百鬼夜行的な大放談~1~

「五木と」
「春秋の」
「「放談コーナー!!」」
「さあ始まりました、新コーナー。最初は配布アイコンを使用しての版権キャラによるアイコン漫画の予定でしたが、それ用のCGI配布サイトが閉鎖していたり、システム構築が上手くいかなかったりという理由で、ホームページ内オリキャラによる文章対談形式に変更となりました。まあ、これはこれで版権キャラよりオリキャラの方が好き勝手させられるし、キャラ付けにもなるしねと、『なかの人』こと代表者が笑顔で語っていました」
「その後、暗い顔で『管理者の企画立案実行能力はアレすぎる』って……」
「シャラッープ。と言うわけで、放談第一の刺客こと五木です。普段はこのホームページの百鬼夜行シリーズで主役やってます」
「相方の春秋でーす。同人誌版と『きんだいひゃっきやこう』に出てまーす。同人誌版はともかくとして、きんだいひゃっきやこうの続きはいつ出るんだろーね?」
「近い将来だと思うよ」(目を逸らしながら)
「それはそれとして、なんでオレなんだろーね。百鬼夜行シリーズの主役って五木と那々ちゃんでしょ? そのコンビでいいじゃん」
「那々はこういうのに向いていない。あいつはKOOL(by前原)なので、使いにくいと言うかなんというか。必要があれば出張ってもらうが、とりあえず今日はお休みだ。本人も『最近出番がないので技術交流に行ってくる』といって不在だしな」
「技術交流って何処に?」
「テキサスにチェンソー持って出かけたけど」
「……お目付け役に付けた冬夏、大丈夫かなあ」
「うははー最終的に通りすがりのトラックに助けてもらうんだぜ」
「うわーん! 冬夏ー!!」
「はっはっは、というわけで前説はここまでにして、本題に入るぜ。今日のお題は『キョン子可愛いよ、キョン子~TSもいいもんだ~』だ!」

「TSってMSの装甲?」
「いやあのどう考えても敵がだけが持つべき無敵バリヤー扱いの装甲じゃなくてだな。TSってえのは、二次創作などでキャラを性転換する事だ。当然略称なんだが、いくつか候補がある上に意味は殆ど一緒なので省略」
「適当だなあ」
「適当上等! そういうコーナーであり作者だ。ソースに興味を持ったなら、ググレ=カス(1983~2008)」
「ううっ、この人ごっつここでキャラ壊す気だよう。で、キョン子って?」
「涼宮ハルヒの憂鬱の主人公のキョンを女性にしたモノ。色々書く人によって変わるんだが、作中で明言していたポニーテール好きにちなんで髪型はポニーテールだな」
「え? あの人主人公だったの? タイトルどおりハルヒが主人公じゃないの?」
「原作はキョンの一人称だし、ハルヒは何が起ころうと結局何も気づいていないので、どーみても主人公はキョンだろ。ハルヒは最高に目立つ脇役の狂言回しだ。だいたい、主人公でもなんでもなかったら、あのヤローはなんで老若男女にもてているんだ。ああいうモテ属性は主人公の固有技能だ」
「『老』若『男』女……男はともかく老は?」
「男があることに違和感を抱かず、なおかつ男が誰か瞬時に分かればハルヒ検定3級突破だ。老はとりあえず朝比奈みくる(大)でいいんじゃねえの? そもそもちっこい方も年齢詐称はしているんだし、老の資格あるんじゃね?」(鼻をほじりながら)
「しっかしキョン子は大流行だねー最近のハルヒ書いている絵師さんはみんな書いてるみたいだよ?」
「元々ツンデレだしな、アレ。ハルヒと言うツンデレとキョンというツンデレ。ツンデレマシンガンズがハルヒというお話の中心。結局性別が入れ替わろうが、ツンデレ同士なんだから成り立つんだよ。長門と周防は宇宙巌流島コンビで行こうぜ!」
「うーん、確かにキョンはクールな「クーデレ」ってヤツに分類されるんだろうし、古泉も女性化したらしたで献身的な百合ッ娘になるんだよね。なんというか秋葉原や日本橋で大活躍だよね……」
「まー薔薇よりゃ百合がいいという腐った男心。でも腐った女心は薔薇の方がお好みだと思います。ただこの二人の性別入れ替えるのはいいと思うんだが、それだとバランスが悪いので女連中も入れ替えの対象になるのが難点だよ」
「難点?」
「あの性格で男だとしよう。空気嫁ーとかウジウジしてんじゃねえとか回りくどいんだよとか言って、ぶん殴りたくなる」
「確かに、長門やみくるちゃんはギリギリなんとかなりそうだけど、ハルヒは駄目かもね。あの唯我独尊の性格は女性だから許されてるーっていうのもあるし。女性でなければもうキョンが殴ってるだろうね。実際、古泉が止めてなかったら殴っていただろう場面も有ったし」
「たぶんアレが男だったら、鬼畜王に並ぶ唯我独尊になるぞ。そう考えると、鶴屋さんはやはりフラットだな。明るくある程度空気が読めて個性的と、脇にしとくにゃ惜しいキャラだ」
「さすが、ちゅるやさんだね。ねえねえ五木くん、近代百鬼夜行の二巻はいつ出るんだい?」
「バスタードの新刊と同じ日です」
「すくな~ん……」
「元々鶴屋さん自体が憎めない愛嬌あるキャラだから、ああいう側面のあるキャラが生まれたんじゃねえかな」
「確かに鶴屋さんを嫌っているって人はあんま居ないね。でもハルヒTS化で一番ワリをくったのは、みくるちゃんかもね」
「なんで?」
「だって、みくるちゃん最強のチャームポイントの巨乳はどうがんばっても男には受け継げないじゃーん。へへーざまあみろ♪」
「ドブ沼のような悪意では有るが、悲しい女の嫉妬。ありていに言えばナイチチ恐い。まあ、巨乳という設定が使えなくても代わりの設定を用意すりゃいいんじゃないか? 同人書きの想像力は伊達じゃない!」
「代わりにねえ……じゃあ、女の憧れの巨乳の代わりに、男の憧れ巨こn」

 ~しばらくお待ちください~

「えー相方の春秋が黒服さんに拉致されたので、今日はこのへんで勘弁しといてやるぜって事で。ほんとはもうちっとTS化という物を突っ込んで書きたかったようですが、これ以上書いてもグダグダになるので別の機会に。しれっと次は別のこと書いているかもしれませんが、ご容赦を。そういうこともあるなーってワケで放談と付けた訳でして。だいいち、ここの中の人の予告なんてジャ○プの柱の広告並みなんですから『次回TSやります!』って言ってしれっと『朝倉さんのブラジリアン水着は長門へのあてつけなのか!?』とか普通にやりますよ? それでは次回のブラジリアンに思いを馳せてラスタヴィーニャ」

おまけ
「はっはっは、流石は世界的な殺人鬼。あの狂戦士的なチェンソーの扱いは、見習いたいものだ」
「はっはっはじゃないですよ。もし、トラックが通りかかってなかったら逃げ切れませんでしたよ」
「春秋が居ないと力が出せない冬夏とは違って、私は一人でも平気だからな。いざとなったら」
「いざとなったらって、なんで技術交流が殺し合いに摩り替わってるんですか? ところで、このまま日本に帰るんですよね? 目的のレザーなフェイスさんには会ったわけですし」
「うーむ、次はエルム街かクリスタルレイクに行こうと思うんだけど、どっちがいい?」
「いやー!!」