2014年 最後の日々雑談

 やっぱコミケ3日目が大晦日より、コミケ3日目の次の日が大晦日な方が仕事したとしても年越し楽だな。時間的にもコンディション的にも。
というわけで、大晦日です。コミケも終わり仕事も終わり掃除も終わり、一段落の最中。見えてない! 既刊本の整理やダンボールの片付けは見えてない! まあこの辺りは、もう少ししたら出かけるので、新年になってから行います。年越しは、毎年外です。ああそうそう、コミケの方も終わりましたので、アメコミカタツキ:ウォードッグスも通販対応可能です。ご希望の方は、tuhan☆(☆を@に変換してください)risotto.sakura.ne.jpにご連絡いただければ。ただ、いかんせんこれから出かけるため、返信は年が明けて以降。来年1月大阪のこみっくトレジャー25でも初売りしますという二点はご留意いただければ。
 今年を振り返ると言っても、今は冬コミ&一年が終わったという充実感で満たされていて、あまり何も思い浮かびませんね。充実感を得れたということは、そんなに悪いもんじゃなかったな!という事でもあるのでしょうが。
昨日会場でいただいた言葉、「サイトを見ています」「ディスクウォーズからアメコミに興味を持ちまして」「デッドプールの原書読み始めました!」等々……いただいた様々な言葉は前に進むためのガソリンとなりました、もうホントありがたいこと、この上ないです。変な所に進み気味な自分としては、極上の励ましです。そりゃ好きで変な所行ってても、それについてきてくれる人が居るなら、嬉しいッスよ!
 というわけで、来年も変わらず、このまま突き進んでいきます。今年の解説系記事を書く上での目標である「あるべき物を使って、基本に立ち返る」は、ディスクウォーズの影響もあり、楽しみつつこなす方向に進めたかなと。ひとまずの目標としては、他ジャンルやオリジナルの方にも力を入れていきたい感じです。先日アップしたやさしいサンタさんのような作品のアップや、コミティア参加といったオリジナル方面の強化は是非やっていきたい所。
 それでは一先ずこれで当サイト2014年の更新は最後となります。残り短いですが、皆様、良いお年を!

 

 

 ハルクの身体が、ゴムマリのように吹き飛ぶ。直ぐに一跳びで帰ってくるハルク。だが、一度、ハルクが吹き飛ばされた。それも力で。この事実は変わらなかった。
 緑の巨人と、赤いマントを身につけた普通の人間サイズの男性は、殴り合いを続ける。今度が男性が吹き飛ばされたが、男性はジャンプではなく飛行。一直線の起動で返って来る。そのままハルクの鳩尾に刺さった二つの拳。ハルクの口から、嗚咽が漏れた。
「そんな……ハルクと互角以上に真正面から」
 呆然とする、ハルクのパートナーであるエド。
「おいエド! アイツはなんなんだ! 何処のヴィランだよ!?」
「知らない。あんなの知らないよ。スクァドロンスプリームのハイペリオンやセントリーに似てはいるけど……」
 クリスに激しく問い詰められても、今ハルクと戦っている存在は、ヒーローオタクであるエドも知らない男だった。ハイペリオンとは胸のマークが違う。セントリーとは色が違う。黒髪と青い衣装、マントと胸に描かれたSのマークは赤。エドの知識にない、超人であった。
「私もその二人は知っているが、彼は違う。だが極めて強力なハイペリオンやセントリーに近い実力を持つ強者であることは間違いない」
 未だDスマッシュされず、小さなホログラフィーとしてクリスの肩に乗るキャプテン・アメリカ。だがこの状況では、彼が召喚されるのも間近であった。
「でもひとまずアイツを止めないと!」
「ああ分かってるさ、アキラ!」
 焦るアキラの脇を掠めて飛行するアイアンマン。先ほど謎の超人に力任せで投げられた結果、水平線の向こうまで飛ばされたわりには早い復帰だ。
「どいてろ、ハルク! リパルサー!」
 アイアンマンの手から放たれたビームは、男の目から放たれた二筋の熱線に相殺された。
「まだまだあ! ショルダーミサイル!」
 アーマーが展開し、無数のミサイルが無軌道に放たれる。今度は冷気。男が放った息が、空気ごとミサイルを凍りつかせた。
「ハルクと殴り合えるパワーに、俺の武器、完封するだけの能力だと! おいこのチートのハイペリオンもどき! せめて名乗れよ!」
もはや呆れるしか無いアイアンマンの問に、男の鉄面皮が揺れた。
「スーパーマン」
 男が名乗ったのは、この場にいる誰もが知らない名。だがしかし、知る者にとっては、畏敬を抱くしか無い名前。彼は、心底申し訳なさそうで、悔いをありあり放ちつつ、こう告げた。
「すまない」
 悔恨と懺悔の入り混じった一撃が、アイアンマンのマスクを半壊させる。同情があってしても、その剛力も速度も恐るべき物であった。
 この超人が現れたことには意味があり、この戦いは彼の本意ではない。そう分かったとしても、今現在アベンジャーズが危機的状況を迎えていることに、変わりなかった。

 

 これ鬼が笑う話しですけどね、来年はその、こういうアマルガム!?な同人誌を作ってみたいなとも! 予定は未定、断言はできませんが! それでは皆様、また来年!