日々雑談~1706~

 帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100YEARS AFTERをゲットしたので観てみる。すっげえ、序盤の「なんか違うよね!? これ違うよね!?」から発するグダグダ感ハンパねえ……。

「キョウリュウジャーってもっと色鮮やかだよね!?」
「なんでこんなに寒色系なんだよ!?」
「同じ戦隊に紺と青色と空色混じってるのおかしいって!」
「銀と灰色もカブってるし!」

 そりゃ怪人も、キョウリュウジャー正座させて説教するよ! というか、四季モチーフな怪人四人衆、攻撃団四季の方が派手だよ! てーか、キャンデリラとラッキューロがグダグダの根源だろ! チクショウ! このツッコミ、全部制作側の思う壺だ!
 実際、これなんか違うヨ!?から始まるストーリーですが、話のスケールや完成度は激高です。なんでこんなにしょっぱなからグダグダなんだよ!?な事にも、ちゃんと確固たる陰謀と理由がありますしね。そんな理由を乗り越えての、キャンデリラとノブ太さんの繋がりは感極まる物しかなく。知ってると、キョウリュウジャーに付き合っているとああ!となるシーンもてんこ盛り。それに加え、この喜怒哀楽の混ぜっぷり、実に見事です。感情をこうしてぶっ放しまくれるのが、キョウリュウジャーの強みだったんだなあ!と。いやあ、いい100年後だった!
 ……最初に戻るってわけじゃないけど、最後は牧歌的というか、過去も未来も結構グダグダっすよね。いい意味で、ホントいい意味で。