日々雑談~2353~

 期待通り、日本語字幕が入った予告がアップされた模様。「え? 誰お前!?」なよくわからん人が参戦するという、個人的にデッドプール2に求めていたことが叶っていそうなのがGJ。しかし、よくわからんオッサンが実はコミックスにおける重要キャラだったり、今後の伏線になる黒幕だったりしたらどうしよう。どうしようと言いつつ、それもまた美味しいな……。

 

 パシフィック・リム: アップライジングの評価が割れてると聞き、思ったことをつらつらと。元祖パシリムとアップライジングは若干路線やツボの突き方が違うので、割れるのはしゃあない。それでも「ここは少し違うかな……」と思った点があるので、もうちょっと詳しく。肝心要のとこは避けてますが、ストーリー展開には触れているので、ちょいと隠しておきます。

 

 

 主人公格の一人である新人女性パイロットといがみ合う先任の女性パイロット。複数人乗るイェーガーとお互いの心に踏み入るドリフトというシステムで、きっと分かり合うのかなと思っていたら、乗るイェーガーが三人乗りの上、先任パイロットは射手にまわり、新人の相棒となったのは男性パイロットとなる展開。違う、そうじゃない。男性パイロットがそういうキャラでないのは分かっているけど、なんだか百合カップルの間に俺も混ぜてと男が入ってきたような気分になったよ……。

 ドリフトというシステムがあるんだから、ここは相互理解の切っ掛けに使うべきよねと。なんか女性パイロットの二人共、ドリフトを切っ掛けとしないまま普通に分かり合ってるんだよな。ここはさあ、相性の悪さから最終局面まで一度も組んだことはなく、危機的状況にあって始めてコンビを組み、ドリフトしたことで分かり合ってナイスコンビネーションを見せるみたいなのが、正統ロボアニメというかパシリムに求められているものじゃん? 何故他の機体は二人乗りなのに、唯一の三人乗りをあてがってしまうのか。

 前作で築き上げられたドリフトとかイェーガーの複数人操縦システムとか、作中のアイテムとしては使っているものの、その真価まで掘り下げることは無かったと言うか、アップライジングは前作のこれらの要素を使いこなせなかった感じですね。むしろ、枷になってしまったんじゃないかと。当たった作品の続編は、挑戦より安定を求められるから難しいよね……。