日々雑談~1993~

 昨日の疲れもあって、仕事をこなしたあとはバタンキューと。ふふふ、ガンダムやってた頃は寝ていたし、仮面ライダーゴーストは録画出来てないのをさっき確認して「あ!?」と驚いたぜ……。今日はきっと、テレビに縁の無い日なんだろうさ。よりによって!

 今週のキン肉マン、理詰めの強敵ジャスティスマンに対抗するための奇策、テリーマンの空中殺法が炸裂!
 目的のためなら、どんなファイトスタイルにも挑んで見せるこの姿、これこそがテリーマンのモデルであるテリー・ファンクそのもの!
 日本だと、極悪非道のヒールレスラーと戦う正義の兄弟ザ・ファンクス!のイメージが強いテリー・ファンクですが、その根っこにあるのは限りないチャレンジ魂。日本で正統派レスラーをやっていたのと同時期、本国でのテリー・ファンクは、ラフファイト主体な極悪非道のヒールレスラーやってましたからね。この経歴がおそらく、テリーマンが時々やらかす悪魔のファイトの元ネタなんじゃないかと。
 超一流レスラーとしての地位を確立しても、年をとっても、ずっと挑戦し続け、付けられた異名は“リビングレジェンド”テリー・ファンク。新時代のデスマッチと呼ばれ人気を博すハード・コアレスリングの先駆者とまで言われ、50歳を越えて空中殺法ムーンサルトプレスに初挑戦。生ける伝説と呼ぶしかないよなあ、もう。
 今週こうしてテリーマンが空中殺法に挑んだことで、テリーマンとテリー・ファンクは最接近を果たしたのではないでしょうか。元々テリーマンって、マッスルドッキング用とはいえキン肉バスターやキン肉ドライバーが使えるレスラーですしね。本来テリー一族はパワー技への適性が無いのに、しっかりとパワー技を使ってみせる器用さ。キン肉マングレート成りたての時は、空中殺法にもマッスルドッキングにも失敗しましたが、憂いのない状態のテリーマンはホントなんでもできるレスラー。地味な技が強いというのは器用さを発揮できるだけのベースであり、そこに挑戦心と勇気をプラスした上でテリーマンの器用さは完成すると!
 ……何気に旧作の時点で、正義のザ・ファンクス以外の部分も、テリーマンはテリー・ファンクに似ていたのかもしれない。