日々雑談~2213~

 ついこの間までは猛暑だったけど、今日は酷暑だ。ひどく蒸すし、台風の影響によるにわか雨で、おいそれと窓も開けられない。でも流石に今週が暑さの山場……だと思いたい!

 今週のアルティメット・スパイダーマンVSシニスター・シックスは、スパイダーマン・ノワール編。色なき陰影の深い世界に投入されたのは、灰色の肌を持つミスター・フィグジット(グレイハルク)に白い髪と黒い肌を持つMr.ネガティブ。灰に白に黒、映像に馴染むキャラを持ってきつつ、フィグジットの部下としてサンダーボルト・ロスやA-ボムを自称するリック・ジョーンズを配置と、ニヤリと出来る小ネタも忘れない。匠の技です。

 最後、世界に色が取り戻されると同時に、実はフィグジットがグレイではなく緑、本来のハルクそのものだったと明かされるのもいいですね。それとも、ヒーローとして目覚めた結果、緑色になったのか。どちらにしろあの色は、ノワールの世界に差し込んだ光なのでしょう。あの色彩はようやく芽生えた、フィグジットとスパイダーマン・ノワールの信頼の証でもあります。ノワール版アベンジャーズとか、ちょっと見てみたいねえ。いやまあ、コミックスでノワール化しているヒーロー準拠だと、アイアンマンにデアデビルにパニッシャーにウルヴァリンにパニッシャーと、中々にアウトロー感溢れたチームになりますが。

 そしてもう一つの巨大ヒーローチームことX-MENのノワールは既に存在していたり。

X-MEN NOIR

 ノワールの厳しく陰鬱な世界観に、X-MENはよく馴染む。それは意外なのか、はたまた順当なのか。