日々雑談~999~

 そういえば、何か忘れているような……?
 あー! そうだ俺、この間、グリーン・ランタンを見てたんだった! いやー、プチ炎上騒ぎやゴーカイジャーVSギャバンのせいで、存在をすっかり忘れていた。これじゃあ、なんとなくで結局見逃した、グリーン・ランタン上映当時の繰り返しじゃないか。
 結構感想が芳しくない本作ですが、見ている時は「そこまで悪くないんじゃないの?」と思ってました。問題は、見終わった後。この映画、読後感が凄く薄いんですよ。スタッフロールを見ている最中に、スーっと興奮が冷めていくぐらいに。まるでコーラのように、スカっと爽やか!(悪い意味で)。
 でもホント、悪い映画じゃないんですよ、むしろ、「勇気を持って恐怖に立ち向かう」というテーマという主軸がハッキリしているおかげで、映画としては一本筋が通っていた。グリーンランタンの物質生成能力もキッチリ丁寧に映像化してましたしね。そして思う、この丁寧さが、まずかったんじゃないかなあと
 公開前の宣伝では、いきなり正体がバレたりする前例のない破天荒ヒーローとして書かれていたのに、映画のハル・ジョーダンは悩みと恐怖を抱える、結構普通のアメコミ映画的ヒーロー。ソーの俺様神様ほどに、それほどじゃないよ!と。
 思い切った設定と、スタッフの生真面目さが相反した結果、画期的と丁寧さが対消滅して、何も残らなかったと言うか。そして読後感があまりになさすぎて、見た人の感想がね、どうしても既存の負の感想に引きずられていき……。この悪循環のせいで、失敗扱いされてるけど、そこまで悪い映画とは、ホント思えないのよね。少なくとも、レンタルで見かけたら一度借りてもいいんじゃない?というポジションには確実に居ますよ?
 そして可哀想なのは、ヘクター・ハモンド博士。パララックスやシネストロの影に隠れてしまっているけど、彼も立派な原作出身のヴィランなんですよ……。俺も見終わってしばらくしてから、思い出したけど。

日々雑談~998~

 ありゃまあ。気がつけばもう、998回目の日々雑談だよ。1000回になにやるかだなんて、何も考えてなかった。問題は明日で999回、明後日で1000回。企画を練ってる時間もねえって事ですよ。日替わり更新だから、しょうがない。
 ただおそらく、1000回になる前に、オーバー・ペネトレーションズの公開分最終話を出すので、明後日1000回と言うことは無い筈。それでも、明明後日か……。
 あ。ゴーカイジャーVSギャバンの感想もきっちり書けば4日か! 

 雪が積もるかと思ったら、あっさりと雨に代わってしまった。これならば、明日の朝には、街もすっぴんになっているだろう。多少、人の歩かぬ所や物陰には残ってしまいそうだが。極端な話、道に雪が残らず、アイスバーンになっていなければOK。雪に慣れていない地方に降る雪は、思いもよらぬ手段で、人を殺しにかかってくる。
 それにしても、日本はホント、狭い国土なのに風土気候や人の性質が大きく様変わりしている国だ。ちょっとした旅行に出ると、国内なのに生活様式の違いを感じることが多々。この間、大阪に行った時。関東左で関西右なエスカレータの乗り方に戸惑った管理者が、エスカレーターを怖がってたもの。戸惑っても、怖がるこたぁないと思うのですが。
 こういうことを考えると、また直ぐに旅に出たくなるのも事実。大阪がホント、面白かったからね。たこ焼きが、おそろしく美味かったし。ふらっと歩いて見つけた、なんば辺りの店だったんだけど、アレはホントに美味かった。店の名前だけでも、メモっときゃあよかったな。

日々雑談~997~

 Ⅱ世の連載に続いて始まった、最近のキン肉マンは、全盛期レベルで面白いので見た方がいいです。テンポがグンと早くなるだけで、漫画はここまで面白くなるものなのか。テリー! テリー!
 無料で公開=単行本の売上を見込んでいる点がどうしてもある筈なので、是非とも発刊の際には即買いしたい所。

 ゴーカイジャーVSギャバンを観てきたので、ざっと感想を書きたいものの、買ってあったハイボールを飲んでしまってほろ酔い気分なので、今日は辞めておきます。いやね、今日出先で、一目惚れした質の良いグラスを、買ってしまいましてね。そりゃあ、それなりの物を入れて、飲みますよ。
 先行して、感想をヒトコト言うなら……。おそらく、想定以上にギャバンですよ? この映画。当時の雰囲気やネタを、隙あらばゴーカイジャーに差し込んだ結果、むしろギャバンにゴーカイジャーがゲスト出演しているのではと、思ってしまうような作品に。フォーゼ&オーズがゲスト出演型クロスオーバーの良作なら、ゴーカイジャーVSギャバンは共演型クロスオーバーの良作。
 ゴーカイジャー単品として観ても面白いので、特撮ファンにはまずオススメ。合言葉は、よろしく勇気!

DC対MANGAという、妙な話

ふじい(以下F)「最初情報が流れてきた時は草生やすレベルの話だったんですが、一般ニュースサイトにも取り上げられた挙句、なんかもう、情報が滅茶苦茶歪んでしまったので、語らんワケにはいくまいと。ちなみに、日本に伝わってきたニュースとしては、こんな感じで

サイレン(以下S)「うーむ。一言言うなら、ヒドいな。記事の書き方もヒドいし、抽出されているコメントも中々……」

F「火のないところに煙は立たないなんて、昔の話。最近は火を起こすのがトレンディのようですよ? という訳で、小さなサイトですが、火消しに頑張ってみますか」

S「その言い方からすると、随分と怪しい話みたいだな」

F「ああ。面白いほどにな」

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日々雑談~996~

 最近、フォーゼ&オーズの主題歌SAMURAI STRONG STYLEがたまらなく好きになって来た。劇場で聞いた時は物足りなく感じたけど、こうしてウォークマンで何度も聞いていると心に染み渡ってくる。物語ともきちんとリンクした、いい主題歌や……。

 第2次スパロボZの再世編の発売日が決まったようで何より。前作参戦作の続編ではない新規参戦はマクロス7ダイナマイトと太陽の使者鉄人28号ぐらいだけど、前者はマクロスFのメンバーと並んでいるだけで血が沸き立つし、後者は鉄人28号がスパロボに出るという事実がまず大きい。オズマ隊長、感激のあまり、遂に死にそうで怖いけど。
 クロスオーバーで大事なのって、「このキャラがこの場所にいて、何をするか」って事ですよね。モブのようにボーっと立っているだけ、個性も何も無しに戦ったり話しているだけじゃ、物足りない。やはり、そのキャラだからこそ出来る事をやってもらいたいところ。
 マンガやゲームならまだ背景に居るだけでそれなりに絵になるものの、小説でクロスオーバーをやる場合、マジで上記の事を忘れると悲しい事態になる。単語で「デッドプール」や「セイバー」と書くだけじゃ、面白くもなんとも無いしねえ。かっちりと合うポイントの抽出や、原作を絡めたネタ。突き詰めればやはり、難しいジャンルです。