日々雑談~1943~

 がっこうぐらし!連動企画のぞんびぐらし!は……ちとまだ本編を見れていないので、明日以降に回すとして。今日は一昨日すると言っていた、バットマン:アーカム・ナイトの話を先に。うーむ、ショッピングモールが舞台になるなら、やはりあの作品についてもしっかり語っておきたいねえ。ウチにしては、大直球だけど。
 少し触った上で、幾つか拡張トレーニングを見て確信したのですが……アーカム・ナイト、既存のアーカム・アサイラムより始まるアーカムシリーズの鉄則からは、やはりズレてないですね。その鉄則とは「バットマンは超人ではない」ということ。
 これがどういうことかと言いますと、例えば超人であるスーパーマンなら、1000人敵が居ても真正面からガシーン!で勝てるわけで。バットマンの場合は、銃を持った敵が10人いるだけで真正面から向かったら蜂の巣です。蜂の巣にならないために必要な物は、真正面からの戦いを回避する戦略、そしてガジェットを使いこなすことです。
 今回、直接戦闘、プレデター戦、バットモービル戦の三本軸ですが、どのモードでも必要なのは、持っている物を把握し、使いこなすことですね。
 直接戦闘も実はいきなり多数の敵に囲まれてピンチじゃよー!という局面は少なめなので、まず仕掛ける前に敵の把握や周辺環境の確認。場合によっては、遠隔装置などでの無力化などをしてから仕掛ければ、だいぶ楽に。無力化の手段がなくても、ヤバいの(例:救護兵)にまず襲いかかれば、戦況は安定。
 プレデター戦は、今回フィアーテイクダウンの登場+ガジェットの変更で、かなりやりようが変わっていますが、この仕様変更を飲み込んでしまうと、今までにないダイナミックなプレデター戦が。
 わざと音を立てて一人倒す→寄ってくる多数の敵兵の死角を取る。無ければスモークグレネードを使って強引に作る→フィアーテイクダウンで最高5人まで一気に排除。
 緊急回避手段だったスモークグレネードのリチャージが速くなった結果、道具としての使用も可能に。数十秒で最高6人排除は、今までのシリーズでもないスピード感。
 バットモービル戦はあまり慣れていないのですが、コレも補助兵器の使い方やゲージ管理、敵の戦車のクセや弱点を紐解くごとに容易になっていくのが分かり。バットモービルは超高性能で動かしやすいのですが、その分、性能を把握しなくても、それなりに立ち回れる機体に。でもやはり、高難易度化していく状況では、把握は必要ですしね。
 何か一つ、切っ掛けを掴むと一気に楽になるのがアーカムシリーズ。リドラーの謎解きなんかも、そうですしね。本腰入れてやれる日が、楽しみです。

 隠し要素というか小ネタ的な物を発見したので、こちらに少し解説を書いておきます。ゲーム本編には関わり無さそうですが、ネタバレなのでこっから先は隠しておきます。

 ルーシャス・フォックスが居るウェインタワー。ここにある犬用の餌箱、ACEという名から見て、おそらくこれは犬のバットマンことバットハウンドの物です。ブルース・ウェインの愛犬であるエースは、バットハウンドとしてバットマンの手助けもしてました。
 それとこの部屋では留守電のメッセージが聞けるのですが、この留守電、まず出てくるヴィッキー・ヴェイルの物だけでなく、他のキャラクターからの物も入っています。
 注目すべき名前の一つ目は、レックス・ルーサー。ブルース・ウェインを従わせようとするメッセージとチンピラの雑談から判断するに、どうもゴッサムシティを狙っている模様。ただ、同じくチンピラの雑談をソースにするに、この世界にはスーパーマンもちゃんと居るので、実行はかなり先の話になりそうです。
 そして二つ目はケイト・ケイン。彼女の原作における正体は、バットウーマン。過去にいたものの、歴史に間に消えたバットウーマンをリファイン。生誕は2006年と新しめなキャラです。ブルースを結婚式に招待したいと申し出ていますが、相手の名は女性名。これは誤訳ではなく、彼女は男性も女性も愛せる口であり、メンタリティは後者への愛に寄っています。おそらく会話の内容から見て、同性愛者への風当たりに悩むケイトを、ブルースが後押ししたのでしょう。