日々雑談~2307~

 マンガボックスで連載されている、ドクター・ストレンジの第9話。これは中々に面白いというか、画期的。1~8話までは、医師スティーブン・ストレンジ。つまりは、映画ドクター・ストレンジの前日譚となる物語。そして最新話となる9話は、“世界を救った魔術師”ドクター・ストレンジの物語、つまりは映画の後日談となっております。8話と9話の間に、映画ドクター・ストレンジが入るわけですね。そしてまた、漫画内で描かれてきた医師と魔術師の物語が、映画抜きで繋がりそうなのが面白い。

 前日譚となるプレリュードは幾つかあれども、映画の後の話を描くのは中々に珍しい一例。アイアンマン3:プレリュードはアイアンマン2の後日談でアベンジャーズ外伝だったよねーというのはさておき。こうして映画におけるドクター・ストレンジの物語を即補足するのは良いことです。次にカンバーバッチのストレンジが拝めるのは、おそらくソー3のラグナロクだろうしねえ。鉄は熱いうちに打てとばかりに漫画で即補足する姿勢はベターどころかベスト。

 映画とこの漫画をぶっとい幹とすれば、ドクター・ストレンジは日本で大樹となるかもしれんね。