日々雑談~1926~

 アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンを観た後に、マガジンに載ったエピソード0を観ると、そこに至るまでの経緯が察せて、結果新鮮。なるほどなあ。
 エイジ・オブ・ウルトロンを観た後、売店に子供のグループが複数居て、アベンジャーズのファイルやキーホルダーを買ったり買ってもらったりしているのを目撃。今までそんなに見たことのない若年層の増加。ディスクウォーズやアルティメット・スパイダーマンが掘り出した、新たな層かねえ……。だとしたら、キング・リュウさんを始めとしたスタッフの挑戦が、一つの実となった瞬間を目にしたようで、なんかこう、めでたいけど!

 派手な設定変更でどうなるかと懸念されていたドラマ版デスノート、ながら観していたら、意外と面白かった……。原作の月がデスノートという異能の一突で壊れた天才なら、ドラマの月はデスノートの一突で溜め込んでいた物が開花していく平凡な青年。原作を無視するのではなく、原作を逆手に取った展開を用意していく感じで。世に出て十数年、劇場版、アニメ版を経て、世間が観なれてきた作品のリブートとしては、悪くないんじゃないかと。原作デスノートとドラマ版デスノートの関係は、元祖アベンジャーズと、アルティメッツの関係に近いのかも。原作の拡大解釈(例:ハルクの暴走に性欲や食欲もプラス)に思い切った展開(例:X-MEN壊滅、スパイダーマン死亡)で、アベンジャーズを逆手に取りつつ出来ないことをやってきたアルティメッツ。開き直りも、貫き通せば面白い。
 ドラマ版デスノは、アラもネタもあるけど、一緒にキラリと光る部分もあるな!の半々状態。崖下に転がるか上へと登っていくか、ドキドキするぐらいにゃあ面白く。これ本気でダメな作品だと、崖下しか選択肢ないからなあ!