日々雑談~6645~

 正義の日本人レスラーVS悪の外国人レスラー=地元の英雄VS余所者の構図は、各地区にプロモーターがいた頃のアメリカンプロレスの構図であり、力道山がほぼ直輸入した構図でもあります。アメリカで地位を築いた自分ごとアメリカンプロレスをそのまま持ってきたジャイアント馬場に、タイガー・ジェット・シンとの一騎打ちで一気に名を挙げたアントニオ猪木と、後継者たちもその構図は受け継いだものの、WWE(当時はWWF)の全米進出による情勢や時代や需要の変化により、徐々に団体やイデオロギーや日本人同士の戦いに変化していくわけです。

 まあ、キン肉マンの旧シリーズが正義VS悪の構図でいたのは、タイガーマスクを始めとする梶原一騎作品の影響が大きいのでしょうが。例えばタイガーマスクを読むと、試合のギミックに冷たい世間に話しの細かな点と、ああキン肉マンめっちゃ影響受けてるなあ!というのがひと目で分かります。タイガーマスクの続編として放映されたのはタイガーマスクWだけど、梶原一騎の作風を受け継いでいるのはキン肉マンだと思う。正確に言うと、作風を受け継ぎつつ新たな地平に立っているのが今のキン肉マンですね。

 プロレスの進化こそ、キン肉マンの進化の原動力ですわ。

日々雑談~6639~

 キン肉マン2世の序盤にあった次世代への継承というテーマの影響で、元祖キン肉マン登場のキャラは全員伝説超人扱いになったけど、おそらく世代的にはロビンの弟子のウォーズマンにブロッケンマンの息子のブロッケンJrに人間から超人になったばかりのジェロニモは、キン肉マンやテリーマンより若い1.5世代よね。ウォーズマンは後の展開で世代という概念から外れたものの、始点はこの世代でいいはず。ウルフマンも入れてもいいかも知れないけど、横綱の経歴がある以上、どうしてもレスラーとしての選手生命は短くなるし、実際引退してたよね。

 2世のブロッケンJrは、全盛期を浪費した末に間隙の救世主にはなれず、やがてジェイドという新たな光に出会うわけですが、新シリーズのブロッケンJrはクラッシュマン戦の勝利やアタル&ラーメンマンの導きにより、いよいよ全盛期に差し掛かろうとしている状態。別々のルートとなるのか、それとも将来的にかち合うのか。どちらにしろ、今後のアリステラ&マリキータマンとの試合が楽しみでしゃあないですな!
 

日々雑談~6634~

 というわけで、アタル兄さんが選んだ一人はブロッケンJr。自分の予想としては、本命がアシュラマンで次点がブロッケンJrだったので、ちょっと惜しかったなあと。年の差タッグといえば、元祖マッスルブラザーズやヘルミッショネルズだけど、若い方のキン肉マンやネプチューンマンも若手と言うよりもうエースだったからなあ。ある意味、グリムリパー&ターボメンのジョン・ドウズも該当しそうだけど、このタッグは年齢の概念が薄い完璧超人で更にグリムリパーがネプチューン・キングのように正体を隠していたと、一際ややこしいしな。

 でも今のアシュラマンって、悪魔超人のエースの座をバッファローマンに持っていかれた形だから、何かしらのフォローは必要だと思うのよね。サンシャインが悪魔超人を統率するリーダーで、バッファローマンが悪魔超人の先頭に立つエース。今後のアシュラマンのポジションは果たして……?

日々雑談~6629~

 更新がある週の深夜には毎回言ってる気がするけど、今週もキン肉マンおもしれえなあ!
 休載も含め、二週間ほど暖めてきたキン肉マン&ソルジャーのリアルマッスルブラザーズのフラグを思いっきり折った上で、今シリーズの出番が危ぶまれていた封印済みの超人から、ソルジャー直々に一人タッグパートナーを選ぶという予想外のワクワク感を重ねてくる。今日この日から、パートナーが判明する来週の更新まで、ネット上の肉トークはジャンプ発売直後の教室だぜ?

 ブロッケンJr、一人でウォー!と騒いだ後に自分以外が選ばれても、ヘッ! アイツならしょうがねえなあみたいなリアクション取れるので強い。とりあえず、超人血盟軍縛りで考えた場合、本命はアシュラマンで、次点はブロッケンJr。その次は、消去法でザ・ニンジャかなあ。バッファローマンは、前シリーズで悪魔将軍直々に期待の新星扱いされた以上、このタイミングで超人血盟軍としての自分を出すのは、ちょっとむずかしいと思う。

 完璧超人陣営も、ディクシアと因縁があって前シリーズで試合に出てないネプチューンマン。クソ力持ちでアタルと親戚でもあるネメシス。キン肉マンの48の殺人技を完コピしているピークア・ブーと、アタルが誰を選んでも面白いよね……うむ、話せば話すほど期待が膨らんでいく、面白さの大風船だぜ!

日々雑談~6623~

 ううむ……Twitter経由でゴジラ キング・オブ・モンスターズの話が沸騰してるな。ネタバレはよくない、だが! 語りたい! との熱がじわじわと伝わってくる。自制心が蓋となって、ふつふつと釜が煮えたぎっている感じ。こりゃあ、週末には蓋が吹っ飛びそうだぜ。どうしても、漏れ出る蒸気という名の情報から察してしまうトコもあるし、早いうちに時間作って観に行ってくるしかねえな。

 こうやって、熱が漏れ出る映画は、大振り大ホームランの確率がえらく高いんだが……この間のキングコングの熱もあって、どうにも自然とハードルが上がってくぜ。

 

 

 マッスルショットは、ホントこういうことするよねー! なお、マッスルショットの必殺技で一番エゲツねえ……となったのは、シルバーマンのシールドスパークです。シールドを地面に置いて、そこにアロガントスパークを仕掛けるだけのお手軽さ。かけられた相手は、固いシールドの上に叩きつけられ、なおかつシールドを敷くことで地面がデコボコだったりリングが柔らかかったりという不確定要素を排除。端的に言うと、サイコマン戦でのリングの状態が悪いという手加減を全くなくす技。あの状況でもサイコマンを仕留められる技ということですね! やっぱどこ行っても、虐殺王はヤベーな!