日々雑談~1709~

前回のあらすじ:バチ魂新弾が近所で軒並み全滅してた。

 売れるのはいいけど、全滅はキツいよ!? 全滅は!?と思っていたら、所要で街に出た管理者から一報が。出先で売ってたよとのことで、4パックほど購入を依頼。

「買ってきたぞ。俺の分も買ってきたので、分けよう」
「おう。じゃあコレとコレと」
「俺はコッチだ。じゃあ、開けてみるか……おっ! レアのウルヴァリンだ!」
「人気キャラが一発目とは幸先いいじゃないか。こっちは……ありゃ、レアのウルヴァリン。同じだ」
「同じかー。次は……出た! ウルトラレアのウルヴァリンだ!」
「当たりだな! 俺はえーと、ウルトアレアのウルヴァリンだ!」
「……」
「……お前、このかぶり方はねえよ。引きがいいんだか悪いんだか」
「とんだウルヴァリン祭りだな」
「いやさ、買ってきてもらってなんだけどさ、どうせUR引くならサイクロップスとかデッドプールとか、そっちの方が」
「買ってきておいてもらって言うなよ!? アンタ、最低だよ!」
「うるせえ! 無駄な運の良さ発揮しやがって! この調子だと、しばらくはお前、モバマスでSRとか絶対引けないからな!? 反動で!」

 というわけで、以下が4パックほど買ってもらった結果です。二人は、仲良し!(ヤケ)
 
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 左上がRアイスマン、右上がRウルヴァリン、左下がURウルヴァリン、右下の見難いのがSRスターロードですね。せっかく映画のメンバーが全員参戦したんだし、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーをフルコンプしたいなーというのはあり。戦略的にも、ロケットラクーンとグルートはスキルにシナジー効果があるので、それなりに良い組み合わせです。しかしアトランダムに選んで、それぞれカブり無くウルヴァリンが手元に行ってた辺り、連携が取れているんだか取れていないんだか。
 それにしても、全部集めようとするとハードルが高いとはいえ、1パックだいたい200~250円。安価でコレクション性のあるアメコミ系玩具が手に入るというのは良いですね。日本のアニメや漫画に比べ、顧客数や輸入の都合上、若干関連書籍やグッズが高めなので。手の届きやすさや出しやすさは、大事な事です。

日々雑談~1708~

>ディスク・ウォーズとのクロスオーバーを今後書く予定はありますか?同人誌でたら買ってみたいです

 ありがたいお言葉、ありがとうございます。ディスク・ウォーズは、現在の日本におけるアメコミ作品内でとっておきと言ってもいい作品なので、作風や展開を観察しつつネタを温めている感じでした。実のところ、クロス物ではなくディスク・ウォーズ単体で一冊考えております。春のイベントを目安に考えておりますが……ある程度定まりましたら、コチラで発表いたします。予定通りならば、プレリュード的SSと共に。

 ううむ……バチ魂バットの新弾が出たので、いくつか売っている店を回っていたものの、軒並み品切れでして。まさか一枚もゲットできないとは、困った! でもまあ、在庫が沢山ワゴンにあるよ!の方が困りますが。
 第三弾となり、色々固まってきたのか、新レアリティ(UR)創設やスキルも多彩化にイラストレーターさんも追加と、かなり攻めの姿勢に。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー全員集合! URウルヴァリンに負けじとサイクロップスもURで参戦! 攻め用のディスクでありながらハマれば何故か超絶防御力を発揮するデッドプール! 後は、大人が思いっきりDスマッシュ出来る環境があれば……。
 そして、いつも通りブリザードやクロウにスピードフリークのような、あまり日本に馴染みの無いキャラも堂々参戦。URのハルクバスター・アイアンマンやフィン・ファン・フームとか最高っすよね! 去年のアメコミカタツキ4にハルクバスター系のアイアンマンとフィン・ファン・フームを出した時は、まさか一年もしない内に日本で関連玩具発売とか、流石に想像がつかなかったよ!

日々雑談~1707~

※昨晩はダウンしてしまい、更新できずすみませんでした。昨晩書きかけだったものを完成させての今更新。時間と余裕ありましたら、今晩も更新の二本立てで行きます。

「やってるうちに、アレ行ってみたいんだよなあー」
「アレ?」
東京国立博物館でやってる台北 國立故宮博物院。前回の細川家所蔵宝物展も良かったし、またああいう宝物や文化に触れるのも」
「ああ。目玉の神品翠玉白菜はもう無かったけど、それ差っ引いても良かったぜ」
「……え?」
「ああ。この間、時間あったんで行ってきた。良い物見ると健康に、寿命が伸びる気がするよな」

 なんか管理者悔しがってたけど、しょうがないよね?(伸びた寿命のせいで鷹揚)
 というわけで、この間、時間があったので上野まで足を運び、東京国立博物館に行ってきました。時間があっても金が無い、そういう時には上野のアカデミックな施設で時間を使うのが吉。上野国立博物館だけでなく、史跡に神社、全年齢楽しめる科学博物館と、あんまり金使わないで楽しめる、一日どっぷりと楽しめる施設が、上野には仰山ありますしね。大人600円ことコスパ最強クラスの上野動物園&科学博物館を見るに、コストパフォーマンスに関しては上野は東京最高クラスの観光地かもしれない。食事も駅周りにピンキリでありますし。
 そんなこんなで、東京国立博物館。台北の国立故宮博物院より厳選された品物の数々。豪華絢爛とはまた違う宝石の華やかさに、歴史を感じさせる祭器物品に、由来や技術が分からずとも威厳や実績を感じさせてくれる書。眼福でした。個人的には常設展示である東洋館とセットで見ると、いい感じかと。中国近隣であるシルクロード文化圏や朝鮮半島の美術品から感じる中国文化圏からの影響や確固たる違いが、各々の個性を際立たせた上で世界の繋がりを感じさせてくれます。
 ただ、平日の閉館間際という結構空いてそうな時間帯に行ったのですが、それなりに人が多く。あの感じだと、まだ土日は厳しいかもしれませんね。おそらく、翠玉白菜があった頃よりは、数倍マシなんでしょうけど。目玉が無かったのは惜しかったですが、それを差っ引いても、まだ展示には十分なパワーが。あと、常設と特別展のセットは、マジで一日潰れるくらいの物量があるので、出来ることなら午前中に行った方がいいです。閉館、17時ですし。
 そして……白菜来日と聞いてやってきたこの御方。本当に仕事全く選ばんな、アンタ!?

 

日々雑談~1706~

 帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100YEARS AFTERをゲットしたので観てみる。すっげえ、序盤の「なんか違うよね!? これ違うよね!?」から発するグダグダ感ハンパねえ……。

「キョウリュウジャーってもっと色鮮やかだよね!?」
「なんでこんなに寒色系なんだよ!?」
「同じ戦隊に紺と青色と空色混じってるのおかしいって!」
「銀と灰色もカブってるし!」

 そりゃ怪人も、キョウリュウジャー正座させて説教するよ! というか、四季モチーフな怪人四人衆、攻撃団四季の方が派手だよ! てーか、キャンデリラとラッキューロがグダグダの根源だろ! チクショウ! このツッコミ、全部制作側の思う壺だ!
 実際、これなんか違うヨ!?から始まるストーリーですが、話のスケールや完成度は激高です。なんでこんなにしょっぱなからグダグダなんだよ!?な事にも、ちゃんと確固たる陰謀と理由がありますしね。そんな理由を乗り越えての、キャンデリラとノブ太さんの繋がりは感極まる物しかなく。知ってると、キョウリュウジャーに付き合っているとああ!となるシーンもてんこ盛り。それに加え、この喜怒哀楽の混ぜっぷり、実に見事です。感情をこうしてぶっ放しまくれるのが、キョウリュウジャーの強みだったんだなあ!と。いやあ、いい100年後だった!
 ……最初に戻るってわけじゃないけど、最後は牧歌的というか、過去も未来も結構グダグダっすよね。いい意味で、ホントいい意味で。
 
 

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その21~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第21話!
 X-MENとアベンジャーズ、ここに集結! 決戦、A+X対ヴィラン混成軍! ロキ様の、いつも通りの水が漏れる完璧な策略!

 というわけで、奪われたディスク奪還のため、X-MENが対ロキの最前線に。いいですよね、この異種格闘技戦の匂い。だって、超人類VS北欧神ですよ? 権利関係で映画では見れず、コミックスでもあまり無い構図ですよ? いわば越境対決、この同じ世界観でありながらクロスオーバーの風味を感じる対戦カード。これは、良い。個人的には、盛り上がる本編を更に盛り上げるスパイス!
 それに今回、盛り上がりの鉄板こと「ここは俺に任せて先に行け!」もありましたからね。こいつは、ズルい。盛り上がらざるを得ない!

 あと気付きにくいトコですが、本日より参戦のアイスマン、ストーム、コロッサスの三人の能力や性格が分かり易く描かれているのも良かったですね。スパイダーマン同様の軽口を見せるアイスマン、天候を操りつつ仕草に頼りがいの在る母性を感じさせるストーム、鋼の肉体で切り込み率先して味方をかばうコロッサス。そして、まさかの参戦マグニートもX-MENボスキャラとしての暴威的な磁力に、単なる悪とは言いがたい威厳と主義主張を。ディスクウォーズの視聴者の知識に依存せず、物語に説明をしっかり組み込むところは、美点かと。しかしアイスマンの寒さに強い描写に隠れているけど、生足レオタードのストームとノースリーブのウルヴァリンとノースリーブ&ホットパンツの超絶コンボなコロッサスも相当だよなあ……。コロッサス、鋼鉄化しているんで目立ってないけど、露出度ではX-MENトップクラスです。

 今日の紹介は、殺戮獣プレデターXの先達、ミュータントへの敵意の象徴たるロボットです。ロキ様、X-MENと対立するミュータントを組み込むどころか、ミュータント殺戮兵器をバンバン投入と、ミュータント全部に喧嘩売ってますよね。ロキ陣営唯一なミュータントのセイバートゥースは、常時バーサクなので気にしてないだろうけど。

 

センチネル

センチネル

 プレデターXの先達とも言える、対ミュータント用ロボット。最初期は探索、やがて捕縛、最終的に殺戮と、その目的は性能のアップグレードと共に禍々しい進化を遂げ、反ミュータント主義者の象徴として扱われてきた。

初期型センチネル

 元々センチネルとはシリーズ化されているロボットであり、“センチネル”というキャラがいるわけではない。例えばセンチネル初期型はマークⅠ、その改造型はマークⅡと、型式番号で種類は分けられている。モビルスーツにおけるザクやジムのポジションに近い……というか、パイロット搭乗型のセンチネルや等身大かつ人類への擬態能力を持つプライム・センチネルや細胞レベルで攻撃してくる極小ナノ・センチネルと、その幅の広さからして、もう少し広い範囲で。対ミュータント用ロボの総称、モビルスーツやウォーカーギャリアにレイバーのようなくくりと捉えても良いかもしれない。

 進化した種であるミュータントは、やがて今の人類全てを征服するのでは? ミュータントの存在に疑念を抱いたボリバー・トラスク博士の手により、センチネルは誕生した。人類を守護する自律型ロボット、センチネル。しかしセンチネルは守護対象である筈の人類を不確かな者として認識し自ら統治すべき存在と判断。リーダー格のマスターモールドはトラスクを拉致し、センチネル軍団の製造を命令する。この最初の自律志向暴走からして、センチネルは決して人類に忠実なロボットではなく、これ以降もミュータントだけでなく、人類に対して幾度と攻撃することとなる。

マスターモールド

 センチネルの反逆は、X-MENの尽力とトラスクの犠牲により阻止されたが、その後もトラスクの残した設計図を元としたマークⅡや、マークⅢを様々な人間が開発。マークⅡ以降の機種では、対ミュータントだけではなく対超人が設計思想に。やがて超人が起こす脅威に対抗する国家組織、センチネル・スクワッドONEの設立までに至った。

 センチネルの性能は作られる度に向上しており、シリーズが進むごとに適応能力は上がっている。強力な能力を持つミュータントへの対策は特になされており、X-MENメインメンバーの持つ能力には、大体の対策が立てられている。金属製である以上磁力を扱うマグニートーには弱く見えるが、強化プラスチックの使用やコーティングを施すことで、対応は可能。プレデターXに進化という武器が在るのなら、センチネルにはアップグレードがあるのだ。更に、センチネルが人類を統治している未来。そんな未来のセンチネルことニムロッドに至っては、戦闘中に敵の能力を封じる形にアップグレードするという、進化以上の物を見せている。しかも量産可能、データーやアップグレードはリアルタイムで共有されると、もはやまともな手段では、ニムロッドの大軍に勝つことは出来ない。

ニムロッド

 センチネルの単純な戦闘力も非常に高く、非ミュータントであるスパイダーマンやファンタスティック・フォー曰く「僕達が何時も戦っている相手より強い」らしい。ただ、彼らの宿敵の多くはセンチネルを悪用できる側の人間なので、決してセンチネルが格上というわけではないが。

 これは余談だが、トラスクに反逆したマスターモールドは、その後幾度も復活。未来より現れたニムロッドと合体し、ミュータントを絶滅寸前までに追い詰めるが、X-MENの最終手段により魔界に追放された結果、センチネルと人間のハイブリット種バスチオンへと転生してしまう。

バスチオン

 やがてバスチオンは反ミュータント勢力を統合できる存在に、ボリバー・トラスクを筆頭とした死亡した反ミュータント主義者も部下として復活させ、X-MENとの、ミュータントとの最終決戦に望むこととなる。
 生みの親や育ての親たる人間を従わせる機械。新人類による旧人類の淘汰を防ぐためのロボットは、人類全てを淘汰する存在となってしまったのだ。

 

おまけ

 ロキと三機のセンチネルと言えば、ロキ謹製のこのトライセンチネルが脳裏に。三倍どころか、何十倍もの力を持つ三面六腕の阿修羅型。こっち出しとけば、マグニートーにも勝っていただろうに……。

トライセンチネル

あと、某所には少年につき従うジャイアントロボ的センチネルもいたりする。

ジョストン&センチネル