に屑だと認める彼らの物語は、されども粋。心に響く物語です。

 ヒットマンの詳細と紹介については、こちらのまとめ()をどうぞ。タイトルが犬溶接マンになっているけど、そこはスルーして欲しい!
 当サイトも、しばらくは犬溶接マン強化週間です。待ち望んでいた作品が邦訳されたという喜び、そして俺も……(以下明日

日々雑談~2303~

SIXPACK AND DOGWELDER: HARD-TRAVELIN’ HEROZ #6

SIXPACK AND DOGWELDER HARD-TRAVELIN’ HEROZ #6

 犬を溶接する。犬溶接マンの能力はそれだけであった。だが犬を溶接することで、救われる星と生命がある。空前絶後の犬溶接が宇宙をも震わし、彼は伝説となる――

 本日発売(配信開始)された、セクションエイトの仲間たちの旅路を描くシックスパック&犬溶接マンのシリーズ最終話。ゴッサムから始まり、エジプトやNASA、最終的には宇宙にまで到達した彼らの旅の終焉とは。さっき読んだばかりなのですが、これはまるで作者であるガース・エニスの原液のような話。字面だけでも面白い馬鹿らしさを磨き上げ、馬鹿らしさとは相反しているように見える、ほろ苦さも内包。笑い転げつつも泣けるストーリの、強烈な読後感。ああ、濃厚なガース・エニスだ。普通のヒーローへの冷めた目線も、世間一般に流通する本にこんなシーン入れて大丈夫なんですか!?という危うさも、全部ひっくるめてガース・エニスだ。

 今日は凄いものを、読んでしまった。あまりに凄さに頭が働かないので、詳しい話はまた、別の機会に。すごい。ほんと、すごい(語彙消失

日々雑談~2267~

 いや凄かった。何が凄いって、マジで凄かった。言語機能が死ぬくらい凄い、犬溶接マンのオリジンの一端だった。
 神話と付けたのは伊達でなく、その生誕には神々が関わっており、しかもコミックスオリジナルではなく、現実の神話に名を残す神様。しかも超有名神。マンガにもよく出てくるし、ゲームでは召喚獣やボスの常連、当然メガテンにも出ていると、名前を聞けば姿形がパッと思いつく神様。おおう。もう……。
 そして何が凄いって、「何故犬溶接マンは犬を溶接するのか」という名うての哲学者でも困る難題への答えを提示しているところ。いやもういま俺「なるほど。それならば、犬を溶接するしかないな」って納得しているもの。いやスゲエ、マジでスゲエよ……。

日々雑談~2221~

 早起きを一週間前に言われると助かる。
 早起きを三日前に言われるとテンションが徐々に下がる。
 早起きを前日昼に言われると絶対許せねえ!と怒りが芽生える。
 早起きを12時回った所で言われると、もうどうにでもなーれという気分になる。

 はっはっは、もうどうにでもなーれ!
 朝めっちゃ弱いというわけではないのですが、いかんせん夜や深夜に作業時間を回すことが多く、睡眠時間やらスケジュールの圧迫で唐突な早起きは色々キツイのです。もうどうにでもなーれ!

 

アメコミ「実写化不可能」奇譚 vol.01
気が狂っている……! B級ヒーロー“犬溶接マン”とゴッサム・シティの変態的な仲間たち『HITMAN』

 アレかねえ、本国の新連載「SIXPACK AND DOGWELDER: HARD-TRAVELIN’ HEROZ」の開始にこのコラムと、世界に犬溶接マンの波が来ているのかねえ。なあに、一人狂えば辛くとも、世界のみんなが狂えばそれなりにどうにかなるもんさ。

シックス・パック&犬溶接マン

 しかしこのコラム、vol.01ということはシリーズものなのでしょうが、一発目から超豪速球で大丈夫なのかしらという余計な心配も。ただ、インパクト大な犬溶接マンを投入するとしたら最初か最後だし、まず連載の第一回目は衆目を惹きつけなければならないので、むしろ最初に投入するのは順当な一手。もし自分が書くとしても、最初に犬溶接マン持ってくると思います。

 それにしても、実写不可で犬溶接マンと並べても耐えうる人材……ここ最近、実写化の幅が広がっているので、意外と難しいな。自分がヒットマンのコラムで書いた奇天烈な連中も今では半分くらいドラマや映画に出てるし、スター街道まっしぐらなデッドプールも数年前なら実写不可の枠にいただろうし、リス少女のスクイールガールもマーベル・シネマティック・ユニバース参戦の噂があったはず。変わり種や奇天烈な連中への、ストライクゾーンがここ数年でめっちゃ広がってますなあ。

 えーと。アイツはおそらく実写化までのルートがないし、コイツは実写化の際に削られたし……ハードル高くなったと言いつつ、数十秒で2~3人ほど変態心当たりが思いついてしまうという恐ろしさ。アメコミ、広いなー。とんでもないなー。

日々雑談~2219~

 本日は体調が悪いため、ちと更新の方、お休みさせていただきます……というのもアレなので、あのシックス・パックと犬溶接マンが主役を務める昨夜発売の新刊SIXPACK AND DOGWELDER: HARD-TRAVELIN’ HEROZを読みつつ、今後の予告を調べていたらどひゃあとなった、第四話の表紙を貼っておきます。我々はガース・エニス、そして犬溶接マンに、何処に導かれようとしているのか……。

オール犬溶接マン